今本 成樹 先生の過去の回答履歴一覧|46ページ目
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今本です。
私も秋田犬を飼っております。
今回の話を読ませていただき、病院へは行かない!ということですが、往診を受けられてはどうでしょうか?
化膿して、中に膿がたまっている場合には、その部分にどのような菌が感染してどのような抗生物質が効果あるのか?それを、検査して抗生物質で治療するという方法もありますし、もしかして、おかしな腫瘍であったなら、早期切除が望まれます。
また、急激に痩せてくるというのは、本当に心配です。
病院へ連れて行くストレスよりも、病気のストレスの方がすごいのではないでしょうか?温厚で聞き分けが良い子なら、診察もさほど困難ではないでしょう。
往診ではできることは限られますが、どちらにしてもしこりというのは文章で表現しても獣医師同士でもなかなかイメージが伝わりません。
やはり、診察を受けられた方がいいかもしれません。
いろんなところにポコポコできているものがいいも...2006/02/24 20:07 -
今本です。
てんかん発作という症状が、どのような状況から導かれているかによって麻酔のリスクが変わります。
たとえば、水頭症などの生まれながらの奇形、その他にも、脳みその異常(奇形)の場合、それを検査するために、MRIの検査をして、麻酔をかけたら麻酔が醒めなかったこともあります。(うちの病院MRI・CTはありません)
「てんかん」というのも、ひじょうに原因が多くあるので、てんかんがある場合の麻酔のリスクは、高いとしか言えません。
手術するかに関しましては、確かに腫瘍化するリスクもあります。正常な位置の10倍以上のリスクがあると言われています。
それと反対に、、、、
若齢犬から停留睾丸を摘出するかどうかを判断するための判断分析図
Peters MA, van Sluijs FJ.
Vet Rec 2002 Mar 30;150(13):408-11
Decision analysis tree for deciding whether to remove an undescended testis from a y...2006/02/23 23:25 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードプードル / 性別不明 / 年齢不明
今本です。
ダックスの毛色は、多くの遺伝子により支配を受けていたりします。一歳を境目にして、毛の色や、鼻の頭の脱色などがあったりします。これは、色を薄める遺伝子が、1歳前後で、強くその遺伝子の特徴を出したためです。もしかしたら、その子の親も、同様の変化をしているかもしれません。
また、避妊手術をすると、毛並が変わった子もいます。
フワフワの毛になった子が当院でも、いてます。
特に数年経過していますけど、今のところ元気です。
ホルモンの関係で変わったのかどうかはいまだ未定です。ただ、その可能性は否定できません。2006/02/23 23:18 -
今本です。
股関節の炎症や、もしくは形成不全などがある場合には、内服薬による治療か、外科手術による治療をおこないます。
今回の先生は、どちらの先生も、内科治療を行われたということですが、私もまずはその治療をします。
ただ、痛み止めとして使った薬がなんだったのでしょうか?
リマダイルという名前のお薬なのか?プレドニンなどのステロイド系のお薬なのかで副作用も変わります。
心臓の病気についてですけど、レントゲンや、超音波検査、聴診や身体検査で、どの程度悪いのかの判断をしていただき、その程度により治療を受けさせてください。
今回の症状が、何らかの薬の副作用ということでしたら、どこの部分にどんな副作用が出ているのか?それを調べるために血液検査も欠かせないかもしれません。
心臓は、長く生きていると、小型犬ではかなりの子で異常がみられます。また、お薬も長く使うと、どこかの臓器にダメージを...2006/02/23 23:14 -
今本です。
ステロイドの副作用かどうかを確認するなら、一度血液検査を受けてみて肝臓や、副腎という臓器の検査をされてはいかがでしょうか?また、エナカルドですけど、エナカルドだけで効果がない場合には、その他数種類の薬を同時に使う場合があります。
もしかしたら、心臓の方が悪いのでしたら、薬の量や種類、飲む回数を増やしていくかもしれません。その辺は、診察をしないとわかりませんけど、4種類くらいの薬を同時に飲んでいる子だっています。ほとんどが副作用のない範囲で使います。
心臓の病気は、薬でよくなることの方が少ない病気です。むしろ進行することも珍しくありません。
心臓病は、悪くなれば薬を増やしていきます。再度心臓の機能を評価する必要があるかもしれません。場合によっては、治療を見直す時期であるかもしれません。
どの薬をどういう目的で使うのか?
それは主治医の先生との話し合いで決まります。
...2006/02/21 20:52 -
今本です。
成長期の関節の曲がりは、多くの原因が考えられます。
体重の急速な増加を示す犬種では特にそうなることが多いです。
また、肘関節が悪い場合にも、同様の変化をしまします。
肘関節の検査は、現段階で行っても炎症や、関節の中の病気以外はあまりわからないことが多いです。生後半年を越えても、なかなか改善されない、むしろ悪化する場合には肘のほうの異常を疑います。
多くの場合には、自然と改善します。しかし、改善が見られない場合には、レントゲンを何方向かから撮影してもらって、きちんと評価していく必要があると思います。
おだいじに。。。2006/02/21 20:45 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
今本です。
どこか痛いのか?
何かのストレスから吐いたのと、元気がないのと別々なのか?その辺は不明です。足を引きずるなら、足の検査をしていけばいいと思います。検査としては、体を触る、足のほうの神経の検査(これも体を触る検査)、関節の動きを見る検査、最終的には、足のレントゲンがあります。
また、動きが鈍いなら様々な部分のレントゲン撮影をされるかもしれません。
股の関節や、膝の関節などの検査を受けてみてください。
検査の最後まで順番で書きましたけど、足先がたとえば化膿していて膿がたまって痛いなら、レントゲンは撮らないなんてこともあります。心配の芽を摘む、そして、リトのストレスをなくしてあげるためにも病院へ行ってあげてください。あまりひどい病気ではありませんように・・・。おだいじに。2006/02/21 20:42 -
今本です。
乳腺の炎症があった場合には、このようなしこりが出ることがあります。毎回毎回どんどんひどくなった子もいますし、そうなるとひじょうにストレスでかわいそうになることもあります。
また、出血の期間が結構バラバラな場合には、ホルモン検査をすることもいいかもしれません。私の犬も結構バラバラで、8ヶ月たってもこないこともあって心配したりします。しかし、ホルモンにも異常なさそうだし、いまだに避妊をしていません。逆、当院の患者さんで、乳腺の炎症を発情のたびに繰り返し、苦労された方が避妊手術をしてそのストレスから解放されたという例もあります。
また、しこりは、気になるようでしたら、取ってしまって、病理検査に出すのがいいと思います。
安心のために担当の先生とよく話し合って見てはいかがでしょうか?
おだいじに・・・・。2006/02/21 20:37 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
診察をしたわけではないので、今回の文章からの私が感じた意見を述べさせていただきます。
まず、腸炎の治療で、即効性があるものとしては、痛み止めや、腸の痙攣などがあればそれを抑えるものがあります。そういったものを使う先生もいれば使わない先生もいます。
そういったものを使わなくても治るときは治ります。
しかし、心配なのが異物を食べた。とか、膵臓が炎症を起こしている場合です。こういう場合には、症状が繰り返すことがあります。また、案外腰が痛いなどでも、同様の症状を示したりします。ヘルニアのようなものではなく、腰のほうへの菌の感染などでは痛みを感じることがあります。でも、神経の病気だったら怖いので、できればきちんとした検査をします。そして、改善がない場合には、様々な角度から検査を進めていかなくてはいけないと思います。
こうやって可能性を探るとひじょうに怖いものです。
もし改善がない場合には...2006/02/21 20:30 -
今本です。
たぶん、すごく病院が嫌だったり、プライドが高かったりするのでしょうね。そういう場合には、徹底的に検査する覚悟で麻酔をかけることもあります。
ただ、麻酔にはリスクがあります。
抜け毛だからといって、発見が遅れると手遅れになる病気もあります。
麻酔のリスクと検査のメリットをどう考えるかだと思います。
飼い主さんでダメなときに、獣医師なんて他人ですのでもっとダメな時もあります。逆に病院では固まってしまって、おとなしく診察をさせる猫もいます。その子の実際を見ていないので、いいアドバイスができませんけど、思うように書かせていただきました。
おだいじに。2006/02/18 01:50