至急回答求む！ティーカッププードルの赤ちゃんの鼠径ヘルニアについて

質問カテゴリ：: その他
対象ペット：: 犬 / トイプードル / 女の子 / 0歳 1ヵ月
質問者：: 東京都 / Lukoさん
: 2020/11/28 18:37

ブリーダーサイトを検索してティーカッププードルで気に入った子がいて100万弱と金額がかなり高額です。ブリーダーさんは遠方のため画像とお写真だけでその子には会いに行けない状況なのですが、話をしている中で90万まで値引きをしていただけることになり、少し購入の話が現実味を帯びてきました。しかしブリーダーさんからさらっと「健康診断で、左右に鼠経ヘルニアがみられましたが、今のところ日常生活には支障ありませんし、成長と共に引っ込む場合もあります。」というメールをいただきました。そして大丈夫なのか心配ですと返信すると、「万が一、大人になってヘルニアの手術が必要になったとしても、手術自体難しくありませんし、避妊手術の時に一緒にしてもらう事もできます。今の状態ですと手術の可能性は低いと思いますが…」という返事が帰ってきました。対応はとても良くて色々と画像などは快く迅速に送ってくれます。本当に可愛い子で気に入っているだけに購入について考えています。
最近飼っていたトイプードルがもともと心臓の弁膜が悪く薬を飲んでいたのですが肺に水が溜まってしまってしまい当日まで元気にしていたのに発作のように急死してしまいました。ペットロスでまだまだ悲しみと寂しさが癒えていないのですが、色々考え新しい子を迎え入れる決心をしたのですが、病気に対して敏感になってしまっています。

購入前に鼠径ヘルニアがあるとわかっている場合、わかっていて購入すべきなのか、それともやめた方がいいのか、そもそも赤ちゃんの鼠径ヘルニアは騒ぐ程のことでは無いのか、もしも手術をしなければいけない場合保険は使えるのか教えてください。

栗尾雄三先生からの回答

konomi動物病院（広島県）

獣医師の栗尾と申します。

ブリーダー様がおっしゃられるように鼠径ヘルニアがあったとしても、ほとんど問題となることはありません。
手術が必要となるかどうかはヘルニアの程度によりますが、成長とともに気にならない程度におさまることもあります。
赤ちゃんの鼠径ヘルニアは騒ぐ程のことでは無いのかということですが、騒ぐようなことではありません。
正直、割とよくあることです。
人でも生まれつきデベソの人がいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの場合、日常生活に何ら問題ないかと思います。そういう感覚です。
手術となると保険適応になるかどうかですが、保険会社により対応が異なります。ただ、多くの場合は保険適応にならないかと思います。
それでも、避妊手術と同時に整復する場合はそこまで高額になることもありません。
一般的には避妊手術と合わせて治すことが多いですね。

私個人的な意見なのですが、鼠径ヘルニアがあると正直に伝えてくれるブリーダー様は信頼のおける良いブリーダー様であることが多いかと思います。その分、費用もかかるかもしれませんが、大切な命のことなので仕方ありません。
世の中には質の良くないブリーダー様もいらっしゃいます。そういうときは全然問題視せずにヘルニアのことなど気にかけてくれないかもしれません。

獣医師としてはペットロスはつらいことですが、世の中にたくさんのペットが増えることはうれしく思います。
ぜひとも迎え入れて欲しいなと期待しています。

参考にしていただければと思います。

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konomi動物病院　獣医師　栗尾雄三

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