腫瘍の種類や発生場所、大きさ、転移の有無などにより、治療法が異なりますが、膀胱腫瘍は、悪性が圧倒的に多いため、充分な術前検査と治療が必要です。
治療法は、切除手術が最も一般的です。
抗癌剤では、有効な薬剤は少ないとされていますが、局所投与や全身投与が行なわれています。最近では、放射線治療も用いられています。
また、これらを組合わせた治療法も行なわれます。
悪性の場合、進行の速度は結構速く、転移や合併症を発症することも多いです。
主治医の先生と良く相談されながら、治療をおすすめ下さい。
2008/03/30 12:01 参考になった! 0
投稿者 mameo さん からの返答
飯田先生、早速のアドバイスをありがとうございます。
今現在は、抗生物質と消炎剤を投与し、少しづつですが、カテーテルを通して血液の混ざった尿が出ています。
3/31の超音波検査では、腫瘍が腸の周辺を圧迫している状態でした。
そのせいか、便が細くなっていっているような気もします。
膀胱腫瘍とわかってから、一つの命の限界が目前に控えている事を、覚悟していたつもりでしたが、現実にカテーテルを付けた日、私は衝撃で何も手につかず、ただただうろたえるだけでした。
(皮膚に縫い付けてあった事も、衝撃的だったのです)
命を救う、第一手段の処置が施され、ありがたいことなのに…。
“散歩=排泄”
散歩での排泄に、命を測る最も重要な要素が組み込まれている事を知り、朝夕の散歩が、とてもいとおしく思えるようになりました。
飯田先生に頂きましたアドバイスで、私の動揺は治まりました。
闇雲に、哀れんだりすることは、しないと思います。
主治医の先生の適切な治療に従います。
飯田先生、お忙しい中、本当にありがとうございました。
2008/04/06 12:01
膀胱の腫瘍(急いでいます)
はじめまして。
飼い犬の事で、アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。
昨年11月頃、雑種の中型犬(メス 推定5才位)が道路をフラフラと歩いていたので保護し、家で飼う事にしました。
しかし、血尿があり、散歩の時に頻繁におしっこをする為、心配になり
動物病院に連れて行きました。
抗生物質の投与を続けましたが血尿は止まらず、超音波検査をした所、
膀胱内の神経系の入り組んだところに、腫瘍が見つかりました。
12月から現在(3月)にかけ、消炎剤を投与し続け、腫瘍が小さくなる事に望みをかけてきましたが、3月23日には、とうとう尿も出にくくなって膀胱が膨れてしまい、カテーテルを挿入する事になりました。
カテーテルを自力で外そうとするので、首にカラーを付けましたが、
犬の口が届いてしまい、カテーテルを外してしまったので、
また病院に行きました。
受付の方に、『傷が腫れているので、もう外れないようにして下さい。』と、言われました。
尿道が傷ついている所に、再びカテーテルを挿入し直しました。
カラーは、かなり長いものと交換しました。
しかし、その翌朝、またカテーテルが外れていました。
犬は、尻を地に滑らせ、摩擦で抜いたようです。
カテーテルというのは、こんなにすぐに外れてしまうものなのでしょうか?
他の方の質問の記事でみかける、「バルーンカテーテル」ではないようです。
その日は、病院でオムツを装着して帰宅しました。
翌朝の散歩の時に、便をさせる為、オムツを外しましたが、再びオムツを装着させようとした所、暴れて抵抗し付ける事が困難でした。
今後も、腫瘍は大きくなると思います。
尿毒症になるのも、時間の問題のようです…。
この先、どんな治療と世話の仕方をして良いのか不安です。
どんな事でも良いので、何かアドバイスがありましたら、宜しくお願いいたします。