二本松 昭宏 先生からの回答
ようさん こんにちは。
病気としては、膀胱炎が先ではなく、膀胱結石があり、続発症というかたちで、膀胱炎が起こっているものと思われます。
まず、pHコントロールを続けていても溶けにくい時には、石の同定をしておいた方が良いかも知れません。結石の種類によっては溶けにくいものもあります。
それと、エコーだけでは大きさが分かりにくいですので、レントゲンを撮って、治療しながら小さくなっているのかを比べてみることが役に立つと思います。
小さくなっていないなら、手術した方が良いかも知れません。
繰り返し膀胱炎がおこると、膀胱の壁はより傷ついて分厚くなっていきます。
抗生剤は、膀胱炎のあるときには飲ませておいた方が良いでしょう。
ただ、ずっと同じのを何ヶ月も使うと耐性菌が心配ですので、種類を変更することも考慮した方が良いかも知れません。
かかりつけの先生とよく相談しながら、しっかり治療をしていってあげて下さい。
2005/10/21 21:57 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいところ、貴重なご意見をいただきまして本当にありがとうございました。
エコーのみで、レントゲンはやりませんでした。
住まいが栃木県なものですから、お伺いできず非常に残念です。
明日、他の病院に受診してみたいと考えております。
命ある限り、なんとか守ってやりたいと思います。
お忙しい所、本当にありがとうございました。
2005/10/28 09:57
橋本 祥男 先生からの回答
随分と大変な経験をされているようですね。
血液検査などのデータが記されていないので、
詳しいことは判りませんが、
一般的に、オス猫の泌尿器疾患は多いほうです。
膀胱結石などの手術は、
何か他にリスク要素が無ければ、
5歳の猫でしたら、リスクの高い手術とは思えませんが・・。
先にも書きましたが、
猫の膀胱炎や膀胱結石は、特に珍しい病気でもないので、
ほとんどの動物病院で十分な対処が可能と思います。
ようさんのお住まい等が判りませんから、
先生をご紹介することは出来ませんが、
ご近所で犬や猫を飼っておられる方から、
情報を得られるのが、もっとも早いと思いますよ。
ナオちゃんの病状は決して、あきらめたりする物とは、
思えません。
頑張ってくださいね。
2005/10/21 22:05 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいところ、貴重なご意見いただきまして本当にありがとうございました。
尿検査はしまして、腎機能が低下していると言われました。
手術のリスクはナオ自体の体重が重く、それにともない、脂肪が多い為に危険をともなうとの事です。
獣医の方にアドバイスされ、体重を減らす努力は色々としておりますが、なかなか効果がでず、あまり減らないのでどうしたらよいか正直考えております。
住まいが、栃木県なものですから、お伺いする事ができず、残念です。
明日、他の病院を受診してみたいと考えております。
命ある限り、なんとか守ってやりたいとおもいます。
本当にありがとうございました。
2005/10/28 10:05
中川 俊樹 先生からの回答
ナオちゃんの検査の中に尿検査は含まれているのでしょうか?
膀胱結石の場合出てきた石を分析すればどんな結石かはわかります。尿検査のなかでも顕微鏡で結晶成分を比べれば大体の結石の分類はできます。
尿は基本的に弱酸性ですが尿のphによって出来る結石は変わってきます。
まず大事なことは結石の種類を見極めてそれに対する食事療法を開始することです。
食欲不振、嘔吐があることから血液検査で腎臓の状態を把握することが大事です。
頻繁にトイレにいってあまりおしっこが出ない時は膀胱に尿がたまっていないことが多くあります。
尿路閉塞の場合は早急に閉塞を取り除かないと危険ですが尿がたまっていない場合は膀胱炎の治療と食事療法で治療します。
療法食にも色々な種類がありますのでその症状、結石の種類にあった食事を与えなければなりません。
抗生物質については難治性の膀胱炎の場合は比較的長期にわたっての抗生物質投与が必要です。
ナオちゃんのためには抗生物質の治療、食事療法とあわせて鎮痛剤で排尿時の痛みを取り除いてあげる必要があると思います。
手術については膀胱から結石を取り除く手術のことだと思いますが、又再び結石が出来る可能性があるでしょう。
このまま何度も膀胱炎を繰り返していると必ず腎臓に影響が出てきますので早めに対処してあげて下さい。
2005/10/21 22:44 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいところ、貴重なご意見いただきまして本当にありがとうございました。
尿検査で腎機能が低下していると言われました。
住まいが栃木県の為にお伺いする事ができず、残念です。
明日、他の病院を受診してみたいと考えております。
本当にありがとうございました。
2005/10/28 10:44
植田 成利 先生からの回答
どのくらいの大きさの結石があるのかわかりませんが、
手術をお勧めします。
現在の状況があまりよくありません。おそらく尿毒症になっているのだと思いますが、尿が出ているのであれば、点滴治療をして
タイミングを見計らって手術をしてください。
術後も結石の出来にくい処方食は必要です。
抗生剤のこの程度の投与は問題ないと思いますが、胃に負担がかかって嘔吐をしているのかもしれません。
2005/10/22 09:25 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいところ、貴重なご意見をくださりまして、本当にありがとうございます。
住まいが栃木県のためにお伺いすることができず、残念です。
本日、他の病院へ連き、もう一度詳しく検査していただくつもりです。
本当にありがとうございました。
2005/10/29 09:25
牛草 貴博 先生からの回答
こんにちわ。
ネコさんで下部尿路疾患といわれているものはよく見られるものです。オスの場合には石が尿道に詰まってしまうと尿が出なくなり腎不全を起こし、生命を脅かす状態になります。
まずおしっこの性状を確かめてアルカリ性なのか、酸性なのか、石が少しでもでたのであればその出ている石が何なのか?分析に出す必要があります。(石の分析に出さないでもおしっこの沈査で結晶が何なのかで石の性状を判断することもできます。)石が何かによって食事療法も大きく変わってくる場合があります。
また嘔吐などが出ている場合には早急に血液検査をして腎機能を見る必要があります。腎不全が併発しているかもしれません。
基本的に猫の膀胱炎はほとんどが非感染性だということがわかっていますので最近は抗生物質は使わない傾向にあります。場合によっては尿を細菌培養に出して菌がいないかどうか確かめる必要もあります。ただ心配されておられるような抗生物質の副作用はこれぐらいの期間であればおきる可能性は少ないと思います。
まずは今の状況であれば経験のある先生の診察をお受けになるのがベストだと思います。
2005/10/22 10:26 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しいところ、貴重なご意見をいただきまして、本当にありがとうございます。
本日、猫の現状と移動距離の負担を考え、結局、かかりつけの獣医さんの所へ連れて行き、検査していただきましたら、尿毒症で間違いないとの事で、まず膀胱に溜まっている尿を出す作業の段階で、麻酔をしましたら、容態が急変し、そのまま永眠してしまいました。
獣医さんは麻酔する前に血液検査をやらずに麻酔をかけてしまったのが、まずかったのかもしれないと謝罪されました。
突然の予期せぬ事態だったので、私も受け入れられずにいます。
こうやって貴重な先生方のご意見をいただけるこのサイトにもっと早く出会えていれば・・・、あるいは別の病院へ連れて行った方がよかったのか・・・と悔いが残るばかりです。
なんとか助けてあげたかったと、とても悔しく思います。
本当にお忙しい中、ご意見をいただきましてありがとうございました。
2005/10/29 10:26
膀胱結石について
はじめまして。
去年、愛猫が血尿を出しまして、病院へ連れて行き、その時は膀胱炎と診断されました。抗生物質を2週間、毎晩1/2錠づつ与え、その後は落ち着いたのですが、今年の8月になって、また血尿、排尿障害(尿がポタポタ)、嘔吐をし、同じ病院で詳しくエコー等、検査していただいたら、膀胱に石が見つかり、洗浄によって何個か石は出てきたのですが、まだ大きいのが残っているため、食事療法(ウォルサムPHコントロールスターター)と抗生物質を毎晩1/2錠を14日間与え、その後はエサだけで様子を見てみようという事になり、また落ち着いたのですが、約1ヶ月後にまた排尿障害(尿がポタポタ)、あっちこっちにおもらし、血尿を出し、また病院へ連れて行き、抗生物質1/2錠を18日間与えているのですが、また今日になって血尿はありませんが、排尿障害、嘔吐、食欲不振で具合が良くありません。かかりつけの獣医さんはこのまま様子を見るか、手術するかどっちかという事です。しかし、手術の場合はリスクが高いために危険とのことです。できれば、手術しない方向で獣医さんも考えてくださっているのですが、最近、先生ご自身が猫の臨床経験が少ないことをおっしゃられました。
できれば、さじを投げない詳しい先生に診てもらいたいと思っております。
あと、抗生物質自体、こんなに長く飲ませて大丈夫なのでしょうか?何とかしてやりたいと思っておりますが、調べても素人のために限界があり、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。先生方、どなたかアドバイスをよろしくお願いいたします。