だいじょうぶ?マイペット

肛門や陰部の炎症や痒みの原因や適切な薬を教えて下さい。

質問カテゴリ:
皮膚の異常 / 性器の異常

対象ペット:
/ シェットランドシープドッグ / 女の子 / 12歳 5ヵ月

質問者:
埼玉県 / ピスタチオさん (この方の過去の質問 1件)

 
2016/09/14 13:59

どうしたら良いのかわからずご相談申し上げます。
シェルティー、12歳メスです。
長くなりますが今までの経緯をお話し致します。
6歳頃突然身体中に黒い斑点が出来て毛も抜け始めました。
慌てて病院に行った所、真菌があるという事でセファレキシンを処方されました。その後、身体のあちこちが肥厚しベタついたカサベタや大きなフケの固まりが沢山できました。半年以上経過しても改善されず担当医師が変わりました。
いろいろ検査した結果、甲状腺低下症が判明し、チラージンの処方、そしてシャンプーはノルバサンに、ご飯はロイヤルカナンの消化器系サポートへ変更となりました。その結果、お陰様でチラージンを飲みはじめてからは、黒い斑点も消え、毛も生え始めました。そしてその間、抗菌薬はオーグメンチンに変わり(この頃の検査では酵母菌が検出されていました)、至る所にできるベタついたカサベタやフケフケの箇所も始めの頃に比べれば少しずつ減り良くなっていきました。
しかし、こちらが治ってもまた別の所に出来るという常にスッキリしない状態が4年半位続いた頃、大腸菌も検出されたということでホスホマイシン(500mg2/3錠を1日2回)に変更となりました。その後1年間位は、一旦は完治するけど、暫くすると再発するろいう状態まで改善されました。
11歳になったころは、背中以外は再発しなくなりましたが、今までも時々見られた陰部やお尻が赤くなって痒がるという症状が、ホスホマイシンだけでは治らなくなってきて、プレドニロゾン5mg(1日1錠を1週間、その後1日おきに1週間服薬)を追加されると赤みが引くという状態です。

しかし出来るだけステロイドは飲ませたくありませんし、そして前々からもしかしたら皮膚病はマラセチアではないのか、またお尻が炎症するのも酵母菌も含めて真菌(家人に水虫持ちがいるので)が悪さをしているのではないかという懸念が拭いきれず、遅まきながら素人なりに調べた所、益々その思いが強くなりました。
その場合、抗生物質ではなく、抗真菌薬や抗真菌薬のシャンプー、塗り薬の投与になるそうですね。ただ抗真菌薬の投与も飲み合わせや期間に慎重を要するようなので、今の所内臓の健康状態は問題無いのですがチラージンを飲んでいるうちの子には合わないと考えられたのでしょうか?
でも飲み合わせ的にはあまり問題無いような?、、
確かに大腸菌が出た時点で更に効くホスホマイシンに切り替えられたのは何となく分かるような気もしますが 、でもその前から真菌や酵母菌が検出されており、皮膚も明らかにマラセチアの状態を呈していた(今回調べてみて確信しざるをえません)にもかかわらず、先生は「皮膚病には、まずセファレキシン、その次にオーグメンチン、大抵の犬はそれで治るけど効かないようだからホスホマイシンに」と言われ、ずーっと抗生物質だけ出され、今まで一言もマラセチアかもと言われないのが、益々不思議に思えてくるのです、、、
素人判断の勝手の思い込みでしょうか?

次回、またお尻が炎症した時には再度菌の検査をしてもらい、結果次第では抗真菌薬の処方についてもお願いしたいと思いますが(また大腸菌も検出された場合にはホスホマイシンと抗真菌薬の併用が出来るのかも良くわかりませんが。その上とても勇気が要りますが)如何なものでしょうか?
先生のご判断を頂きたく長々と書いてしまいました。
どうかよろしくお願い致します。

真菌が検出されたりマラセチアが繁殖しているのであれば、抗生物質だけでは効きません。
セファレキシンもオーグメンチンもホスホマイシンも残念ながら上記病原菌には抗菌作用がございません。
しかし、細菌による2次感染が皮膚病を悪化させるので、抗真菌薬と併用する事は良く行われる手法です。
当院ではよくイトラコナゾールを処方いたします。

ただし、皮膚病は本当に完治には時間がかかります。
真菌(カビ)やマラセチア(酵母菌)がいてもそれが原因ではないことも多々ございます。
甲状腺機能低下症を改善したり漢方で免疫力を改善したり、逆に免疫抑制剤でコントロールできることもよくあります。
シャンプーやリンスを変更したり食事療法で改善することもございます。

飼い主も獣医師ももちろんワンちゃんも根気のいる治療です。
お大事にして下さい。

投稿者 ピスタチオ さん からの返答

早々にご回答頂き、誠にありがとうございました。
本当に根気のいる治療ですが、お陰様で先生の適切なご指導によって治療の方向性が見えてまいりました。もっと早くに取り組むべき事態でしたのにと反省しています。でもこれからでも出来る限りの手当を施していきたいと思います。
一番大切な事は、適切な食事や、ハーブやサプリメントによって免疫力を強化させてあげることなんですね。
大切なクララのために頑張ります。
本当にありがとうございました。

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