是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、rusyiさん
駆虫効果としては、スポット式も内服薬も同じですので老犬だからという理由ではないと思います。
フィラリアの感染は血液検査で調べられたのだと思いますが、来年5月に予定されている血液検査の目的は何でしょう。
もし現在心臓にフィラリア成虫がいるのであれば、その成虫が産むミクロフィラリアが血中であまり増えないようにするために、年間投薬といって、通常のシーズン以外にもフィラリア予防薬を投薬することが多いのです。
ミクロフィラリアはそのままでは感染能力がなく、いずれは血液中で死んでしまい吸収されますが、その数が多いためあまり放っておくと様々な障害を引き起こします。出来れば、12月〜5月くらいまでのオフシーズンのミクロフィラリアに対する対策は取っておいてもらってください。
また、成虫への直接の駆虫は年齢や全身状態を考慮して慎重にする場合もありますが、ミクロフィラリアの駆虫はフィラリアの症状が発症するリスクを下げる意味で、とても有意義なことだと思いますので、もう一度担当獣医師と相談なさってください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2010/11/05 09:45 参考になった! 0
投稿者 rusyi さん からの返答
先生、迅速なご対応そしてご親切にご回答して頂き心から感謝しております!本当に助かりました。ありがとうございます!
血液検査はこれから毎年五月にしてくださいと獣医さんに言われております。(しかし、現在の予定では11月と12月の点滴のみなので、五月の血液検査でも検査結果は変わりませんよね)
私もオフシーズンの期間、何もしないということがとても不安でした……。
そうですね、オフシーズンも駆虫するために処方して頂く方向で相談してみます。
ですのでもう一度先生のご意見をご参考にして、獣医さんとご相談していきたいと思います。
お忙しい中、アドバイスをくださいまして心より感謝致しております。
ありがとうございました!
2010/11/12 09:45
フィラリアと診断されました。
初めまして。
フィラリアについてご相談があります。
アドバイスをどうしても頂きたく投稿させて頂きました。
どうか、ご回答頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
愛犬がフィラリアに感染してしまいました。
飼い主の過失だということ、偏った知識を持ち、愛犬を苦しめてしまったことに今は後悔と反省の念を抱き、出来る限りの最善を尽くし愛犬のために全力を尽くそうと考えております。
本日、動物病院に行きフィラリアに感染していることが判明しました。
現在12歳(12月で13歳:雑種)の老犬です。
フィラリア特有の症状(嘔吐や腹水など)は現在は見当たりません。
本日動物病院へ行ったところ、スポット式のお薬(レボリューション)を頂き、こちらを今月と来月に点滴して、来年5月に血液検査をするように言われています。
ミクロフィラリアをまずは駆虫するとのことなのですが、
5月までこのままの状態でいいのだろうか…と、とても不安です。
現在、まだ症状が見られないのでこれから悪化する可能性があるのではないかと、
今出来ることがあるのではないかと不安になっています。
飲み薬は渡されなかったのですが、インターネットで調べてみると、
お薬を飲んで、成虫を弱らせる方法をとってる方が多いように思われました。
スポット式だけを処方されたのは老犬だからということなのでしょうか。
急死はありえますかと訊いたところあり得ますとご回答されたのですが、
このままミクロフィラリアだけを駆虫して成虫を残すということは、
病状を止めていることになるのでしょうか。病の進行は続きますか。
どうかご回答頂けますと幸いです。