だいじょうぶ?マイペット

リンパ腫の治療について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員 (この方の過去の質問 2件)

 
2006/04/23 10:49

はじめまして。
もうすぐ11歳になるダックス(男の子)を飼っています。
最近、よく横になっていたたため掛かりつけの先生に診てもらったところ
「リンパ腫の可能性があるが、開胸してみないと分からない」と言われ
別の先生にも診ていただきました。
結果、やはり悪性リンパ腫(右股あたりに10cmほどのしこりがあるそうです)
であり、もう手の施しようがないので、
このまま好きなことをさせて、天寿をまっとうさせてあげなさい。
抗がん剤等の治療や、痛み止めもしなくてよい。
と言われました。(年内はもたないだろうとのことでした)
腫瘍には大きな血管が通っているらしく、手術をしても、元気になる確率は
20~30%、もしかすると、寿命を縮めてしまうかもしれないらしいのです。

ただ、今はすごく元気で、ご飯やおやつをおねだりするし、
散歩や庭を元気に歩き回っており、今までと変わりない姿です。
今の状態をみると、本当にこのまま何もせずに、ただ弱っていくのを見ているだけが
いいことなのか、少しでも確率があるのなら、手術に賭けた方がいいのか
判断ができません。

どうすることが、カレのためなのか、
ご相談したいと思って書き込みをしました。
よろしくお願い致します。

リンパ腫これは、犬猫にはとても多い全身性の腫瘍です。また、腫瘍の中で良く抗がん剤が反応する病気です。プロトコールも確立しています。またどんどん良い抗がん剤が出てきています。抗がん治療は、基本的に人間の抗がん剤を使います。高価なものもありますので良く相談をして行ないましょう。手術は、根本治療になりません。腫瘍塊のより通過障害がありそれを改善するなどの場合には手術を選択します。

投稿者 さん からの返答

早速のご回答ありがとうございます。
先生からのご回答で、何もせずにこのままいるのではなく、治療を行っていく決心がつきました。
担当の先生に再度確認したところ「免疫療法等で体力をつけた後、手術をしてみる価値はある」とおっしゃられました。腫瘍を取ることは簡単であるが、腫瘍に付いていた血管がなくなるので、そこに通っていたものが全身に回る可能性があること。50%以上転移している確立があること。このことを踏まえて決心がついたら腫瘍を取ってみましょうと言われました。ただし、術後も抗がん剤は使わず免疫療法を行うと。
先生方がおっしゃるようにリンパ腫に有効であるのならば、使ったほうがよいのでしょうか。
ただ、抗がん剤の副作用が気になります。
どのような副作用があるのか、ご教授いただけましたら幸いです。

今本です。

リンパ腫は、非常に抗癌剤に反応がいいのです。
しかし、リンパ腫にも様々なタイプがあり、それに応じて、どのように病気の変化をしていくかが変わります。ミニチュアダックスでは、お腹の中にできるタイプのリンパ腫では非常に抗癌剤がよく効きます。
リンパ腫においては、病気の種類に応じて抗癌剤を使うことになります。

ただ、抗癌剤は、毒であることは事実です。
毒をもって毒を制す。そういう考え方で、悪い細胞を殺していきます。

手術を行うことで、診断が下るのなら、、、それはどのような手術であるのかよく相談をしてから受けてください。

抗癌剤治療にも様々な方法があります。
全くなにもやらないで、自然に任せるのも一つの考え方ですが、少しでも何かしてあげたいと思われるのでしたら、それにお答えできる方法が、あると思います。どちらにしても非常に深刻な病気ですので、よく考えて、担当の先生と相談されて、結果を出してください。

抗癌剤を使って良くなるというよりも、癌細胞を減らしているというだけの処置に過ぎないことが多いので、完全に良くなることは、なかなかないです。数ヶ月程度は最低抗癌剤を使うことがお勧めされますけど、副作用や本人の体調と相談しながらです。

おだいじに・・・。

投稿者 さん からの返答

早速のご回答ありがとうございます。
先生からのご回答で、何もせずにこのままいるのではなく、治療を行っていく決心がつきました。
担当の先生に再度確認したところ「免疫療法等で体力をつけた後、手術をしてみる価値はある」とおっしゃられました。腫瘍を取ることは簡単であるが、腫瘍に付いていた血管がなくなるので、そこに通っていたものが全身に回る可能性があること。50%以上転移している確率があること。このことを踏まえて決心がついたら腫瘍を取ってみましょうと言われました。ただし、術後も抗がん剤は使わず免疫療法を行うと。
先生方がおっしゃるようにリンパ腫に有効であるのならば、使ったほうがよいのでしょうか。
ただ、抗がん剤の副作用が気になります。
どのような副作用があるのか、ご教授いただけましたら幸いです。

くろんこさんこんにちは。随分とご心労のようですね。もし診断が質問内容通り悪性リンパ腫(以下LSA)ならば、治療方法があります。このご質問内容からでは、詳しい病態が分かりかねますが、全身状態が落ち着いているのならば、抗がん剤等の化学療法がこのLSAは第一選択になります。「右の股間のあたり・・・」ならば、鼠径リンパ節でしょう。LSAにはいろいろなタイプがあります。もしこのLSAが他のリンパ節も同様腫大していて、組織学上LSAを強く疑うのであれば、絶対化学療法をまず最初に行うべきです。LSAならば細胞診(腫瘍から少し細胞を採取して、顕微鏡で細胞を診る検査法。おとなしい犬でしたら麻酔なしで診察室でもできる)でも十分診断がつくので、診れる先生が診れば、注射針1本で診断がつきます。多中心型といって全身の体表リンパ節に発現しているような物は、1ヵ所のリンパ節のみ切除しても病態は良くなりません。稀ですが局所型や皮膚型LSAの局所型のものなら、切除後、化学療法という方法も良いでしょう。いづれにしても、治療法はありますので、もしご心配であるならば、腫瘍科を得意とする先生か大学病院へ紹介してもらうのが良いかと思います。少しでもクロたんちゃんとくろんこさんのためになれればと思います。是非一度熟慮されてください。

投稿者 さん からの返答

早速のご回答ありがとうございます。
先生からのご回答で、何もせずにこのままいるのではなく、治療を行っていく決心がつきました。
リンパ腫にもいろいろな種類があるんですね。担当の先生に血液検査の結果を詳しく聞いたところ、「血中にがん細胞はいないようだ。リンパ球が多くなっているが、それは皮膚病(カビ)が収まれば少なくなるだろう」と言われました。ということは、局所型の可能性が高いということでしょうか。そうなると、まだまだ延命の可能性はあるということでしょうか。
近くに腫瘍科を標榜している病院があることが分かりました。伺ってみることにしようかと思っています。

悪性リンパ腫にも何種類かありますが(B細胞性やT細胞性、芽球性や成熟球性)、多くの場合(多中心型のB細胞性の芽球性の場合)抗がん剤によく反応します。

薬の組み合わせによって延命効果(3ヶ月~1年程度)も明確に報告されています(完治するかどうかは難しいところですが)。


<リンパ腫にもいろいろな種類があるんですね。
<どの先生方もリンパ腫には抗がん剤が有効とおっしゃっておられ<ますが、副作用はどのようなものが起こるのでしょうか。ご教授<いただけましたら幸いです。

リンパ腫に使用する一般的な抗がん剤の副作用については、当院HPに公開してますので、参照してください(当院HP-Topページー
治療指針ー腫瘍科ーイヌリンパ腫 のところにあります)。

ワンちゃんの状態にもよりますが、リンパ腫に使用するお薬は、誤解を恐れず言うと、比較的、副作用的には安心できると思います。安心できるという意味は、状態が検査で予想可能な副作用であること、お薬を中止すれば止まる副作用であること、です。無論、個体差があるので、あくまで一般論ですが・・・。

投稿者 さん からの返答

早速のご回答ありがとうございます。
先生からのご回答で、何もせずにこのままいるのではなく、治療を行っていく決心がつきました。
リンパ腫にもいろいろな種類があるんですね。
どの先生方もリンパ腫には抗がん剤が有効とおっしゃっておられますが、副作用はどのようなものが起こるのでしょうか。ご教授いただけましたら幸いです。

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