井上 平太 先生からの回答
甲状腺機能が低下している動物に対しレベンタを投与すれば、当然血中の甲状腺ホルモンレベルが増加します。その結果、基礎代謝が増加しますので体重は減少し始めます。これは治療効果です。
しかし、甲状腺ホルモンが増加しすぎるとさらに医原性に甲状腺機能亢進症の症状が出てしまうので、定期的に血中濃度を測定した方が良いでしょう。特に治療開始時には、こまめに血中甲状腺ホルモンの測定をしてもらいましょう。
余談ですが他に疾患があって体重減少の危険性もありますので、アジソン病や糖尿病などの問題も無いかどうか確認しましょう。おそらく検査済みだとは思いますので、念のためですが。
お大事にしてください。
2017/01/05 23:07 参考になった! 1
投稿者 ノエルママ さん からの返答
早速のお返事ありがとうございます。
体重減少は投薬前からで、食欲はあるのに痩せる事が気になったのですが、それ以前は少し肥満傾向にありましたので、もしかしたらその頃から発病していたのかもと素人ながらに考えています。
本犬は投薬前から至って元気でT4の数値は0.5ですが、一般的に言われるような活力がない、脱毛などの症状は一切ないのですが…。
まだ4歳と年齢も若いし、症状がないケースもあるのでしょうか。
これからも注意深く観察したいと思います。
アドバイスありがとうございます。
2017/01/06 15:22
甲状腺機能低下症
ここ数ヵ月で体重が減ってきたのが気になり、血液検査をした結果、T4が0.5で甲状腺機能低下症と診断されました。
症状は特になく、もともとは肥満傾向にありましたが、2ヶ月弱くらいで食欲はあるのに痩せてきています。4.3キロが3.8キロ
甲状腺機能低下症でも痩せるということはあるのでしょうか?
お薬はレベンタを処方されましたが、痩せてきた以外症状がなくても投薬は必要でしょうか。