浅川雅清 先生の過去の回答履歴一覧|64ページ目
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こんにちは。
追加のご質問ありがとうございます。
貧血の検査は、一口に言っても多様な検査になりますもので、詳細は割愛させて頂きますか、まずは顕微鏡にて赤血球を確認し、再生性、非再生性、低色素性、正色素性、など様々に分類するところがファーストステップです。
そこから考えうる疾患の検査を行って行きます。
添付頂いた資料では「小球性低色素性再生性貧血」と機械が判断しているようですが、あてにならない気がします。
クッシング症候群の症状に関しては、よく勉強されているようで仰る通り、多飲多尿の他多食、脱毛、体重増加なとが認められます。
当てはまる症状が多飲多尿のみのようなので(12kgで1Lの飲水は多飲でいいと思います)、もしかしたらクッシング症候群では無い可能も残されてると思います。
肝臓胆嚢に関しては治療されていてもALPが上昇しているので、やはりホルモン検査に進むのが一番明確に治療方針が立てられ...2023/09/21 13:32 -
こんばんは。
長らく咳が出ているとのことで、心配ですね。
さて、犬の咳というのは、概ね「呼吸器」または「心臓」からでることが多いです。
高齢に差し掛かったところで考えうる病気としては気管虚脱や気管支拡張症、アレルギー性気管支炎などが考えられると思います。
心臓の病気も、進行してくると気管を圧迫し咳が出ます。
僧帽弁閉鎖不全症が有名ですが、他、地域によりフィラリア症などの寄生虫も考えます。
今回は経過が3、4年とのことなので、心臓より呼吸器を疑いますが、一度レントゲン検査を行うと、両方とも評価でき安心かなと思います。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/09/20 21:12 -
こんばんは。
度々失礼致します。獣医師の浅川です。
兼ねてから今回のケースはクッシング症候群を疑っておりまして、今回もまだクッシング症候群の可能性を否定はしていません。
意外と、エコー検査で副腎が大丈夫に見えても、ホルモンを測定して見ると高値を示すことはよくあります。
また、貧血に関しては検査が進められていないようですが、ホルモン疾患の子は貧血を伴うケースが多々あります。
さて、まずはALPのおさらいですが、ALPが上昇する原因は、肝臓胆嚢の疾患、骨の疾患、ホルモンの疾患、この3つです。
それを数値で確認する「ALPアイソザイム」という外注検査があります。
こちらをやってみても良いと思います。
予想としては、肝臓胆嚢の疾患またはホルモンの疾患を予想していますが、胆泥症に対して治療していますでしょうか?
もし、治療をしているのにも関わらずALPが上昇するのなら、やはりよりホルモンの疾患を疑います...2023/09/20 21:05 -
こんばんは。
発作が繰り返しており、とても心配ですね。
さて、今回の発作が一番最初に起きたのは12〜13歳の頃で宜しいでしょうか?
この段階で、脳炎や脳腫瘍などの脳の疾患を第一に考えます。
となると、今年9月の発作は、そういった基礎疾患の進行で起こっているものと予測されます。
また、コンセーブは効果が現れるまで最低5日は要する事が知られています。
今回のように発作が頻繁に起こるときは、レスキューとしてレベチラセタムのような即効性のある薬を併用します。
コンセーブの量が適切かどうかは、外注検査の血中濃度測定が必要になりますので、治療と平行して行いましょう。
それが低値であればコンセーブを増やせばなんとかなると思いますが、お話を聞く限りはコンセーブのみでのコントロールは難しいように思います。
すなわち、即効性のある薬を併用することはもちろんのこと、根本原因にアプローチするような、例えばス...2023/09/20 20:24 -
こんばんは。
誤食したは心配になりますよね。
さて、今回は4ミリの金属、かつ鋭利ではないものと言うことで、確実にとは言えませんが閉塞せず便で出ると思います。
嘔吐無く元気にしてくれて、かつ一週間以内に便を崩して確認して、排出されれば問題ないと思います。
ご参考になれば幸いです。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/09/19 20:40 -
こんにちは。
手短な回答で申し訳ございませんが、アドバイスさせていただきます。
皮膚のしこりは、やはり細胞診をしてあげるのが一番良いです。
ご都合の合うときに一度ご受診してはいかがでしょうか?
あくまで予想ですが、注射刺激による「無菌性結節性脂肪織炎」ではないでしょうか?
わたくし自身、採血部位にできたことはありませんが、ワクチン部位などにはよく発生します。
ステロイドで徐々に小さくなりますが、無治療だと縮小はごくゆっくりです。
細胞診においては、炎症細胞が少量とれるのみで、有用な初見は得られないはずです。
他の腫瘍との鑑別の為に、一度受診を推奨します。
ご参考になれば幸いです。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/09/19 14:45 -
こんにちは。
繰り返す症状でとても心配ですね。
さて、今回行った検査に関してですが、尿検査のみでしょうか?
レントゲン検査やエコー検査は行いましたでしょうか?
また、膀胱炎の原因として「細菌」や「結石」は確認されていますでしょうか?
猫の膀胱炎において、細菌性膀胱炎は発生率が低く、概ね特発性膀胱炎であることが多いです。
恐らく今回のケースも特発性膀胱炎です。
簡単に言うと、ストレスを感じて膀胱炎になっているようです。
リモコンの件も含め、何か本人がストレスになっているものはありませんでしょうか?
精神的なストレスもそうですが、内臓に何か異常があり、痛みストレスから膀胱炎になることもあります。
ですので、血液検査はさておき、レントゲン検査や超音波検査も必要な検査だと思っています。
特発性膀胱炎に関してはいろいろアドバイスがありますが、長くなるのでまた診断が固まったら再度ご質問くだ...2023/09/19 14:40 -
こんばんは。
少し心配な症状ですね。
ピンクっぽいということですので、出血しているのかもしれません。
もしくはその色に近い食事を与えていると、そうなることもあるでしょう。
元気食欲はあるとこので安心ですが、続く場合は必ずご受診頂くことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです!
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/09/18 22:15 -
こんばんは。
万が一卵巣遺残だとなかなかショックですね。
さて、今回の検査の解釈、わたくしもとても難しいと思い、かつ今後の経過が非常に気になりご回答させて頂きました。
まず、検査会社の説明文を元にホルモンをおさらいしますと、
エストラジオール→発情期に分泌、卵巣の他副腎からも出る
プロゲステロン→黄体期に分泌、ほぼ卵巣の黄体のみから出る
ですので、今回のケースは「発情期」であったため、プロゲステロンは低値であったと推察されます。
発情期が来たということはすなわち卵巣遺残があるのか?と言われると、少し根拠に足りませんね。
後は、超音波検査にて、腎臓の尾側に卵巣様の構造物が確認できたらほぼ確定なんだと思います。
では、卵巣遺残以外の可能性はありえないのか?と言われると、上述した通り副腎からも分泌されるので、あくまで予想でしかありませんが、副腎皮質機能亢進症などでエストラジオールの産生...2023/09/18 22:10 -
お薬を飲ませるのは大変ですよね。
特にフラジールは苦いので尚の事です。
個人的には液体より、ちゅ〜るやちゅ〜るび〜、メディボールなどの投薬補助おやつの使用を推奨します。
特にちゅ〜るであれば、粉々にして混ぜた後、指で口に塗り込むことも可能です。
嘔吐や下痢、食欲不振、発熱があれば、どこでも良いので受診されたほうが良いでしょう。
入院か通院かはその時の状態で、診察した先生の指示に従いましょう。
宜しくお願い致します。2023/09/18 07:08