だいじょうぶ?マイペット

慢性腎不全の腎臓療法食について

質問カテゴリ:
吐き気 / その他 / 食事、栄養について

対象ペット:
/ チワワ(ロング) / 男の子 / 16歳 8ヵ月

質問者:
静岡県 / くまもんさん (この方の過去の質問 2件)

 
2017/03/27 14:12

これまでの経緯について、長文になりますことをお許しください。
7年前より、肝臓の値が悪く、ウルソの服用を続けていますが、
3年前にごはんを新しいものに切り換えた際に、下痢・嘔吐を繰り返し、肝炎との診断、高齢のため回復しづらく下痢が長引いたため肝臓に負担がかかったことが原因と言われました。
その後、ウルソと、肝臓用のサプリメント(プロフェパフォス)、肝臓サポート用のウェット缶を継続し、肝臓の値は常値になっています。
2年前に、引っ越しにより、今の病院にかかり始めましたが、その頃から、高脂血症と診断され、ブラバスタチンを服用中ですが、この頃から、BUN値が高くなりましたが、気にするほどではない、とのこと。
昨年11月、BUN値が高いことをうけて、高齢のため腎臓の機能が低下しているため、お薬を追加します、とのことでセミントラの服用を開始。
今年2月の血液検査では、ここ最近カリウム値が高い状態が続いており、アジソン病の疑いあり、と診断。この時もBUN値は高い状態でした。
3月中旬になって、下痢・嘔吐の症状が出て、膵炎との診断。点滴と飲み薬の服用、低脂肪食を開始しました。現在は、今のところ下痢・嘔吐もおさまり、血液検査でも膵炎は落ち着いてきている、とのことです。(この時アジソン病の検査も同時に行い、結果は典型的なアジソン病ではないとのこと)
膵炎の治療を進める中、BUNが高いままである点・CREAが初めて上昇している点が気になり質問すると「この子は慢性腎不全だから」と言われ驚きました。「高齢による機能低下で、そんなに悪い状態じゃないから、あまり気にしなくていい」と。
しかし、腎不全と聞くと、怖い病気のイメージがあり、とても心配になり、後日再度質問しました。その際、ごはんについても、低脂肪食に変えたばかりですが、腎臓療法食に変えなくていいのかどうか、も合わせて相談しました。
「慢性腎不全のステージで言うと、2~3の間くらい。セミントラを継続すれば、確実に進行は遅らせられます。腎臓療法食は、他の栄養分も抑えられてしまうから、賛否があるのです。今は低脂肪食を続けていいです」との回答でした。
そこで、質問です。慢性腎不全のステージ2~3の状態で、腎臓療法食に切り換えなくて、本当にいいのでしょうか?
主治医の先生は、こちらから質問しなかったら慢性腎不全の説明もなく、その説明にも腎不全に対する危機感が感じられず、不安が強いです。
その旨も伝えましたが、「自分も心配性だが、危機感ばかり強まると精神衛生上よくない、今週は深刻な状態の患者さんばかりで、メンタルがきつい、正直獣医を辞めたくなるぐらいなんです」と。
定期検査等以外で、今の病院に通院したのは、今回が初めてですが、膵炎でほぼ毎日通院した中、深刻な急患が多い週だったせいか、明らかに先生の様子がいっぱいいっぱいで、主治医に対する不安も感じ始めており、病院を変えることも検討しています。
高齢犬のため、転院のリスクも考えると葛藤はありますが、今後のことを考えると・・・とても悩んでいます。転院についても、ご意見を頂けると幸いです。
お忙しいところ、申し訳ありませんが、回答どうぞよろしくお願い致します。
追記・・・血液検査の結果です
2016.11/21  BUN・・・36mg/dL
        CREA・・・1.2mg/dL
2017.2/28   BUN・・・38mg/dL
        CREA・・・1.7mg/dL
2017.3/14   BUN・・・33mg/dL
        CREA・・・2.1mg/dL
2017.3/21 BUN・・・46mg/dL
        CREA・・・検査項目にありませんでした

服用中の薬
・セミントラ・ブラバスタチン・ウルソ・マイトマックス(胃腸サプリ)

私も今の投薬と今の食事で問題ないのではないかと思います。
慢性膵炎があり、高脂血症があり肝臓の数値が高い場合には、今の食事で良いでしょう。
腎不全食は、今の食事と比べて顕著に腎臓の悪化を防げるものではございません。
症状も収まり体調もコントロールできているようですので、今の病院から紹介状なく転院すると、落ち着くまで帰って体調が悪化してしまう危険性がございます。かなり綿密な引継ぎが必要でしょう。

再び 井上 平太 先生 からの回答

ただ、転院を止めているわけではございません。獣医師にも経験から診断していくタイプと詳しく検査をしていくタイプがございます。率直な意見を主治医に伝えてセカンドオピニオンで納得のいく説明を受けるのも一考です。
いずれ定期的な皮下点滴やコバルジンやメルクメジンなどの尿毒症成分吸着剤の投与も必要になるでしょうし貧血が現れることもございます。その時にはかかりつけと専門医の両輪が必要な事もございます。
突然転院するのではなく連携していくことが大事です。
例えば二次診療の専門医を紹介して頂き、そこで詳しく判断してもらい元の病院に戻って治療を続けることがワンちゃんにも飼い主にもストレスがないかもしれません。
間違えて文章が二つに分かれれすみません。お大事にしてください。

投稿者 くまもん さん からの返答

お返事が遅くなり、申し訳ありません。

わかりやすい回答、ありがとうございました。
薬と食事は、今の内容でよいとのご意見が聞けて、少し安心しました。
転院のリスクについても、アドバイスいただき、
今後の治療について、二次診療という選択肢もあるのだと知りました。
転院には連携が大事とのこと、もう一度よく考慮し、検討したいと思います。
 
本当にありがとうございました。

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