だいじょうぶ?マイペット

どうしたら良いのか悩んでいます

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
三重県 / しのさん (この方の過去の質問 13件)

 
2007/08/08 09:50

1年少し前から、1ヶ月か2ヶ月に一回のペースで病院に通って毎回血液検査をしてきました。
毎日薬も飲ましています。
薬は、朝プロヘパゾンの大きいのを半錠とウルソ1錠で、夜はウルソのみ1錠
を毎日欠かさず飲ましてきました。

1年前からの血液検査では、
ALPが3500以上(正常値47~78)で、正確な値は分からないとの事で、
他の値としては、
GPT 50(正常値17~78)で、正常範囲。
TBIL 1.3(正常値0.1~0.5)で高めでした。

1,2ヶ月に一回の血液検査では
ALPは、相変わらず3500以上のままで
TBILは、0.6や0.8だったものの、最近は、0.4や0.5と正常範囲に
なっていましたが、今月は0.7と正常範囲を超えました。
GPTも、最初の検査では、50だったものが、次は108,108,117,114と高めになり、今回は141でした。

エコー検査は何回かしてもらっていますが、特に何か原因が写っている事はありませんでしたが、
全体がやや白っぽくみえると言うことでした。
胆管がつまり気味になっている様で、胆汁の流れが悪いので完全に胆管が機能を
失わないようにと言う事で、プロヘパゾンやウルソなどを処方してもらってきました。
ドッグフードは、ウォルサム肝臓サポートフードを一年位あげています。
他のドックフードや人間の食べ物は一切与えていません。

前々から、黄疸が心配なので気をつけて目や口を見てあげるように言われていますので、毎日チェックしていますが特に変わりはなく、元気で食欲もあります。

今回の診察(ALPが3500以上のままでGPTが141,TBILが0.7になった)結果、これからの事を先生に言われたのですが、
①内科治療
今の2つの内用薬を継続していくが、
一度ステロイド剤を試行してみてはどうか?効くのかは詳しい検査
をしていないので何とも言えないが、免疫抑制剤としての効果をみる為一度試行してみる。

②肝生検(開腹)
総胆汁酸の測定をしてから、全身麻酔をしての開腹手術。
それによって、肝臓の組織判断が出来るので、適切な治療がし易い。
ステロイドが効くかどうかの判定もきちんと出来る。

少し考えるという事にしたのですが、どうして良いか本当に悩んでいます。
同じ症状の他の患者さんは、どうしている方が多いのでしょうか??
また、どちらがより良いのでしょうか?
他にも何かお勧めの手段はありますか??

肝臓は眠れる臓器なので、悪くなるギリギリまで症状が出ないと先生から言われています。
本当に毎日元気なので開腹手術をするのも抵抗があるし、
今まで通り内科治療(薬も2つのままか、効いていないなら減らしたい。また、サプリメントなどではダメなのかな)
・・・と思いますが
この1年間毎日薬を飲ませてきても、数値を見ると、現状維持もなく少しずつ悪い値
になってきているので、このままの内科治療じゃ、どんどん悪くなって黄疸が出て・・
ダメなのかなとも思います。

しかし、胆嚢や肝臓は、薬を飲んでも数値が良くなる事は期待出来ない!
現状維持=今より悪くならない為に飲ませましょう!
と言われたので、確かに数値が良くならないけど、少しでも悪くなるスピードが
遅くなっているのかなと思って、1年欠かさず飲ませてきました。
でも、ウルソの副作用でGPTの値も悪くなってきたのかな?!と
勝手に考えると、ウルソを投与し続ける事にも抵抗を感じてきました(><)


ステロイド剤については、少しネットで調べただけですが、強い薬の様なので試しに使うのも怖いです。もし、一度ステロイド剤を試行したとしたら、投与してから
1週間~10日後に、効果があったかを見たいので見せにくるように言われています。

どうしたら良いのか本当に悩んでいます。先生のご意見をお聞かせ下さい。
長々とすみません。  

ご心配のことと思います。

肝臓は、臨床家にとって、本当に難しい臓器です。

肝臓の数値は、他の臓器疾患(副腎や糖尿病など)からでも
悪くなりますので、まずは、できる限り広範囲の血液検査が
重要です。次にエコー検査が重要だと思います。

そして、そこまで検査して疾患が特定されない場合、担当の先生のおっしゃる②の手順が一般的だと思いますし、ステロイド反応性の肝炎を疑う場合、①のような仮診断的な処方をすること
も多いかと思います。が、

担当の先生の①②の前に、できるとすれば、CT検査
だと思います。CTも万能ではないので、肝炎のような
疾患は、特定できませんが、腫瘍や肝硬変のような
ものであれば、特定できます。CTであれば、麻酔下で
数分で検査できます。千葉県には先ごろ民間のCT・MRI
検査センターができたので、先生に紹介してもらうとよいかと
も思います。ただ、非常にエコー検査に慣れた先生であれば、エコー検査の段階で、CT検査も必要ないと否定されるかもしれません。


当院の経験では、開腹して検査した場合、老齢性に胆汁がうったいしていたり、慢性の肝炎だったということが多いような
気がします。


お大事にしてください。


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>慢性的な物かもしれないですね?!と、先生も予想ですが、そう>言われた事はありました。老齢性に胆汁がうったいしていたり、>慢性の肝炎だった場合は、どのようにこれから対応していくのが>一般的なのでしょうか?やはりお薬なのでしょうか?!


そうですね。いま処方されているお薬、食事療法が基本で、
あとは、先生の言われるようにある種の肝炎に、①の薬が
(ステロイド)聞く事があります。ただ、ステロイドじたい
肝臓に障害を与える事があるので、そういう意味で、先生は
しっかりと肝臓の組織検査をしてからと、「言われたのだと
思います。

ちなみに、肝炎というと、ヒトではウイルス性肝炎、アルコール
性肝炎がメインですが、犬の場合はヒトのようなウイルス性
肝炎はありません。なので、意外と、元気食欲があったり
するのです。

投稿者 しの さん からの返答

非常に丁寧なご回答ありがとうございます。
エコー検査は数回していますが、CTについては何も言っていないので、もしかしたら先生は必要ないと考えているのかもしれません。
一応聞いてみたいと思います!
慢性的な物かもしれないですね?!と、先生も予想ですが、そう言われた事はありました。老齢性に胆汁がうったいしていたり、慢性の肝炎だった場合は、どのようにこれから対応していくのが一般的なのでしょうか?やはりお薬なのでしょうか?!

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