だいじょうぶ?マイペット

混合細胞性胃炎の治療法

質問カテゴリ:
吐き気

対象ペット:
/ ミックス / 女の子 / 12歳 2ヵ月

質問者:
茨城県 / ゆきちゃんのママさん

 
2021/05/05 14:13

はじめまして。
混合細胞性胃炎について教えて頂きたく相談させていただきます。よろしくお願いいたします。

12歳猫エイズキャリアの雌です。約1年前より頻回の嘔吐が始まりました。獣医師に相談し、プロナミドから試し、タケプロン、ウルソと順に変更して処方されましたが全く変わらないため12日ほど前に内視鏡検査・バイオプシー検査を実施しました。
内視鏡の映像を見せてもらうと胃は荒れており幽門近くにポリープを確認できました。
十二指腸までカメラが入ったため物理的に閉塞ではない状態でした。

先日バイオプシーの結果が届き「混合細胞性胃炎(中程度)」「炎症性ポリープの疑い」と書かれてました。内容は以下の通りです。

「胃の所見:胃低腺領域の粘膜組織では粘膜層の構造は保たれ、びらんや潰瘍は見られません。粘膜間質には軽度の繊維化やリンパ球を主体とした軽度の炎症細胞浸潤が認められます。
幽門領域の粘膜組織では腺窩の増生が見られます。
腺窩の方向性はやや乱れていますが構造は保たれ重層化や浸潤性は見られません。また増殖する上皮細胞に異型性は見られません。
背景にはリンパ球や形質細胞を主体として、好中球や組織球が混じる中程度の炎症細胞浸潤が見られます。いずれの組織も感染性病原体は認められません。
十二指腸の所見:絨毛の構造はよく保たれていますが、一部は軽度に肥厚しています。
粘膜固有層の間質にはリンパ球を主体とした軽度から一部中程度の炎症細胞浸潤が認められます。また絨毛上皮内へのリンパ球浸潤がびまん性に見られますが、その程度は軽度です。リンパ管の拡張はあまり目立ちません。感染性病原体や異型細胞の増殖は認められません。

コメント:胃・十二指腸ともに非特異的な慢性炎症の職権が認められました。このような炎症所見は食餌や腸内細菌へに過敏反応、膵炎/胆道炎の波及など様々な原因が考えられますが、それらが除外される場合は特発性の炎症性腸疾患(IBD)を考慮する必要があります。
幽門部の組織では粘膜組織の増殖変化が見られました。異型性に乏しく非腫瘍性のポリープ病変もしくは良性腫瘍の腺腫が鑑別に挙がりますが、背景に中程度の炎症が見られるため、炎症に起因したポリープ病変をより疑います。今回の検体には悪性病変を示唆する所見や有意な感染性病原体は観察されません。」

その日から病院で加水分解された療法食のフード等を3種類ほど頂き試している最中です。(今日で4日目です)フードで嘔吐が治まれば良いのですが、そうでない場合どのような方法があるのか幾つか有れば教えて頂きたいと思っています。
現在は療法食とタケプロン、アルサルミンを服用しています。嘔吐は今も1日4~5回あります。
混合細胞性胃炎を詳しく教えてください。よろしくお願いします。

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