今瀬 覚 先生からの回答
こんにちは
猫の停留睾丸は、犬に比べて非常に少ない為、腫瘍化する可能性も、はっきりしません。
個人的には、かなり少ないのではないかと思っています。
ただし、発情に伴う問題行動(スプレー等)は、早期に起こる可能性が高いので、それが起きてからでも良いかもしれません。
手術は、開腹手術になりますが、睾丸が見つからない例は、ほぼ無いと考えますし、それほど難しい手術ではありません。
もちろん、全身麻酔による開腹手術ですので、避妊手術と同程度のリスクはありますので、その点を考慮した上で決めれば良いと考えます。
2012/06/27 22:33 参考になった! 0
投稿者 koko55 さん からの返答
この度はご丁寧なアドバイスお礼申しあげます。手術について悩んでいたのでとても参考になりました。ありがとうございました。
2012/07/04 10:33
停留睾丸
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
停留睾丸のネコについての質問です。今現在、1歳6ヶ月のアビシニアンのオスです。手術をした方がよいものか悩んでします。
今のところ、スプレー行動や発情期独特の鳴き声等は見受けられません。ただ…このままだと将来的にお腹の中にある睾丸が腫瘍化する可能性があると聞き、手術はした方がいいと言われつつ、1歳6ヶ月になってしまいました。
開腹手術になりますし、お腹を開けても睾丸が見つけられない場合もあると聞きました。リスクを背負ってまでも、手術を受けさせた方がよいものか悩んでおります。
元々、消化器系統が弱く柔便傾向(消化器サポート系の餌にて対応中)と、皮膚疾患(治療中)をもっています。
よろしくお願いいたします。