秋山 丈二 先生からの回答
投稿者 マー子 さん からの返答
お早いお返事を頂きありがとうございます。
また、お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
10歳は、まだ高齢ではないとのご指摘を頂き安心しました。
心臓も今のところは大丈夫と言われておりますので、元気があるうちに手術する方向で考えていきたいです。肺転移なども考えられるのですね・・・。早いうちに、動物病院へ行き検査してこようと思います。相談に乗っていただき、ありがとうございました。
2009/08/06 08:43
井上 平太 先生からの回答
今晩は。
精巣の腫瘍には通常3種類がございます。
①間質細胞腫 ②精上皮腫 ③セルトリ細胞腫 です。
飼い主の方が癌とおっしゃっているのを悪性の腫瘍と想定いたしますと③のセルトリ細胞腫と②精上皮腫(セミノーマ)の一部が、悪性の物と言えましょう。大きくなってから悪性になるのではなく悪性の物は小さいうちから悪性です。できるだけ早期のうちの摘出手術が良いと思われます。上記の場合にはエストロゲンの分泌が多くなり再生不良性貧血や出血傾向になりますので、手術には細心の注意が必要です。手術自体は難易度の高いものではないのですが、出血のコントロールが困難な場合があるわけです。
手術を受ける年齢としては、けして高齢ではございません。しかし、この子の健康状態は判りませんので、その辺を詳しく調べてから手術を受けた方が良いでしょう。血液検査やレントゲン等による転移の有無、場合によっては針生検による細胞診も受けた方が良いかもしれません。
これらに問題が無ければ手術の適応と考えられます。お大事にしてください。
2009/07/31 00:42 参考になった! 0
投稿者 マー子 さん からの返答
こんにちは。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
腫瘍に関する詳細な説明を頂き、ありがとうございます。
悪性は小さいうちから悪性とのこと、悪性だった場合は出血傾向にあることなど、知らない事ばかりで大変勉強になりました。
腫瘍が大きくなり始めてから、今月で半年が経過します。今も少しずつではありますが、大きくなってきてるようです。まだ手術可能な年齢とのご指摘も頂きましたので、手遅れにならないうちに、なるべく早く病院へ連れて行きます。詳しい検査もしてもらい、マイロが元気で長生き出来るように、良性・悪性のどちらの場合であっても、手術する方向で考えていきたいです。
この度は、ご回答頂き本当にありがとうございました。
2009/08/07 12:42
停留睾丸の手術について(高齢犬)
初めて質問させて頂きます。アドバイス頂きたいと思いまして質問させて頂きました。どうぞ宜しくお願い致します。
我が家には、10歳のキャバリアがいます。
生まれた時から停留睾丸と診断されておりましたが、手術に抵抗があり今まで去勢はせずに過ごしてきました。
10歳になり、だんだん睾丸が大きくなってきました。動物病院で受診した結果、精巣腫瘍だと診断されました。痛みもなく気にしている様子もないので悪性ではないだろうとの事でした。念のため手術を勧められましたが、高齢ということと、術後に元気を失くしてしまったらどうしようという不安もありまして、なかなか踏み切れずにいます。
半年経過した今、腫瘍は5cmくらいになっております。最近は伏せもしずらそうですし、少し痛むのか、時々キャンッと(主に伏せをする際)鳴いたりします。
他に気になる症状はなく、ご飯もきちんと食べてます。
高齢犬ですが、早めに手術した方がいいのでしょうか?手術は比較的簡単なものですか?術後に元気がなくなったりしないか心配で、今も踏み切れずにおります。
また、このまま肥大していくと癌になってしまう可能性はありますか?