だいじょうぶ?マイペット

ALP値が非常に高い

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / ふーみんさん

 
2011/04/25 18:26

 初めて質問させていただきます。 
 母親が柴、父親がヨークシャーテリアのMIX犬で、10歳6ヶ月の女の子です。 生まれつき皮膚が弱く、アトピー性皮膚炎と診断されました。
かゆみ止めにプレドニンを処方していただき、一日1回半錠、服用しておりました。 2,3ヶ月前から服用してもあまり効き目がなく、ひどく痒がったため、半錠から1錠に増やして処方していただき、一日おきにのませました。 
 4月2日に血液検査をしましたら、ALP値が1,297U/lと出て、肝障害と診断されました。 他は、特に異常がありませんでした。 ステロイドを長期に使用していると、ALP値が上昇するとの説明を受けました。 しばらくプレドニンをやめ、肝臓薬の服用が必要と言われました。 肝臓に腫瘍ができている場合も考えられるので、超音波検査をするといいと言われました。

 今後どのような治療をすればよいでしょうか? これから梅雨に入ると、もっとかゆがり、自分で引っかき傷を作ってしまうので、心配しております。 よろしくご指導のほど、お願いいたします。

※他の検査値
 GLU 77、BUN 14、CRE 0.53、TCHO 162、TBIL 0.1、TP 6.5、GPT 39、AMYL 549、PCV 51 です。

ALP値がステロイドによるものであれば、投薬の中止で徐々に数値は下がってくると思います。
主治医の先生の言われる通り、超音波検査などで他の病気が無いかどうか確認したほうがよいかと思います。

アレルギーのコントロールには、ステロイド以外の薬(シクロスポリンなど)を主治医と相談しながら決めていくことも必要になるかと思います。

治療にはその効果と副作用が伴います。
効果が副作用を上回る場合は治療を継続する場合があります。
例えば非常にひどいかゆみを伴うアトピーの子に対して、費用の面等でステロイドを使用する事が、その子の生活の質(Quality of Life)を維持するため必要であれば、肝臓等への副作用に目をつむる事もあります。

主治医とよく相談しながら今後の治療を考えていってください。

投稿者 ふーみん さん からの返答

縄田先生
 縄田先生、はじめまして。 お忙しいところ、お答えいただきまして、どうもありがとうございました。 治療には効果と副作用があるというお話、非常にためになりました。 確かに人間でも同様のことがあります。 かかりつけの先生に相談して、今後の治療計画を立てようと思います。 ありがとうございました。

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