橋本 祥男 先生からの回答
サプリメントなどは、
効いてくれれば良いなって程度の物ですが、
薬は必要があって処方しております。
副作用を心配されているのでしょうが、
副作用の悪影響より、効果による好影響の方が大きいから、
処方するわけです。
もちろん、抗がん治療などの場合、
副作用が強く現れすぎて、
本来の効果を上回ってしまう患者さんが居るのは確かです。
その際には減薬や休薬をするのです。
その判断の為に、定期的に検査をするわけです。
患者さんの勝手な判断で薬の投薬をいい加減にされると、
獣医師や医師は治療効果の予測や、
副作用の予測が大きく外れてしまい、
患者さんの体調の正確な把握が出来なくなります。
抗がん治療、特に子のこの場合は、
血液中にもがん細胞が見られるということですから、
完治を目標には出来ないと思います。
という事は、この治療で生活の質を落とさず、
少しでも長生きしていただく事を目標においていると思います。
我々獣医師は少しでも治療効果を高め、
なおかつ副作用を最小限にする事を考えています。
飼い主様の考えが、薬を飲ませない事なのでしたら、
その理由と気持ちを主治医に伝え、
話し合って投薬計画を見直すべきです。
くれぐれも勝手な判断はしないで下さい。
獣医師と飼主の協力無くして、
治療の成功はありません。
2008/06/26 11:38 参考になった! 0
投稿者 ごんびい さん からの返答
はじめまして
橋本先生 お返事ありがとうございます
切羽詰った気持ちで書いてしまい書き方に問題があったと思います 申し訳ありません
主治医の先生は本当に丁寧に説明と治療をしてくださっています
素人考えでステロイドに過剰反応して、メリットとデメリットを知りたいと思いました
お薬を勝手にやめるなんて事は絶対に致しません あくまでも先生の判断を仰ぎながら進んでいきたいと思います
今元気でいる彼を見ていると、飼い主が心穏やかでなければ彼も幸せではないかと…
言われる通り完治は難しいと思いますが、家族と共に彼を見守っていきたいと思います
またこの先ご相談させていただく事もあると思います どうかよろしくお願いいたします
2008/07/03 11:38
悪性リンパ腫の治療について
はじめまして よろしくお願いいたします
犬の悪性リンパ腫の治療と投薬について質問させていただきます
Aコッカスパニエル オス 7歳です
この病気になる前にこの子は不運続きで
バリカン負けによる肛門周辺の治療
臭い袋?の中の細菌の治療、目に傷を負わされてしまった時の治療に
続けてそれぞれ違うステロイド系のお薬を処方されていたと思います
結局免疫の低下がなかなか完治しない原因でもあったのだと思いますが…
17日に一応治療が終わり薬から開放されると喜んでいたのです
6月18日首の辺り左右に大きなしこりを見つけ病院で検査していただき、
昨日23日に悪性リンパ腫と結果がでました
そのまま説明を受け一回目の抗がん剤の投与を受けました
一週間で状態を確認しながら、2回目の投与を行なう予定です
その時とった血液にもリンパ腫が発見されてしまいました
これからの治療は
通常のリンパ腫の(VELCAP-L)プロトコールを試し状態を見ながら進める
もし効果がないようならすぐにロムスチンに変更していく、という事です
これに異存はありません
こちらでの質問回答を読ませていただいて、ロムスチンの治療の効果も信頼できると安心致しました
今回処方された薬は
ステロイドと説明されました
West-ward477(薬自体に記入されているものです) 朝1錠
サプリメント AHCC 朝2錠
ここでのステロイドの効果を教えてください
やはりきちんと飲ませた方が効果的なのでしょうか?
血液検査では貧血はみられますが、肝臓の数値はまだ正常範囲内です
それと漢方薬についての考えをお伺いしたいのですが
少しでも良いものはないかと色々探していると、そのような処方を受ける方もおられました
抗がん剤との兼ね合いも心配ですのでご相談したいと思いました
本人は痩せてきていますが、元気で食欲も今のところあります
どうぞよろしくお願いいたします