だいじょうぶ?マイペット

痩せて元気がなくなった。

質問カテゴリ:
手・足の異常 / 体重の異常 / 吐き気

対象ペット:
/ その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
長崎県 / カムイさん

 
2005/11/08 14:09

一ヶ月前位から散歩に行っても以前と比べ元気が無く、走ってもすぐ歩いてしまいます。また、腹部が痩せてしまい食欲はあるのですが、2日に一度は吐いてしまいます。通院して現在は免疫抑制剤に反応しているようなので、多分自己免疫性の胆肝炎との事です。肝臓の中の胆嚢と胆管に炎症が起こり、2次的に肝臓にも炎症が起こってるのではとの事でした。レントゲンと超音波の検査結果は異常なしで、肝臓も腫れてはいないとの事でした。自己免疫の病気には色々あって、他にも自己免疫の病気で治療してる動物はたくさんいるけど、胆嚢肝臓については1番やっかいなもので、予後は良くないと言われました。

との事です。
まだ入院中で薬で治療してますが、肝臓にはウィルス肝炎がないと言う事を言われたのですが、HPなどを見ていると、ウィルスによる肝臓病という事がよく書いてあるのを見ました。血液検査の数値が悪いのも胆肝炎によるものなのでしょうか?もしそうなら、今後どうしたらよいのでしょうか?いろいろと書きましたが、よろしくお願いします。

こんにちは。
ウイルス性の肝炎は犬でもありますよ。(犬ですよね?)
血液検査値が悪いとのことですが、どの値がどの程度悪いのかわかりませんので、お答えできません。
入院中とのことですので、担当の先生にもう少し詳しくお聞きになるのがいいと思いますよ。

肝臓はウイルス、細菌、毒物などに大変侵されやすい臓器です。レントゲン、超音波で異常がなく免疫抑制剤が反応しているなら点滴と抑制剤で改善すると思います。今後は、投薬と定期的な血液検査をして下さい。改善されない場合は胆嚢造影、肝生検を行い外科的処置が必要かどうかを大学病院で調べてもらうことが良いでしょう。

 免疫介在性の胆管肝炎という診断だと思われます。免疫介在性疾患は、診断が重要です。いろいろな検査で鑑別して行きますが、検査でははっきりしない症例もあります。また、中には多発性筋炎・関節炎などの併発もあり得ます。確定診断が下せることが一番ですが、無理な場合はステロイドなどの免疫抑制剤の効果から判断する場合もあります。ただし、ステロイドは場合により肝毒性が問題になる事もありますので、その点は先生がご留意なさっていると思います。本来は、治療前に必要な検査は順序だててしっかり行なっていくことが重要です。ただし、その余裕がない場合は治療と平行して行われますが、その際の検査の制度は免疫系に関しては下がってしまいます。
 検査数値の悪さと、肝機能の悪さは関係ありますが、病状の重さとは相関はない場合もあります。
 胆嚢疾患の場合、血液検査と超音波検査が重要な検査ですが、経過観察にとどまり免疫介在の証明はできません。状況にもよりますが、肝臓生検が役立つこともあります。また、胆嚢の炎症や粘液嚢腫などが問題な場合は、手術が必要な場合もあります。
 もちろん、ウイルスが原因の肝疾患もあります。症状やワクチン接種歴などで診断されたのかもしれませんね。他にも犬種特異性の肝疾患や銅などのミネラルが関与した特殊な疾患もあります。
 よく、先生と相談してみてあげてください。

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