だいじょうぶ?マイペット

痒みについて

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
北海道 / みいなさん (この方の過去の質問 15件)

 
2008/01/24 20:04

いつもお世話になっております。
我が家の柴犬はアレルギーがあり昨年9月より食事はヒルズのZ/dウルトラです。
今のところステロイドは使わず、食事とシャンプー療法で様子をみています。
おやつも最近まで禁止されていましたが、獣医よりZ/dの低アレルゲントリーツのみOKが出たので与えています。
痒みの方は以前は口周り、耳、足などをヒマさえあれば掻いていた状態でしたが、最近は日中はあまり掻かなくなりました。
ただ夜中になるとひどい時で1時間おきに口周り中心に掻いています。
夜眠れないので日中はほとんど眠っています。
ここ数週間はあまりにもひどいので病院で抗ヒスタミン剤を処方していただきましたが、あまり効果はありません。
ステロイドはなるべく使いたくないのですが、ここまで痒みがひどいとやはり使用すべきなのでしょうか?

私も北海道なので、私なりに北海道の柴犬に見られるアトピーの特徴をお話してみます。
年中、症状を見せる子も確かにいますが、他のワンちゃんに比べると冬に改善する子が多いような印象を持っています。
完全に無症状とはいきませんが、口、眼、肘、後ろ足などによく症状が残りますね。

 私はこのようなときには、次のように対応してみることをお勧めします。
まず感染症がないかを調べてください。
アカラス、マラセチア、細菌の感染がないかを確認して、あるならしっかりと治療してください。口周りに細菌感染をみることはしばしばありますので。

かゆみがアトピーからきてると判断したときは、口周りは塗り薬、眼は目薬、耳は外耳炎のチェックなどが効果的なことがあります。
ただ、これらの治療によって逆になめたり掻いたりするときはあまりお勧めできません。

また、どうしてもかゆみがとまらないときは、ステロイドをうまく使うと良いのでは?と思います。
強いかゆみを放置して、いろいろ治療したけど、結局はステロイド。というパターンは非常に多いです。しかし、その時点では悪化し、悪化した分、逆にステロイドの投与量が増えてしまうかもしれません。
 抗ヒスタミン剤でも治まらないような強いかゆみと判断されたら一旦ステロイドで抑えて、その後、再発しないように予防するのがコツです。
その予防策として、抗ヒスタミン剤や低用量のステロイド、あるいはアトピカといったシクロスポリンが主流でしょう。
もし、ステロイドに抵抗が...というときは、私の過去の解答を一度ご覧ください。ステロイドは効果的なお薬であることは誰もが知っています。そして、正しく使えば、取り返しのつかない副作用を未然に防ぐこともできます。ここをもっと思い出してほしいと願います。
 私はオーナー様の希望を優先しステロイドを使ったり、ほとんど使わなかったりとしますが、どうにもならないときは、やはり、一旦ステロイドの効果に頼ります。効果と副作用のことを考えても、この方法は明らかに間違いではないと実感しています。

今、こてっちゃんはまず感染症のチェックを優先し感染症があればこれを治療してください。そして、感染症がなければ抗ヒスタミンで治まらないような強いかゆみは一旦ステロイドで抑えてあげましょう。そして、その後ステロイドの投与が短期間かつ少量ですむように何らかの予防策を考えてあげましょう。
この予防策を工夫することが一番大事で、意外とおろそかになっている部分でもあります。

 強いかゆみは本人にとったら非常に辛いもので、おそらく言葉が話せたら、“何とかしてくれ!”と言うように思う今日この頃です。

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