右肘下４㌢のシコリ

質問カテゴリ：: 手・足の異常
対象ペット：: 犬 / ミックス / 性別不明 / 年齢不明
質問者：: 神奈川県 / ゆきの飼い主さん（この方の過去の質問 22件）
: 2007/12/30 11:08

９才・犬・ミックス・女・避妊済み・１５.９５㌔

宜しくお願い致します。

１１月の２５日に右肘下４㌢の所に腫瘤（境界は、はっきりして居り、
振れた感じは、蚊に刺されて膨らんで居る状態が多少硬くなって
居るモノ、大きさは直径約１．３㌢）が、見付かり、この一ヶ月様子を
みて居りました。

腫瘤自体、差程大きくなった様子はなく、又、本人も今のところ気に
して居る様子はございません。何等変わった様子もございません。

遡ってしまい、参考にはならないかも判りませんが、１１月１４日に
一通りの生化・細胞学の血液検査他等を致しました結果は全く問題は無く。。。

本日、病院に受診致しましたら、詳しい事は、細胞診では解らないので、
全麻下での腫瘤摘出後に、調べる方法しかない、とのお話でした。。。

バイオプシーでは、それが、どういったものか、悪性か、問題ないモノか。。。
は判別は出来ないものでしょうか。。。全摘のみでの検査なのでしょうか。

又、ＣＴ、ＭＲ等の画像にて大凡の初期診断を付け、悪性の可能性が高い
場合にのみ、先の侵襲の大きな検査に進めないものでしょうか。。。

この時期に恐縮致します。どうぞ宜敷、ご意見を頂戴頂きたくお願い
致します。

飯田恒義先生からの回答

（）

　病理組織検査以外の検査では、シコリの種類や悪性度の判定はできません。
　病理検査材料を採取する場合、バイオプシー(生検)にもいくつかの方法があり、シコリの性状によっても、採取できる細胞数が異なります。
　細胞診では、細胞数が少なく、組織構造が分からないため、充分な診断ができないことがあります。
　特徴的細胞が見られれば、細胞診で診断ができることもあります、また、悪性度の診断がある程度できることもあります。
　針生検であれば無麻酔でできますし、コア生検でも、無麻酔か局所麻酔でできるのではないでしょうか。
　確実な診断は、摘出後の材料が必要になることがありますが、
負担の少ない方法から選択されてはいかがか、主治医の先生とご相談ください。

2008/01/02 23:23 参考になった！ 0

投稿者ゆきの飼い主さんからの返答

飯田　恒義　先生

年明け早々にも拘わらず、解り易くご丁寧なご回答を頂きまして、本当に有り難うございました。

先生のご説明をお伺い致しまして、大変勉強になりました。。。本当に感謝を致します。。。

但、想像致しますところ最終的には、全麻下に於いての全摘になってしまうのかな、と。。。

万が一、バイオプシーのみにて、悪性のモノが認められずとも、もしかしたら採取出来なかったからなのではないか。。。等と余計な心配をし、少しのみでしても、愛犬の何等かの症状が（例えば１回咳をする、眠りが浅い。。。等些細なモノでしても。。。）出現
致しましたなら、全て、そちらに結び付けてしまい、又心配で眠れなくなりそうですので、最初から低侵襲の検査ではなく、全摘をした方が良いモノか。。。とも悩みます。。。

決まったかかり付け医が中々見付からず、現在居りませんので、
どちらにしろ、ご経験が豊富でられ、腫瘍専門且つ、本当に手技的に凄まじく素晴らしいであろう先生をこれから、探さなくてはならないと焦りつつ。。。本当に気が重く、この子の寝ている顔を見ると泣けて仕方がございませんし、どう動いて良いやら、途方に暮れて居ります。
命を脅かすモノがこの子の体の中に巣くって居るかも判りませんので、その様な悠長な事を言って居る場合ではございません。。。

なんとか、頑張って、飼い主が納得のいく医師を見付け、そちらの獣医師の先生とご相談し、最善の方法を保って対処出来れば。。。と思って居ります。。。

出来る事でしたら、飯田先生の所へ受診にお伺いさせて頂きたい思いで一杯でございますが、こちらは、神奈川県か埼玉になりますので、悔しい事に、少し厳しいかと存じます。。。

本当にご親切にご回答下さり、感謝をして止みません。。。有り難うございました。