井上 平太 先生からの回答
インターキャットに含まれるインターフェロンはインターフェロンω(オメガ)と言われ、免疫力を活性化します。それにより抗腫瘍作用・ウィルスの不活化作用・ウィルスの増殖抑制作用が認められております。
これにより抗生物質が効かない感染症の治療効果が期待できます。
非常に副作用の少ない薬ですが免疫力を上げるという事は多かれ少なかれ微熱が出ることはあり得ます。
しかし、概ね一日で改善しますし体がウィルスと戦っている証拠ですから、通常はあまり気にしておりません。
患者猫が発熱により体のだるさを訴えたり、食欲が落ちたり、好ましくない症状が出るのであれば治療法を検討しなければいけません。
お大事にしてください。
2017/08/27 20:35 参考になった! 3
投稿者 ハコ さん からの返答
井上平太先生
とてもわかり易くご親切にありがとうございます。納得できました。信頼できる先生です。宜しかったら併せて先生に御質問です。
「白血病キャリアの猫の便秘気味の注意について」
白血病キャリアの猫は消化管リンパ腫になりやすいということで、食餌はヒルズi/dとロイヤルカナンの消化管サポートなど徹底しており、サプリメントはd-フラクションを併用しております。
食餌量は制限しておらず5.9キロあります。
現在は横這いの体重です。
最近便秘気味なことがあり、2~3日便秘になることがありますが、腫瘍によるイレウスなどの恐れが高いのであれば注意事項を教えていただければ有難いです。
エコーなどでの診断確定が1番良いのですが、かかりつけ医が遠方により移動のストレスを考え、きちんと判断したいと思っております。
宜しくお願いします。
2017/08/27 22:41
インターキャットと微熱の因果関係
初めまして、どこの病院も腕がよければ高圧的な医者ばかりで質問すら不機嫌になられることが多く、このサイトを利用させていただきます。宜しくお願いします。
成猫で白血病のキャリアです。
2015年の5月に地域猫活動として保護しましたが、白血病のキャリアが発覚しそのまま治療しています。
保護した時には既に経産婦で体重は4キロ近くありました。
月齢は不詳ですが歯の感じでは生後1年や2年ではないと言われました。
何歳から保護がスタートしているのか分かりませんが、保護してからは二年以上経過しています。
毎週予防的にインターキャットを注射していますが、今までは特に発熱は無かったのですが、体重が6㌔になったことでインターキャットの量が倍になりました。
それが原因かどうか分かりませんが.現在のところ1回ですが39.7度合の微熱がでました。
処方して頂いた獣医師はそんなことない。と仰っていましたが白血病のキャリアということを踏まえて、インターキャットと発熱は関係ありますか?
接種した夜のみ微熱で翌日からは上がることなく熱が下がっています。
宜しくお願いします。