今本 成樹 先生の過去の回答履歴一覧|11ページ目
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今本です。
ビーグルという犬種は、かなり病状が進んでも元気だった経験が何度もあります。その裏返しで、しんどそうにしたら、結構状態が悪いことも経験しています。
肝臓の腫瘍ですけど、その詳細な診断結果はわかりませんけど、すでに肝臓全体に拡大してしまっていたり、肝臓の機能がおかしくなっていた場合には、残念ながらあまり良くなる可能性は低いです。
腫瘍が破裂したりして、おなかの中で出血がある場合には、緊急手術を行いますが、その場合には、あまり予後はいいことないです。
基本的に対症療法がメインとなりますけど、対症療法は、症状に対してそれを抑える程度で、根本の治療をしないと、徐々に衰弱していくと思われます。病気とうまく付き合って、苦しまないような方法を考えるのも選択肢に入ってくる段階かもしれません。2009/12/09 09:25 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
今本です。
おとなしくしていれば治るかどうかについてですけど、病気によっては、またその程度によっては自然治癒ということもあり得ます。
しかし、どのような病気であるかわからない以上、我々も無責任な発言はできませんので、、、、、
関節に良いサプリが効果的な場合は関節の問題かもしれませんが、ヘルニアでは、時に、処置が遅れると回復が遅れることもあります。
どのような来院方法や検査を選択されるかは、担当の先生と相談してみてください。
病院へ行かなくて悪くなってしまうのでは、後悔することになると思います。2009/12/02 16:43 -
今本です。
レントゲン上でなにかあるなら、その病変に対して対処していく必要があり、通常は、消炎剤を使います。しかし、神経自体が直接圧迫を受けると、なかなか効果は見えにくいものです。
尻尾の付け根には神経が集まっているので、痛がる場合には治療に数カ月かかる場合もあります。また、あまり内科的な方法でよくない場合には、痛みを取るために手術が必要なこともあります。
セカンドピニオンになっていなくてすいません。
やはり画像が必要な検査では、この程度が限界かもしれません。2009/11/07 13:53 -
今本です。
肝臓が悪いから水を飲むという可能性も否定できません。
薬の影響もあるかもしれませんし、当然それ以外の原因も考えられます。
もし心配でしたら、それ以外の水を飲んでしまう疾患の検査をしてもらえたらと思います。
肝臓って、検査の数値だけでは分からないこともあります。
肝臓は、目で見て、病変がありそうなところの組織検査が一番すすめられます。ただし、鎮静や麻酔、時には、開腹が必要なことがあります。きっと、組織検査が一番正確に状況を把握できます。心配でしたら、どうぞ。
ただ、肝臓治療は、通常内科治療から始めます。このままで経過によっては、先ほどのようなことも選択肢に入るかもしれません。
おだいじに。2009/11/07 13:51 -
今本です。
高齢ですので、原因はいろいろと考えられますし、ここで書くことも診察をしないで書いているのでまったく的外れなことになるかもしれないこともご了承ください。
まずは、症状から考えると、嘔吐が出る場合には、胃腸の障害や、腎臓の障害など、又は中毒なども考えられます。それと、頭が傾くのでしたら脳神経の障害もあり得ます。
耳が聞こえない場合には、たぶん意識障害があったかもしれません。腎障害や尿路障害、、、、意識障害も考えられます。
どれでしょうか?と言われたら非常に難しいですけど、正直、解剖をしてみないとわからないのが事実です。2009/11/07 09:39 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
今本です。
状況的には、どのようなタイミングで発症するのか分からないので、きっと不安でしょうね。発症した時に一度神経学的な検査を実施してもらってはいかがでしょうか?どのような神経の異常があるかも一応検査してみてはどうでしょうか?
レントゲン上で異常がない場合には次は、神経のほうを考えていくのも間違った筋道ではありません。
コーギーに特有の神経の病気もあるので、念のためにそういう検査も必要かと思います。
シェパード、ウエルシュ・コーギー、アイリッシュセッターなどの老犬に見られる脊髄の進行性の病気ってのもあります。
おだいじに・・・。2009/11/03 11:10 -
新庄動物病院の今本です。
蚊取り線香や、予防の首輪に関しては、コメントは控えることにして、、、、まずは、病院で検査を受けていただき、目の状態に関して一度診察を受けられるほうがいいのではないか?と思います。
そのついでにでも、身体検査上から夜だけに「ウォウォ」という原因について何か考えられるものがないかということも聞いてもらえたらと思います。2009/10/01 16:57 -
新庄動物病院の今本です。
状態についての詳しい話ありがとうございます。
膵炎についての診断は慎重に行う必要があると思います。また、消化器の病気もないかどうかを探さないといけません。確かにアミラーゼの数値は高いですけど、アミラーゼが高いからといって、膵臓だけが悪いとも限りません。
総合的な治療を実施しないと、改善しない可能性もあります。他にも原因があって、膵臓がその被害を受けているのかなぁ?とも考えられなくもないのです。
結局膵炎っていうのは総合的に診断をしていく必要があるので、症状と総合的な判断となります。絶食可能かどうか、担当の先生のご判断を仰いでください。
おだいじに・・・。2009/10/01 16:53 -
今本です。
脳障害がどのように起こっているかの把握をすることが重要だと思います。発症の時期から考えても、先天的な異常の可能性も否定できません。とくに同一方向にまわる、片方の目の障害など脳における障害の指摘がすでにされています。
現在の治療を行って、改善が見られない場合には、さらなる診断に向けて積極的な検査が必要で原因究明に向けて動く必要があるかもしれません。先天性疾患では、その多くが治療が大変なことが多いです。
おだおじに・・・。2009/09/04 09:24 -
今本です。
縛ってしまってとれるものなら、それも方法の一つではないかと思います。しかし、暴れたり、気にしてしまうのでしたら、ひもで縛ってもそこを気にしてしまうのであれば、きちんと麻酔をかけて、切除手術になると思います。
完全に切除すると、その後の病理検査でどのようなしこりだったのか?ということもわかります。
おだいじに・・・。2009/09/04 09:19