井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧
全2438件中 1 ~ 10 件目を表示
-
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 男の子 / 2歳 1ヵ月
今晩は。食べてしまったのはコードの部分だけでしょうか。
もしもイヤホン本体を含んでいますと、かなり腸閉塞のリスクが高いです。
この場合には胃の中にあるうちに動物病院に行った方が良いでしょう。
コードの部分だけですと腸閉塞を起こさずに便の中に出る可能性が高いです。
それでも必ず近日中に動物病院に行き念のためにレントゲンを撮るかエコーで確認していただきましょう。
大事なことは腸閉塞になった場合にどのような症状が出るか・その時どうすればよいかをしっかりと指導を受けておくことです。
ざっくりといいますと食欲廃絶や嘔吐は危険信号です。
お大事にしてください。2024/11/15 21:48 -
去勢手術のメリットはいろいろございますが、特筆すべきは寿命の延長です。あくまでも当院の平均ですが1.5年くらい長生きになります。
そのほかのメリットとしては雄特有の腫瘍例えば精巣腫瘍や肛門腺腫瘍が抑えられます。また会陰ヘルニアはほぼ防ぐことができます。
デメリットとしては基礎代謝が下がりますので肥満しやすくなり、適切な栄養管理をしないと糖尿病のリスクは高まります。肥満は全ての生活習慣病の原因になりますので注意が必要です。
人間に置き換えると女性並みに長生きするために去勢手術を子供に受けさせる親はいませんから自然の摂理に従うのなら去勢手術を受けないのも正しい選択といえます。
なお、去勢手術は手術や麻酔のリスクがあります。しかしこれに関しては手術をしないと後々高齢になってから雄特有の病気で手術をすることになるリスクが高いので、手術をしない理由にはならないと思います。
足の自舐...2024/11/12 22:30 -
年齢や症状から慢性腎不全が疑われます。口内炎は併発しているかどうかわかりません。
近日中に動物病院で検査を受けて治療を開始した方が良いでしょう。
おそらく血液検査を受けることになると思います。診断がついたら何らかの形で補液療法を開始することを提案されるでしょう。
ステージにより異なりますが進行を抑えるためにラプロスやテルミサルタンなどの投薬や症状を緩和する対症療法も始めることになると思われます。
お大事にしてください。2024/11/10 20:46 -
腸閉塞を起こしている可能性があります。
靴下が胃内にある時には症状が出ませんが、蠕動運動で流れていき小腸に詰まると発症します。
主な症状は食用廃絶・嘔吐・下痢などです。
もう一度しっかりと診てもらいましょう。腸閉塞ですと開腹手術が必要になると思います。
お大事にしてください。2024/11/07 23:16 -
拝見しませんとはっきりは断定できませんが、自舐性皮膚炎といえる状態かもしれません。
治療としては、外用薬を塗るとかえって過剰に舐めてしまい悪化することが多く、内服薬による治療が主になります。
この場合は不安を抑える向精神薬や痒み止めによる治療が行われます。
もちろん診察を受ければ膿皮症や真菌症や好酸球性皮膚炎など全く違う診断名かもしれません。
お大事にしてください。2024/10/20 23:19 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / カニンヘンダックスフンド(ロング) / 男の子 / 1歳 5ヵ月
拝見する限りでは膿皮症(表在性化膿性皮膚炎)と思われます。
セフェム系抗生物質を3週間服用するのは標準的治療法です。
ただし、繰り返す時にはアトピー性や何らかのアレルギーが根底にある場合があります。
Ige抗体価を測定して避けるべき食材や環境がわかると防げる可能性もございます。
今はまだ蒸し暑いですが、秋深まると自然に再発しなくなることも多いものです。
お大事にしてください。2024/10/06 00:10 -
今晩は。
ただの過形成(胼胝・タコのようなもの)であればよいのですが何らかの腫瘍のケースもあります。
この場所には組織球種・形質細胞腫・肥満細胞腫などが発生することがございます。
取り越し苦労だと良いのですが、念のために動物病院で診てもらいましょう。
細胞診(病理検査)を進められるかもしれません。お大事にしてください。2024/10/06 00:04 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャーマン・シェパード・ドッグ / 男の子 / 4歳 6ヵ月
ジャーマンシェパードは遺伝的に舌斑と言って蒙古斑のような黒い痣が約20%くらいの子に現れます。舌斑は腫瘍ではありません。
最近診察をしたシェパード40頭のうち5頭に黒い舌斑があります。当院の供血用シェパード2頭の内1頭には100円玉くらいの大きさの黒い部分が若い頃に現れ12歳の時点で大きさに変化はありませんでした。
自衛隊に納入したシェパード5頭のうち1頭にもこの黒斑がありました。
シェパードの遺伝子を持っていればこの可能性が高いと思います。
ただし、中にはもちろんメラノーマのケースも絶対ないわけではないですのでご心配であれば生検を受けるべきでしょう。
お大事にしてください。2024/07/22 00:38 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / イングリッシュセッター / 女の子 / 1歳 7ヵ月
写真だけでははっきりしませんが、この年齢で起きる可能性のある顔にできやすい腫瘍というものがいくつかあります。組織球種・形質細胞腫・肥満細胞腫などです。
もちろん腫瘍ではなくただの炎症や疣や毛嚢炎かもしれません。
ほとんどの場合は問題の無いものですが、重要な疾患を見逃さないことが重要です。
確実な診断は生検になります。外来ですぐできる検査なので念のために受けると良いかもしれません。
組織球種の場合には特に手術をしなくても副腎皮質ホルモンの入った軟膏で治癒できることもあります。
形質細胞腫の場合は個々に対処法が異なりますが、一般的に外科的摘出が適応です。
肥満細胞腫の場合には良性から悪性まで様々な異形性の段階があり、病理検査の結果で治療法が異なってきます。
ぜひ動物病院に行きましょう。お大事にしてください。2024/07/22 00:18 -
尿のPHと画像上の結石の形状や沈査を見ていただき、C/D以外で使える療養食を再選定していただくと良いでしょう。
この手の食事はたくさんのメーカーから出ておりますので、きっと病態や嗜好に合うものがみつかるはずです。2024/07/01 23:49