無気肺について

質問カテゴリ：: その他
対象ペット：: 猫 / 雑種 / 女の子 / 1歳 0ヵ月
質問者：: 鹿児島県 / みけちゃんさん
: 2021/04/15 11:27

1歳の猫についておたずねします。
2020年の5月に、生後1か月くらいであろうみけちゃんを保護しました。呼吸がぜいぜいいっていて、育つか不安でした。
動物病院につれていってそのまま入院になりました。1週間ほど入院して、大丈夫とのことで連れ帰ったのですが、やはり呼吸がおかしいと思い、違う病院につれていって、レントゲンを撮ってもらったら、肺炎をおこし肺が無気肺となっているとのことで、投薬治療をしました。
1か月の投薬後レントゲンを撮ったら、肺の状態もだいぶよくなっているとのことでしたが、麻酔のときは、違う方法でやりますので、無気肺だったと言ってくださいといわれました。
その後、とても元気で、避妊手術も無事にすみました。
おたずねしたいのは、無気肺だった肺は、投薬でよくなったとはいえ、やはり通常の肺よりも弱いものなのでしょうか。
この冬、とても寒い日とかは、たまにぜいぜいいうこともありました。
ほかの猫と走り回ったあとは、少し息が荒いようです(走り回れば、どの子もそうかもしれませんが・・)これから、この子にとって、無気肺だったということは、特別に気をつけることはあるのでしょうか。

私は、保護活動をしていて、保護した子に里親をさがして譲渡する活動をしています。この子を譲渡しても大丈夫かなと不安で躊躇しています。気を付けるべきことがわかれば、お伝えして、それでもいいといってくださる方をさがそうと思います。よろしくお願いいたします。

栗尾雄三先生からの回答

konomi動物病院（広島県）

獣医師の栗尾と申します。

無気肺だった肺は通常の肺より弱いものなのか？ということですが、
弱いものと考えていいかと思います。
なので、それが原因で呼吸状態が完全に回復しない場合は、ダメージを受けた肺を摘出することも検討する必要があります。
（実際に摘出することは少ないですが）

気を付けることはやはり過度の運動を控えるということかと思います。
酸素の利用能力は低くなっていると考えれるので、仕方ありません。
それでも生きていくには十分な程度ではないでしょうか。

譲渡については譲渡される側がどう感じるか次第です。
あまり激しい運動をすると息が切れやすいということを伝えれば十分かと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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konomi動物病院　獣医師　栗尾雄三

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どうぞよろしくお願いいたします。

2021/04/15 19:23 参考になった！ 0

投稿者みけちゃんさんからの返答

栗尾先生へ

早速の丁寧な回答、ありがとうございます。
現在、普通にしているぶんには問題なく過ごしています。
それでもやはり、通常とは違うのかと考えていました。今回、的確な回答をいただいて、今後のみけちゃんにとって最良の道をさがすのに、きちんと伝えることがわかりました。
ありがとうございました。感謝いたします。

2021/04/15 21:31