久山 昌之 先生の過去の回答履歴一覧|17ページ目
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膀胱結石の手術を行い、結石の摘出後、という事でしょうか?ポリープというのは、その手術時からあるものなのか、ないしは、膀胱の肥厚や変性がひどかった、ということでしょうか?また、現在の症状は術後何日くらいから見られたものなのでしょうか?
術後の出血というのは、普通は長くは続かないものですが、膀胱の状態や病状によって変わってきます。長く続いているようであれば、感染や炎症が重度に残っている可能性もあります。
執刀した先生に、よく相談の上、状況を詳しく把握された方が良いのではないでしょうか。2005/11/13 22:13 -
皮膚用の軟膏は、粘膜などには不適の場合もありますし、舐めてしまいがちです。抗生物質が、効くものかも分かりませんので、止めておいた方がよいでしょう。
口唇の傷?というのが分かりにくいので、一度病院へ行かれたほうが良いと思います。2005/11/13 22:08 -
発症時の腎臓の検査結果からみると、腎臓が原因とは考えにくいのではないでしょうか。その後の悪化は、二次的なものだと思われます。肝機能障害も考慮するべきだと思いますが、所見がないのでなんともいえません。肝機能障害での血小板減少であれば、すでに肝不全の状態に近いと思いますし、血液凝固障害などが出ていてもおかしくありません。
やはり、発熱と血小板減少が一番の問題点だと思いますので、免疫介在性疾患を疑うべきではないでしょうか。最低限、鑑別診断は下しておくべきです。鑑別診断は、検査項目が多くなりますし、場合によっては治療効果と総合して判断する必要もあります。
ただし、原因が何であれ、ここまでの血小板減少は非常に危険で、数値どおりであれば急性の出血も起こりえるでしょう。血尿や血便、鼻出血、皮膚の紫斑などに十分注意してください。また、DICという病気のの発症も十分考慮するべきで、凝固系検査やFDPな...2005/11/13 18:28 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 性別不明 / 年齢不明
発情の時期を考えると、子宮や膣の疾患、子宮内膜炎や蓄膿症、膣炎などを考えるべきではないでしょうか。原因不明のゼリー状の尿が出ることもまれにありますが、もちろん、尿検査は必須で、泌尿器疾患の有無を確かめておくべきでしょう。膀胱や尿道疾患の場合、頻回尿や血尿、排尿痛などの症状が多く認められますが、目立たないこともあります。
出来るだけ早めに、かかりつけの先生に相談された方が良いのではないでしょうか。
2005/11/13 17:40 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常 / 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
初期の腸の異常が甲状腺機能低下症と関係あるのか、削痩が甲状腺ホルモン剤投与の過剰ではないのか、ということが気になります。甲状腺の機能検査は、費用がかかり大変ですが、まめにみておいた方がよいとおもいます。
また、異物の摂取も、胃腸の病気や削痩の原因にもなります。もちろん、レトリバーは、癌の多発犬種でもありますし、IBDという消化管疾患も多いです。
主治医の先生の指示通り、肝臓や糖尿病の検査は重要ですが、あわせて甲状腺や他の血液検査、X線検査をお勧めします。腫瘍やIBDも考えるのであれば、バリウム造影や内視鏡検査、超音波検査などを徹底した方がよいでしょう。2005/11/11 15:51 -
自由にすることとしつけをすることは、相反するものではありません。しつけというのは、あくまでルールを教えてあげることで、スパルタ教育をすることではありません。また、自由というのも好き勝手にさせることが自由ではなく、最低限のルールを守った上での自由が本当の自由といえるでしょう(これは人の社会でも同じですね)。
しつけは、人の都合に合わせるために行なうものではなく、人と一緒に快適に生活するため、そして犬の安全の確保と負担(特に精神的なストレスなど)の除去、体調の維持に必要なことです。しつけというよりも「学習」ないしは「お勉強」というところでしょうか。
3ヶ月であれば、むしろ遅いくらいですが、時期や方法は慎重に正しく選択しなければいけません。怖がらせてもいけないし、威張らせてもだめです。本などで勉強するのも良いですが、かかりつけの先生に相談するか、しつけ教室に通うというのもひとつの方法で...2005/11/09 12:51 -
免疫介在性の胆管肝炎という診断だと思われます。免疫介在性疾患は、診断が重要です。いろいろな検査で鑑別して行きますが、検査でははっきりしない症例もあります。また、中には多発性筋炎・関節炎などの併発もあり得ます。確定診断が下せることが一番ですが、無理な場合はステロイドなどの免疫抑制剤の効果から判断する場合もあります。ただし、ステロイドは場合により肝毒性が問題になる事もありますので、その点は先生がご留意なさっていると思います。本来は、治療前に必要な検査は順序だててしっかり行なっていくことが重要です。ただし、その余裕がない場合は治療と平行して行われますが、その際の検査の制度は免疫系に関しては下がってしまいます。
検査数値の悪さと、肝機能の悪さは関係ありますが、病状の重さとは相関はない場合もあります。
胆嚢疾患の場合、血液検査と超音波検査が重要な検査ですが、経過観察にとどまり免疫介在の証明...2005/11/09 10:49 -
食生活にも問題がありますので、単純に便の質の問題であるかもしれません。ただ症状からすると、雄という事もあり、去勢をされていないようであれば、よくほえる、肛門が膨らんでいるという主訴からは会陰ヘルニアや前立腺肥大、前立腺の腫瘍も考えておかなければいけません。直腸の損傷や狭窄、腫瘍、肛門周囲腺腫などもあります。
出来れば一度病院へ行かれたほうが良いと思います。直腸検査や視診だけでもある程度は判ると思いますが、検査が必要になると思います。
高齢な子でありますし、排便は本人にも苦痛で、また生命にも関わります。早めに対処してあげてください。2005/11/09 10:36 -
まず、草を食べさせる事は効果はなくても害はありますので、欲しがって求めたほうがよいですね。草を欲しがったり、腹鳴(お腹がなること)がひどい、粘液質の便と言うのはやはり胃腸疾患の症状と考えられます。特に、粘液質の便については大腸に問題がある場合が多いですね。
慢性の胃腸炎も含め、寄生虫や原虫、感染症、腸内細菌叢の変化、食物の質や量の問題、食物不耐性やアレルギー、過敏性、IBD、膵疾患などいろいろな疾患を除外していかなんければいけません。 これらについては、詳しい問診や身体検査、必要な検査をしっかり順序だてて行なうべきですので、主治医の先生とよく相談してください。また、経過が長くなればなるほど難治製の傾向が高くなりますので、早く対処してあげることが重要です。
お大事にしてください。2005/11/09 10:31 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
腰痛の症状とはあまり考えにくいですね。第一には、口内や食道の損傷や炎症を考えるべきではないでしょうか。消化管の蠕動により誘発される痛みも考えられますので、胃腸疾患も含めるべきでしょうね。できればバリウム造影検査か内視鏡検査を考えられたほうが良いのではないでしょうか。
典型形的な症状ではありませんが、以前同じような経過で食道閉塞の患者さんがいらっしゃいました。大抵、急性に進行する疾患なのですが、長い病歴で転院されてみえ、手術にてタオル状の異物を摘出したことがあります。
結果的に大きな異常がないにしても、しっかり口から胃の間をみておくことは重要だと思います。除外診断が出来ますので。2005/11/09 10:22