薬の量について

質問カテゴリ：: その他
対象ペット：: 犬 / マルチーズ / 女の子 / 10歳 5ヵ月
質問者：: 岡山県 / としくんさん
: 2017/02/26 17:14

ご質問させていただきます。

当方マルチーズ１０才（メス）です。
昨年末よりせき込むことがあり時々食べた物が飲み込めなくて戻すようになりました。（その他異常はみられずとても元気です。）
かかりつけのお医者様を受診し聴診・レントゲンと心エコーから僧帽弁不全による左心室肥大？と肺に水が溜まっているとの診断でした。

投薬の内容はフォルテコールプラス1.25/2.5m１錠を２回/日
ニトロールＲ20m　１カプセル１回/日とスピロノラクトン1/4錠を
２回/日　ルプラック1/4錠を１回/日です。

現在２週間程度服用しておりますが症状は軽快していってるようで
せき込むことは減りました。
ただ部屋は常に暖かいじょうたいなのですが、投薬開始から小刻みに震るようになりました。

心臓の薬を飲ませるのは初めてなのでお薬について調べたところ
体重５ｋｇまでは1/2錠を１日/２回と説明文に書いてありました。

その点が気になりましたが担当のお医者様には流石に投薬量が多すぎませんか？と素人からは聞けませんし、投薬当初は多めの処方もあるかも？と考えまして再診時にしばらくしたらお薬は減りますか？と質問させていただきました。
するとこの手の病気の場合薬は利尿剤は徐々に減らすが薬が心臓の薬は増えることがあっても減ることは無いとのお話でした。

なにぶん心臓のお薬ですし、最近震えも出ていますのでこのフォルテコールプラスの通常量の倍量処方は大丈夫なのか？と不安になっております。
長年お世話になっている先生なのでこの点を直球で質問することも出来ずこちらにご質問させていただいている次第であります。
現在の投薬量は問題の無い量なのでしょうか？
お手数ですがご回答宜しくお願い致します。

岩田賢一先生からの回答

いわた動物クリニック（神奈川県）

はじめまして。

心臓の薬は確かに減らすことはないですが利尿剤は減らすことはありますのでその点を主治医に聞いてみてください。

フォルテコールプラスは倍量の処方でも大丈夫です。しかし利尿剤はその時点でなくしたほうがいいと思います。

理由はフォルテコールも利尿作用はあるのです。しかし心臓や肺の状態が記されていませんので主治医がどういう目的で

薬を出しているかわかりませんので否定はできません。利尿剤がどういう目的でどの程度必要なのかをお聞きになったらいかがでしょうか？

2017/02/27 20:32 参考になった！ 4

投稿者としくんさんからの返答

お世話になります。

ご回答ありがとうございました。

フォルテコールプラスの倍量処方は大丈夫なのですね、安心しました。
ただし利尿剤はその時点で無くした方がよいとのこと・・・

うちの場合は当初よりフォルテコールプラス倍量処方と利尿剤２種類
でした。理由は僧帽弁不全による左心室の肥大と肺にかなり水が溜まってる
（レントゲンとエコーによる診断でした）ためでした。
ご指摘の通り利尿剤は落ち着いたら減らすとのお話でしたがフォルテコール
プラスは４ｋｇだとこの量でちょうど良いとおっしゃられました。
ここで通常量の二倍でなぜちょうど良いのかまでは説明がありませんでした。
最近震えが頻発しているので心配になりご質問したところでした。
（説明文には場合によっては倍量も可能との文言が無かったので）
しかしながら一般的にあるようでしたら心配し過ぎでしたね。
震えの原因について次回質問してみます。
ご回答ありがとうございました。

2017/02/28 00:10

投稿者としくんさんからの返答

もうしわけありませんが再度質問させていただきます。

ちなみにフォルテコールプラスの倍量処方は一般的に多いのでしょうか？

我が家の犬は咳以外はすこぶる元気で食欲も旺盛です。
最は（投薬開始から約３週間）咳も落ち着きましたただ多飲多尿は凄いです。
ですので素人考えですが重症のために倍量処方？は当てはまらない
ような気がしまして・・・
これも素人考えですが徐々に増やす又は徐々に減らすではなく最初から
倍量ですが主治医の先生は減らすことは無いとおっしゃられたので
逆に通常量の処方とはどのような状態のときが当てはまるのかと・・・
なにぶん心臓のお薬ということで神経質になってます。

再度で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

2017/02/28 00:28

再び岩田賢一先生からの回答

フォルテコールの倍量はおそらく利尿剤を増やすよりは安全かつ利便性があるからとおもいます。

実際適正量の倍服用（テーブルで置いといたら食べてしまった、つまり誤服用）でもまったくとはいいませんが副作用はあまりなかったです。

フォルテコールは肝臓で代謝されたときに活性化され効果を発揮します。

その効果とは、血管拡張作用、利尿作用、心拍出量増加、容量過不可の低下、心筋保護により心臓への負担を減少させるからです。

肺水腫がかなり進行しているのでしたら安全面を考慮すれば、やはり主治医の処方もありかとも考えます。

ただ主治医の処方に納得がいかないなら直接おききになってください。どの処方もベストとは言い切れないのも実情ですから。

2017/02/28 10:52