だいじょうぶ?マイペット

胸水を抜いた後の皮膚の異常について

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ キャバリア / 女の子 / 11歳 4ヵ月

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2018/09/17 08:07

はじめて質問いたします。
キャバリア、メス、11歳です。胸部の皮膚の異常について相談させて下さい。
4年前から僧帽弁閉鎖不全症で投薬を始め、2016年11月に肺水腫を発症、その後肺水腫の再発はなく、ずっと投薬治療を続けています。1年程前から腎臓の数値も高くなり始め食事療法を続けています。2ヶ月程前から腹水が溜まるようになり、1ヶ月程前に30分程続いたひどい失神があり、その後胸水も溜まるようになり、ここ3週間は週に一度胸水を抜いていました。
火曜に胸水を抜き、金曜日に胸の真ん中(脇の間より少し腹部より)にかさぶたを確認、少ずつ広がり昨日から急激に悪化しています。胸部全体的に皮膚が赤や紫ががっていて、かさぶただった部分は2〜3センチ直径の盛り上がった黄色っぽい白の塊になっており、フチの部分は黒くなっています。
また今朝確認したところ胸の赤くなっていない部分(腹部側と首側)の皮下に水が溜まっています。指で押すと1〜2センチ程沈みます。
本人も痛いのか、違和感を感じている様子はありますが呼吸数は最近の平均くらいです。
祝日の為かかりつけの病院は休みなので、緊急性があるならば別の病院に連れて行きたいと思いますが、逆に緊急性が無いのであれば本人の体力を奪いたくないので明日まで待ちたいと考えております。
どうかご回答よろしくお願いいたします。

こんにちは
可能性としてですが、胸部の下側の方の浮腫みであれば、胸水採取の後の針穴から皮下に漏れた胸水が、溜まって炎症を起こしているのでは無いかと思います。胸水は、無菌ですので皮下に漏れても通常は炎症を起こすことはないのですが、この子の場合は、血液の循環が悪い為に、皮下の水分が吸収することが出来ず浮腫や炎症を起こしているのでは無いかと思います。
酷くなる場合、皮膚に穴が開いて漿液が漏れ出す可能性があります。ただし、そうなっても直接命に関わることは無く、逆に少し痛みは和らぐと思いますが、出来ればその前に内科的な処置で、吸収をうながして上げた方が良いと思います。
炎症が強くなければ、血行を良くするために温湿布も良いかもしれません。

お大事にして下さい。

投稿者 さん からの返答

とても早くご回答いただけて、温かい気持ちになれました…ありがとうございます。お礼が遅くなり失礼致しました。
実は質問投稿後に、目に見えて急激に悪化し、壊死が進んでしまった為、急遽別の病院で診ていただきました。そちらの先生は見たことがない状態だと大変驚かれていらっしゃいました。
その先生は免疫関係の異常でもしかしたら全身性の壊死になるかもしれないと仰っていましたが、はっきりとした原因や今後の症状の進行は分からないとの事でした…。
現在も壊死が目に見えて広がっていて、壊死部分は白から黒っぽく変色し始めて皮下は固くなり、周囲の皮膚も赤紫色から黒っぽく変色してきています…。そして炎症部分の周りの皮膚が、部分的に浮腫が起きブヨブヨと垂れ下がっています。(エコーで確認したところ、水や膿ではなく、その組織が異常な浮腫を起こしてる?との事でした。)
前肢も浮腫が起きパンパンになっていて、マッサージをすると一時的に良くなるので継続的にマッサージしています。
その病院様では原因の特定は難しいとの回答で、明日すぐにかかりつけ病院に行って下さいとの事で、とりあえず浮腫はなんとかした方が良いとの事で利尿剤(ラシックス)の注射と本日分の内服薬をいただきました。(現在の服用薬はお伝えし処方していただきました。)
壊死範囲が目に見えて広がっており、このまま内臓や前肢なども壊死ししてしまったら…この子の苦しみはどんなものかと思うと、安楽死させてあげた方が良いか…とも考えています。でも壊死を止める事が出来るなら、1日でも長く日常を過ごさせてあげたい…とも思います。残りの時間を少しでも穏やかにしてあげたいです。
長文となり申し訳ございません。もしご覧いただけましたら、何か小さな可能性でもいいのでご回答いただけたら幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

再び 今瀬 覚 先生 からの回答

こんにちは
ご心配ですね。
そういう症状ですと、やはり漏れた胸水による浮腫からの壊死だと考えます。例えば、皮下補液でさえも吸収不良があると注射部位から下側に浮腫が出て壊死と皮膚の脱落が出る場合があります。その場合、当然胸からの液体漏出ですので前肢に拡大する場合が多いです。重力により下側に落ちてゆく感じです。痛がる場合が多いですが、足先などは温かいタオルで包んでマッサージするなども良いと思います。
現在の胸の壊死ですが、内臓に拡がるなどは考えられませんが、かなり広範囲の皮膚の脱落する可能性は否定できません。
治療的には、利尿剤やステロイドなどしか無いと思いますが、ある程度まで皮膚が脱落するのは止められないかもしれません。
脱落した皮膚からの体液の漏出による体調不良など、詳しくは主治医の先生と相談の上対処して行く必要がありますね。

お大事にして下さい。

投稿者 さん からの返答

ご回答ありがとうございました。
質問後にも急激に進行がすすみ、救急医療センターと今朝かかりつけの先生にも診てもらったところ、どちらの先生も悪性腫瘍との診断でした。
本人の容態と負担を考え、腫瘍に対する検査はしない事にしましたが、おそらく炎症性乳腺癌との事です。
昨日からの進行の早さを診ると今後早い段階で苦しむことが予想されると先生からお話があり、近日中にお薬で眠らせてあげようかと先生と相談しています。
この子に残された時間、少しでも穏やかに過ごせるよう出来る限りのことをサポートしたいと思います。
丁寧にご回答いただき、あたたかい気持ちになれました。ありがとうございました。

投稿者 さん からの返答

先日はお世話になりました。
9月19日水曜日の夜に薬で眠らせる事となりました。あの後も急速に壊死は広がり、最期には胸部、前肢の間から肋の最期の部分まで壊死、自壊が進みました。
火曜日には何度かお水を飲んだりおしっこを自力でしてくれましたがほぼ起き上がる事はぜず、寝返りをさせても完全に脱力していて、ただ寝てるのではなく昏睡している様子でした。その火曜日の夜にトイレをした後にじっと私を見つめ「もう疲れたな…」と言っているようで、翌日の安楽死を決断しました。
翌日は「今日が最後」だと本人も分かってるかのようで、信じられないほど活動し、何とか起きていようとしていて、窓の外を静かに眺めたり、ここひと月は全く歩かなかった大好きな散歩も頑張って歩いて、とても気持ち良さそうな顔をしていました。
仲の良かったワンコ2匹と友人が会いに来てくれ、2匹に混ざって嬉しそうに部屋を歩き回ることもできました。
ずっと診てくださった先生が自宅まで来てくれることになったのですが先生が来る10分位前に、分かってるかの様に横になり始め、その子たちに囲まれ穏やかに旅立ちました。今にも寝息が聞こえてきそうな安らかな寝顔でした。
まだ早いか…と最期までどこか迷いがありましたが、逝く直前から肺に転移しているだろう咳をし始めたので、更なる苦しみを与える事にならず良かったか…と今では思えています。
丁寧なご回答をいただき、大変励まされました。
本当にありがとうございました。

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