だいじょうぶ?マイペット

血管肉腫

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2007/09/30 21:50

はじめまして

ラブラドール 黒 女の子 9歳 のことでご意見を少しお伺いしたく、
書き込みをさせていただきました。

8月末にお腹の腫瘍をとりました。この時は、良性と診断されました。
この時の手術跡がなかなかふさがらず、再度病院へいくと、またその近くに腫瘍ができていて、それが原因でふさがらないから、腫瘍を再度とりましょう。
と言われました。

この2回目にとった腫瘍が、血管肉腫と診断されました。

組織検査の結果には、
潰瘍下または過形成表皮下~皮下織~深部に異型性の強い類円形、紡鐘形および不整形の血管内皮細胞が屡の分裂像と小血管腔の形成を伴い、
ややび慢性に増生しています。
前回のものとは全く別のものです。
とかいてあります。

そしてまた1週間前くらいにピンポン玉くらいの腫瘍が似たようなところにできました。
この腫瘍はやはり血管肉腫になってしまうのでしょうか?

転移をする可能性は低いけれども、手術をしましょう、ということになりました。
でも手術をすることで、他のところに広がってしまう可能性もあります。
手術をしてみないとわからないのでということでした。

セカンドオピニオンとしてお聞きしたいことは
①手術をして癌が広がってしまった場合、治療する手段はあるのでしょうか?
②手術をしなかった場合、転移してしまう可能性の方が大きいのでしょうか?


長々と申し訳ありません。
よろしくお願いします。

こんにちは、ぴろりさん。

血管肉腫は血管の内皮を起源とする腫瘍で、一般にとても転移性の高い悪性腫瘍です。類円形、紡鐘形および不整形の血管内皮細胞が特徴的に見られることでも、知られています。
一番の問題は、今回皮下に出来た血管肉腫が原発性のものなのか、それとも、脾臓や、肝臓、心臓等に出来た血管肉腫が転移してきたものなのかという点です。
皮下に出来た原発性のものであれば、外科的な処置で、早めに除去すれば転移の可能性も低いのですが、他の臓器(特に脾臓に多く見られます)からの転移だと、その後の治療への反応も悪く、一年生存率も低い難しい病気です。
特に出血や、貧血にはよく注意をして治療にあたることになると思います。
止血異常が多く見られますので、化学療法もその点などによく気をつけてプランを立てていくことになります。

ここ一ヶ月の間に、何度も腫瘍が発生し、飼主さんもおつらいことと思いますが、もう一度、手術で、腫瘍を取り、検査して、続発性の血管肉腫なのかどうかの判定と、他臓器(特に脾臓、心臓)のエコー等を取って、転移性のものでないかどうか見てもらうようにしていただくのが、現段階でのベストな方法ではないかと思います。

参考になれば幸いです。
また何かありましたらご質問ください。

投稿者 さん からの返答

お忙しい中、ご丁寧かつ迅速なご返答ありがとうざいます。

早急に検査をして、大切な家族のためにできることをしてあげようと思います。
是松先生のご返答も参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。

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