山崎 洋 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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脾臓の腫瘤は何でしょうか?血液凝固系検査に問題なければ、そして試験開腹術のリスクが高いのであれば、3cm程度ならエコーで見ながら吸引針生検が可能ではないでしょうか?その細胞をみることによって確定診断ではなくともある程度の診断できると思います。
腫瘍の診断名と「腫瘍を小さくする薬」の薬剤名がわかればもう少しコメントできると思います。
腫瘤とは何らかの固まりがあることを意味し必ずしも悪性とは限りません。腫瘍とは腫瘤の中で、良性および悪性を含めた新生物のことです。通常、単純レントゲンだけでは腫瘤と診断できても、腫瘍かどうかは確定できません。腫瘍だとしてもその種類によって治療法や予後は大きく変わってきますので、少なくとも細胞診あるいは病理組織学的な診断が必要だと思います。2006/06/10 21:50 -
書かれた内容から推察するところ現在おこなわれているのは、おそらく血液中にたくさんいるフィラリアの子虫(ミクロフィラリア)を駆除する処置ではないかと思います。子虫がたくさんいる状態でいきなり予防薬を投与すると、子虫が一度に大量に死滅することにより様々な影響がでます。したがって、通常、予防薬を与える前に子虫を徐々に減らす(殺す)ことが必要です。もし、経過中に状態が悪くなるようであれば、もう少し投薬間隔を開けたり、薬の増量を少しづつにしたりして、ゆっくりと殺すほうがよいかもしれません。
成虫の方は注射でいきなり殺虫する方法、手術で取り出す方法、予防薬を24ヶ月間程度、月1回投与しゆっくり死滅させる方法があります。また、コリー系の犬はある予防薬に対しては過敏に反応することがあります。いずれにしてもフィラリアを放置することのリスクのほうが高いので、主治医の先生によくご相談されることをお勧めします。2006/06/10 21:36 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
心臓肥大だけでは病態の把握ができませんのでもう少し詳しく調べてもらわれることをお勧めします。15歳ということなので僧帽弁閉鎖不全症なのでしょうか?アピナックはACE阻害薬で動・静脈系に血管拡張作用があり、通常、心エコーで後負荷が増加している場合に有効です。また、同じACE阻害薬でも他の薬剤に変更すると有効な場合があります。前負荷が増加している場合には利尿薬なども必要となるかもしれません。
2006/06/10 21:15 -
すいません。一回目のコメントが消えてしまいました。
通常、注腸造影(肛門の方から造影剤を入れ、レントゲン撮影)することで全体像を把握します。その上で内視鏡で覗く必要があるかも知れませんが、動物が小さければどこの病院にもある検耳鏡で観察可能な場合があります。
狭窄の場所によってはその部位の腸の切除と吻合が必要かもしれませんし、単に肛門形成術でよい場合もあります。問題は狭窄部位とその長さで、骨盤を開けなければアプローチできないようだと手術のリスクは増加します。肛門側から引き抜くようなアプローチができると楽です。予後は肛門括約筋がどの程度残っているかによるでしょう。
手術はあえてレーザーでなくても通常のメスで充分可能と思います。年齢的には一般状態がよければ問題なく、4ヶ月齢の手術は早期避妊手術を日常的におこなっている先生であれば慣れているはずです。
600g(1.5ヵ月齢)の子猫の鎖肛に肛...2006/05/31 21:24 -
リンパ節の吸引針生検をし、リンパ腫(リンパ球の癌)などの腫瘍ではないかどうか早急に確認されたほうがよいと思います。針生検で診断がつかなければ、切除生検が必要になるか知れません。リンパ腫であればステージにもよりますが化学療法などが必要になると思います。まず、早めに確定診断を!
2006/05/31 21:10 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
検査は顕微鏡さえあればでき、どこの病院でも日常的におこなってるようなものです。
2006/05/18 13:36 -
もう少し全身を検査し、重大な疾患が隠れていないかどうかをみられたほうがよいと思います。短頭種の子ですから嘔吐にともなう一時的な気道閉塞による失神かもしれませんが、神経系疾患や心疾患
の可能性も一応考慮されたもうがよいのでは?2006/05/18 13:19 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
子犬が罹患しやすい皮膚疾患としては皮膚糸状菌(カビ)、毛包虫など寄生虫あるいは細菌感染などがあり、原因によって治療方法は変わりますので、ステロイドを使う前に原因をもう少し調べたほうがよいのではないでしょうか?
2006/05/18 13:08 -
少なくとも尿検査で膀胱炎の有無を調べ、血液のスクリーニング検査で多尿となるような基礎疾患がないかどうか確認した方がよいのではないでしょうか?その結果、異常がなければ各種の尿失禁を疑うことになりますが、尿失禁(蓄尿障害)の原因は様々で治療法も原因により変わってきます。
2006/05/18 13:01 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
内服治療に反応しないのであれば、次のステップに進む必要があるかも知れません。まずは胸部レントゲンを撮り、さらに精査が必要なら麻酔下になりますが気管支洗浄回収液の細胞診、培養あるいは可能なら気管支内視鏡検査などですが。原因により使用する薬剤等が変わってくると思います。
2006/05/13 01:07