だいじょうぶ?マイペット

僧帽弁閉鎖不全と肝バイオプシー

質問カテゴリ:
食欲の異常

対象ペット:
/ シーズー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
滋賀県 / ももりんごさん (この方の過去の質問 1件)

 
2008/12/11 12:45

はじめまして。うちの実家のシーズー犬10歳について質問させていただきます。宜しくお願いいたします。2008年4月頃に急性(?)心不全を起こし、その時に僧帽弁閉鎖不全と診断されました。その当時私は実家に暮らしていなかったので詳しいことはわからないのですが、おそらく重度に近い症状ではなかったかと思います。その後は獣医さんに処方された薬(何かはわからない)を飲ませており、私が実家にすむようになってからは獣医さんを変更しましたので、それから(9月)新しい獣医さんからはベトメディンを一日2錠処方していただいていました。

今年10月末の夜、好物にも目を向けないなど突然食欲がないと思ったら嘔吐をしだしたので、次の日に獣医へつれていきました。その時は、何が急性(又は慢性)肝炎の治療をします、とのことで、2.3日点滴をしてもらい、その後は肝臓のお薬(ウルソ?ともう一つは砕いてあるので分かりません)を処方してもらい、様子をみることとなりました。また、最後の1週間はベトメディンが影響している可能性を考慮して、ベトメディンもストップし代わりにフォルテコールをあげていました。その後の2週間、1週間ごとに血液検査を行って頂いて1ヶ月同じ治療をしてきたのですが、GOT,GPT,ALPまたコレステロールも基準の数値から、かけ離れて高くその後も下がらない(実際の数値はコピーを頂いていないので分かりません)ので、肝臓に腫瘍などがあるか又はホルモンのバランスが影響して値が下がらないのではないかと言われここでは詳しいことはわからないので、大学病院を紹介して頂きました。

その後大学病院で診察(詳しい血液検査・レントゲン・エコー)して頂き、心臓の状態がかなり悪いのでまずそちらを改善しなければならないということで、ベトメディン、エースワーカー、利尿剤2種、ウルソ、グリチロン、プロへパゾンを頂き、先生のお話しでは心臓の機能が正常ではないため、肝臓内での血流が悪い(というようなこと)ので、肝臓にも影響が出ているのではないかという診察で、1週間薬をあげて様子を見て1週間後に診察・血液検査を行うことになりました。

先日大学病院2回目の診察へ行ったのですが、心臓は劇的に改善されて落ち着いているが残念ながら肝数値が全く下がっておらず、心臓と肝臓の問題は別の物と考えられる、という診断でした。詳しい血液検査の内容を見て考えられるのは銅貯蓄性症だが、これ以上の判断は生検しかなく、そうすると全身麻酔をする必要があり弁膜症もあるため、麻酔をしたことで命のリスクがある可能性も否めないということで、現在決断に迫られている状況です。

心臓の状態から見ると先生曰く、どちらにせよ1、2年生きられたらよいだろうということですし、この上体を傷つけ苦しめ又検査によって命の危険に愛犬をさらすこともふがいなく、かと言って、少しの可能性を捨ててこのまま悪くなっていくのを見るだけもつらい...、はっきり言って非常に悩んでいます。もちろん行きつけの獣医さん、大学病院の先生共々信頼しているのですが、決断するための参考にアドバイスを頂けたらと思う次第です。前置きが長くなりましたが、以下質問です。

1)心臓の状態が悪い場合全身麻酔を行ったら、どれくらいのリスクがあるのか?大まかな数字、例えば失敗率約何%などありますでしょうか?実際、状態を看られたわけではないのですが、もしこのような状態の子にバイオプシーを勧められますか?

2)肝臓が悪いことでの全身麻酔のリスクは明言されませんでしたが、麻酔したことで肝臓自体が悪化することはありますか?

3)バイオプシーで100%診断できるのでしょうか?そうでなければ、次に出来る検査は?

4)肝数値が高いのが長い間続くと、近いうちに状態が劇的に悪化してしまう可能性はありますか?

ちなみに、最初に吐いた日からその後は全然吐いていません。また、食欲もまあまああるようです。元気がなかったのは心臓の薬を大学病院で処方して頂き飲ませてからは本当に向上しました。おしっこは利尿剤を飲ませる前までは鶯色、その後は正常(今は利尿剤は飲ませていません)うんちは普通で下痢なども全く出ていません。

本文・質問長くて申し訳ありません。宜しくお願いいたします。

ご心配のことと思います。

大学病院にかかられているということなので、専門的なアドバイスよりも、かかりつけ医として、回答します。

1)正確なデータはないと思います。心機能の程度、麻酔時間にもよります。

2)まったく無いとは言いませんが・・・・・、逆に原因がわかることによって、治療が開始され、一時的な悪化を取り戻すこともあります。

3)生検も、お腹を開けて目で見ながら異常な部分をとる方法、
エコー下で、モニターしながら一部をとる方法と色々あります。

ワンチャンに負担の無い方法は、お腹を開けず、麻酔時間も少ないエコー下でのバイオプシーですが、診断精度は落ちます。これに対して、開腹しての目視下での採材は、検査精度は上がりますが、麻酔時間も長く、開腹するので負担は大きいです。

最近、腹腔鏡を使って、目視下でお腹を開けず採材する方法も一部では行われていますが、非常に技術を要します。

組織検査は、目的の場所さえ取れれば、かなり正確な診断は可能ですが、その目的の場所を如何に採材するかで、負担や精度が変ってくるということです。


4)原因によると思います。


投稿者 ももりんご さん からの返答

お忙しいところ本当に有り難うございます。

まずは心臓の状態のを向上させてから、ということで、投薬を続けていたところ、肝数値も若干低下してきたようです。どちらにせよ、負担になる生検は避けたいところなので、現時点ではこのまま投薬と心臓の様子を見ていきましょうということで、ひとまずほっとしています。本人(本犬?)も見た目からして元気がでてきました。

今後、治療を見直した時、不本意ながらも生検ということもありえるかもしれませんが、そのときの参考にさせて頂きます。本当にありがとうございました。

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