動物病院の院内で行なわれる検査は、白血病は抗原検査、免疫不全症は抗体検査です。
白血病検査は、血中にウイルスが存在している時期に陽性になりますが、感染後の潜伏感染期では、検査結果は陰性になります。何らかの刺激により、再度ウイルスが血中に出るようになると、検査結果は陽性になります。
免疫不全症は、生涯感染であり、抗体検査をしてますので、陰性へ転換することはありません。陰性になったのであれば、誤差と思われます。
さらに精度の高い検査法を行なうことは可能ですが、どのような検査法であっても、100%正確な結果を出すことはできません。
現在、検査精度が高いとされるのはPCR法ですが、この検査は、一般の検査機関での実施は無理と思います。
より精度の高い検査を求められるのなら、主治医の先生とご相談下さい。
2008/08/05 17:46 参考になった! 0
投稿者 shirazo さん からの返答
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
白血病について
>白血病検査は、血中にウイルスが存在している時期に陽性になりますが、
感染後の潜伏感染期では、検査結果は陰性になります。何らかの刺激により、再度ウイルスが血中に出るようになると、
検査結果は陽性になります。
→なるほど。陽性後、陰転したら治癒にちかいイメージを持っておりましたが感染後「潜伏している」というだけで、
今後刺激によっては、再度陽性に転じる可能性も考えなくてはならないのですね?
いままでは「感染潜伏期」でも検査で陽性反応がでると勘違いしていました。
なので、陰性で喜んでいました。まだまだ油断は出来ませんね。
だとすると、外に出ていた猫(感染の疑いのある)の場合、1度の検査で「陰性」と出てもあまり安心できない気がします。
整理すると↓で合ってますか?
陽性・・・・①発症のとき
②未発症だが血中にウイルスが存在しているとき
陰性・・・・①未感染のとき
②感染後で潜伏感染期のとき
免疫不全症について
>免疫不全症は、生涯感染であり、抗体検査をしてますので、陰性へ転換することはありません。
陰性になったのであれば、誤差と思われます。
→私も以前から主治獣医やネット情報等でそう聞いておりました。これについてはさすがに誤差なんだろうな~と疑っていました。
95%外の5%に入っちゃったというところでしょうか・・・
今回のように誤差が出た以上は、(どんな検査も誤差というものはあると認識しています)
やはり定期健康診断+ウイルス検査も毎回受けたほうが良いと判断しました。
そのほうが、より飼い猫の状態を把握できそうです。出来るだけ元気で長く生きてもらいたいので。
回答ありがとうございました。
2008/08/12 05:46
猫ウイルス検査の正確性について
こんにちは。どうぞよろしくお願いします。雑種成猫オス・8歳くらい(元野良?元誰かの外飼い猫?)を保護しておよそ4年です。
まずは今までの経過を書きます。
2005年に体調不良で病院にかかり、その際のウイルス検査で白血病・エイズ両方陽性が出ていました。しかし白血病発症ではなく、ヘモバルトネラでした。
その後ヘモバルトネラから持ち直して体調も安定し、しかしwキャリアということでそれなりの覚悟をして現在まで過ごしておりました。今年冬に膀胱炎になりましたが、他は大きな病気もなく安定しています。
で、今年6月です。
年1回の3種ワクチン接種に向けて、血液数値検査および再度ウイルス感染症検査したところ、エイズは陽性で白血病(FelV)が陰性でした。FelVが成猫で陰転するとは正直驚き、大変うれしくもあったのですが、信じられない気持ちが大きく・・・
ダメ押しでセカンドオピニオンで今月8月に再度検査したのです。
今度はエイズ・白血病共に陰性でした。
正直、今、混乱しています。
前置きが長くなりました。
今回教えていただきたい事とは、
①毎回違った検査結果に関して、どのような可能性があったかです。
ウイルス検査キットの「正確性」は95%と聞いていましたが、3回とも結果が違うとは・・・
白血病→陰転、
エイズ→2005年時の検査結果が擬陽性だった、でしょうか??でも今年6月でも陽性になっているし。。。
何だかわけがわかりません。
②院外の機関に、より詳しい検査をお願いした場合、100%白黒つきますでしょうか?
調べて出た検査結果は受け止めるしかないと思っております。
シニア期に入ります今後、なにか起こったときに対処する治療方法も違ってきますので、ハッキリさせたいのです。
その前にこちらの獣医さんに是非ご意見を伺いたく質問いたしました。
どうぞよろしくご回答お願いいたします。