だいじょうぶ?マイペット

死因について

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 19歳 8ヵ月

質問者:
兵庫県 / harryさん

 
2021/01/27 12:33

先月19歳で亡くなりました。今更考えてもどうしようもないのですが、死因についての病院からの説明に疑問を持っているのと、夜間呼吸が早くなった時に病院にいくべきだったかと後悔しており、かかっていた病院には聞づらいので、ご意見いただけたら幸いです。

夜中にひきつけ起こし、その後激しい徘徊を数時間(計5時間くらい)その後2日間飲まず食わず。
同じ症状は2ヶ月前もあり、その時は3日目から少しづつ回復し、以後2ヶ月は元気でした。脳の信号機能異常によって起きているのだろうと、ただ年齢的にも、また心臓疾患(僧帽弁開閉不全)もあり、MRI等の精密検査には耐えられないだろうから正確な診断はできないと言われてました。

今回は3日目になっても飲み食いせず、病院に行きました。脱水がひどいので皮下点滴をすることになりました。僧帽弁開閉不全がある場合皮下点滴をすると肺水腫を起こすことがあると言っておられました。ただその時のキャンディの心拍は正常と言うことで皮下点滴250ml(キャンディは約2kgです)をする判断をされました。しばらくは静かに寝ていましたが、その12時間後の夜10時過ぎに呼吸が速いのに気づきました。病院に行くべきか迷いましたが、ネットで「呼吸速く病院にいくべき症状」を調べ、うつ伏せになれない、舌が紫、どんどん悪化している等そういう状態ではなく、そうでなければ楽な姿勢をとあったので、下にクッション入れてうつ伏せにしてやり、朝まで様子見ることにしました。12時頃一度座りました。元気になったのかと勘違いしましたが、呼吸がしんどいとそうするんですね。また後に呼吸数40/分以上ならすぐ病院ていうのを見つけ、行くべきだったかと後悔しています。
横で添い寝しながら私も寝てしまい、目覚めたら息をしていませんでした。
亡骸は目も口も閉じていて苦しんだようには見えず、きっと苦しんでいたら私も気づいたのではないかと思いますが、寝かせた時より少し前に動いていて、苦しかったかなとも思います。尿・糞とピンクの血が混じったような液が口から出たような跡がありました。
病院に亡くなったことと、亡くなる前後の状態を担当医に説明しました。
「肺水腫になっちゃったんですよね?でも水やらないといけなったんですよね?」
の問いに
「カピカピやったからな・・・水あげんと腎臓が・・・」と。腎臓の持病はありませんでしたが影響あるんですよね? 肺水腫については答えはありませんでした。お別れに来て下さって「ごめんな」て言ってくださいましたが、皮下点滴のことなのか、とにかく助けてやれんかったことなのか・・・後者だと思いたいですが・・・
後で院長先生から電話があり、お悔やみの言葉とともに「恐らく脳梗塞でしょう」と言われました。

脳梗塞で死んだの?皮下点滴で肺水腫になったんじゃないの?それだとしても、最後だったとしても、夜間緊急に連れていってたらせめて呼吸楽にしてやれんたんでは?と。
1ヶ月経ちますが、何度も同じような症状をネットで調べたり、モヤモヤが消えません。
年齢的に充分生きてくれたと思うのですが、それでもどうしようもなかったのか、堂々巡りしています。

獣医師の栗尾と申します。

僧帽弁での問題をかかえていること+ピンクの血が混じった液が口から出ていたこと+呼吸が荒くなっていたこと
=肺水腫の存在を強く疑わせます。
もちろん、レントゲンなどで確認をしないと確実な判断はできませんが、可能性は高いと思われます。

ただ、肺水腫の治療は必ずしも助かるわけではありません。
病院に連れて行ったとしても年齢的に相当厳しかったと判断できます。何より数日食べていなかったということなので、限界にきていたと思われます。

脳梗塞というのはもちろん否定できず、可能性はありますが、症状が異なるように思えます。
脳梗塞の場合は一般的に頭痛により悲鳴をあげたり、フラフラになり歩けなくなったり、手足が硬直するような神経症状が出るような気がします。
これもMRIなどの検査をしないと判断はできないので、今となっては考えても仕方ありません。

担当の先生から
・心臓病があること
・皮下点滴により肺水腫となる可能性があること
を事前に告げられていたのであれば、先生の方針に何も間違いはありません。

あとは19歳という年齢は人間に換算すると92~96歳程度になります。
さすがに何をやっても限界かと思います。
どんな腕の良い獣医師でも年齢には勝てません。
病院に行くべきだったかと思われることもあれば、病院につれていって亡くなってしまっても、連れていくべきでなかったかとなってしまうと思います。
最期の時間を寄り添ってあげていただけたことが何よりではないでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

************************************

konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 harry さん からの返答

栗尾先生、ご丁寧な説明ありがとうございます。
死んだ子のことなんか、ましてや19歳7ヶ月の超老犬が亡くなったことなんて返事してもらえないかもと思いつつ投稿していましたので、本当に感謝いたします。
もう限界だったんですね。どうしようもなかったですね。
お返事拝見して少し気持ちが落ち着きました。

夜中のひきつけは2回起こしてて、2回目は痛いのか気持ち悪いのか、聞いたことない甲高い声で鳴きました。全身がビクッビクッてなって、途中目をカッと見開きました。その後の激しい徘徊は頭を隅っこに突っ込んで身動きできなくなるやつでした。
その日帰宅した7時頃出迎えてくれる時、ふらついて水に足突っ込んだりしてました。
その後はずっと寝てて、夜中のひきつけになりました。
それらをが担当の先生に話したので脳梗塞かもと言われたのかもしれませんね。もう知る由もないありませんが。

お会いしたこともないのに丁寧に答えていただいて、本当にありがとうございました。

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