是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、mitsubachi-satchiさん
ベートーベン君、大変ですね。
ジステンパーの経過が落ち着いていた矢先の出来事だけに、驚かれていることと思います。
ジステンパーの後遺症で神経が傷ついていたところに、さらに事故のために神経などを痛めたのだと思います。
骨格だけでなく、神経などのブロックが無いかの検査をすべきだと思いますが、お住まいの地域の診察事情なども含めると、無理な転院をすすめるわけにもいきません。
事故後まださほど時間は経っていませんが、犬用の車いす(下半身を動きやすくするための補助輪)も今回のような症例では使ってみる価値は多いにあると思います。
よく多いのが、車いすを使うようになると、それに頼って余計に歩けなくなるのではというご質問ですが、上半身を使って歩く感覚を身に付けたほうが、リハビリなどでも有効に働きますので、おすすめします。
何故歩けないのか、これに関しては実際に診察や検査などの段階をふまないとはっきりしたことが言えないのが申し訳ありませんが、「犬用車いす」などで検索をかけていただくといろいろなサイトが見つかることと思いますので、検討してあげてくださいね
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/04/23 16:48 参考になった! 0
投稿者 mitsubachi-satchi さん からの返答
是松先生
またご相談に乗っていただいてありがとうございます。先生には本当に親身に相談に乗っていただいて本当に感謝しております。
4ヶ月近い闘病生活の後、やっと自足歩行するまでに回復した矢先の事故で特に長い時間ベートーベンのリハビリに付き合っていた母が本当に落ち込んでしまって、私もどうしたらいいかわからないでいたのでご相談に乗っていただいて少し肩の力が抜けた気持ちです。住んでいる地域の問題上、精密検査を受けさせて上げられないのが何より悔しいのですが、昨日後ろ左足に少し力が入り始めたようで、下半身を補助してやれば4本の足を上手に動かして歩くようになりました。ただ、右後ろ足に力が入らないのか、手を離すと下半身が左側に倒れこんでしまって、まだ自分では体重を支えきれないようです。先生のおっしゃる通り、車椅子を探してまた気長にリハビリを続けていこうと思います。
本当にありがとうございました。
2011/04/30 04:48
歩けるようになる可能性
先生方のアドバイスを賜りたくご連絡させていただきました。
昨年末からジステンパーを患っていた我が家の愛犬ベートーベン(ラブラドールとジャーマンシェパードのミックス 1歳)は、長い闘病生活の末、何とか一命を取り止め、元気になっていました。後遺症で動かなくなっていた足もリハビリの甲斐あって自力で立ち上がりふら付きながらも自足歩行可能になっていました。
しかし不運なことにリハビリを兼ねた散歩の最中、ブレーキを踏み外した車に跳ねられてしまったのです。こちらの獣医の診断では骨に異常は見られなく、恐らく打ち身であろうと言われました。しかし、診断から1週間たった今も再び立ち上がろうとはしません。前足はしっかりしているので体を引きずりながら一生懸命遊ぼうとします。痛みは引いているようなのに、後ろ足に全く力が入らない様子です。ジステンパーの後遺症から立ち直りかけていた矢先の事故で、家族皆が悲しみで一杯です。
背骨も足の骨にも異常が無いのになぜこのように立てないのか、ジステンパーの後遺症とも関係あるのか、また立って歩けるようになる可能性はあるのかなど、ご意見をお聞かせください。
母は車椅子の購入も検討しているようですが、まだ様子を見たほうがよいでしょうか。あわせてご意見を伺わせてください。