だいじょうぶ?マイペット

肺腫瘍による気管圧迫

質問カテゴリ:
ケイレンをおこす

対象ペット:
/ ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
北海道 / snoopynopieさん (この方の過去の質問 1件)

 
2007/06/07 16:17

 2度目の質問です。ビーグル12才メスです。昨年5月に痙攣で病院へ行き、レントゲンで肺に腫瘍があると判明しました。数から言って恐らく脳にも腫瘍があるでしょうと診断です。肝臓の数値もよくなく、その頃からタウリンや心臓の薬でステロイド(デキサメゾン錠)等を服用させています。痙攣の薬はジアゼパム服用です。痙攣も治まっていたのですが、先月あたりから肩で息をして、とても苦しそうな呼吸をするようになりました。数時間で治まることもあれば、2日位続く事もあります。かかりつけの病院では、肺の腫瘍が気道を圧迫しているのでは?との診断(レントゲン等で気道を見た訳ではありません)です。気管支拡張の薬(不明)も服用させてますが、あまり効果がでてません。携帯酸素も鼻の近くで散布してみても楽になりません。食欲はまだあります。散歩も控えてますが行きたがり、気持ちは元気だと思います。
 また、胸も痛いだろうからと、痛み止めの飲み薬(不明)・座薬(レペタン)を処方されましたが、座薬投与後は余計に呼吸が荒くなる為、ストップしています。
 昨年の診断時、肺腫瘍が癌であると宣告されていれば、抗がん剤の選択もあったかもしれませんが、つい最近まで「癌」という言葉を先生の口から聞く事がなかったので腫瘍に対しての薬は服用させていませんでした。
 セカンドオピニオンとして一度他の病院も受診させようかとも考えていますが、検査等のストレスで身体に負担がかかったら・・との懸念もあります。
 呼吸を楽にさせられれば、という事と、セカンドオピニオン・CT等の検査は愛犬の体力を考えてもやるべきかアドバイスをお願いいたします。
  

 肺の腫瘍は見ていて大変お辛い状況だと思います。呼吸器系の腫瘍はいずれも、飼い主やご家族の方そして患者の方には大変な御負担を強いるものだと思います。
 
 レントゲン撮影と異なり、CTスキャンは麻酔が必要になります。一定以上の肺の面積が腫瘍に冒されているのであればとても危険性のある検査であるといえましょう。腫瘍が肺の一部分に限局していれば手術による摘出も考えられましょうが、これとて一時的に気管の圧迫を解除できるだけで、手術による体力喪失がかえって転移病巣を悪化させる事になりかねません。
 
 文中にある抗癌剤の選択ですが、肺癌に関してはまだまだ効果的な治療薬が見出されていないのが実情です。肺癌の進行を遅くできる量の抗癌剤の使用は在宅では非常に困難と言えます。また効果的な抗癌剤を考えるためには、細胞診による腫瘍細胞の同定が不可欠になります。麻酔をかけて肺の一部の組織を採取し、小細胞癌なのか大細胞なのかなどを見極めるわけです。
 
 しかしこの事とセカンドオピニオンを受ける事とは、また異なります。ご心配であれば、後悔しないためにも受けるべきでしょう。先ずはお話を聞いていただき、どのような検査がありえるのか・麻酔の必要のない検査だけで病状を推測していただけるかどうか・どのような対症療法が選択できるのか等をお尋ねになると良いでしょう。

 お大事にしてください。

投稿者 snoopynopie さん からの返答

お忙しい中、アドバイスありがとうございます。手術や抗がん剤については、高リスクが伴うのですね。高齢と言う事もあり、それ以外で何か方法があるのか、悔いの無い様に家族と相談しつつ、ケアしていきたいと思います。このサイトで参考になったり、励まされる事もあるので、これからもよろしくお願いします。

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