井上 平太 先生からの回答
非ステロイド系抗炎症剤や鎮痛剤は今はほとんどの場合NSAIDSと言われるタイプの薬剤が使われております。一番多い副作用は胃腸障害で、腎不全や肝不全は起こりえますが稀です。ただ、起こる場合には服用して1日で茶褐色の尿・黄疸が起こる事がございます。
実はそういう私自身も服用した翌日に茶褐色の尿と異常なダルさに襲われ緊急治療になったことがございます。をの時は死ぬかと思いましたが今は全くの健康体です。
急性期を乗り越えれば肝臓は非常に再生能力の高い臓器ですので、一定量の健康な肝細胞が残っていれば治療でどんどん再生していきます。落ち着いたら肝酵素の検査だけではなくもう少し詳しい肝機能の検査を行うとある程度予後の予測が出来ますので、主治医の先生と相談いただくと良いでしょう。
ただし、14歳ともなるとやはり再生能力が衰えますので予断は許せない状況だと思いますが、望みを持って治療を続けてください。食欲がないのであれば点滴治療が必要でしょう。必要な治療が終わったら毎晩自宅に帰って朝また入院する方法もあるのではないでしょうか。飼い主の方が時間を作れるのであればその方がワンちゃんは幸せでしょう。
お大事にしてください。
2017/02/04 23:18 参考になった! 1
急性肝炎
初めまして、よろしくお願いします。
1月29日の夜 ブルブル身体が震えて様子がいつもと違っていたので いつも、救急に診ていぢく 24時間対応の獣医さんに連れて行きました。熱は無く、触診で脊髄から触ったところ腰の辺りが こわ張りがあるので軽いヘルニアと診断され、糖尿病でインスリンを毎日うっていること、肝臓薬ウルソ、フオルテコールを飲ましているを考えて、非ステロイド性抗炎症薬を注射し、1日1回 オンシオール
を処方され帰って来ました。
帰宅後、メリーのオシッコの色が今迄 見たことも無いほど 黄色が濃く 驚きました。
翌朝、名前を呼んでもあまり反応が無くボーッとしていましたので、かかりつけ医の先生に相談し薬の副作用は、直ぐには出ないから
先生の処方している薬とよく似た成分の薬だけど副作用は解らない。といわれ夜にのませました。やはりオシッコの色はすごくて
31日の朝、自分でエサを食べることができなくなり受診し血液検査をしたところALP1218
ALT1000 AST364 TC400 T-Bil2.7 で黄疸
が出ていました。直ぐにオンシオールをやめ
注射を2剤うち ラクツロースを処方して頂きました。オンシオールをやめたらオシッコの色は普通になりましたが、少しボーッとしてるのが気になります。今日の朝もエサを食べないので診察に行きました。黄疸はまだ残っているとの事でしたが、通院より入院し治療していただいた方がいいのではないかとおもうのですが、14歳ということで治る見込みがないのでしょうか。
長々と申し訳有りません。
御回答 よろしく お願い致します。