井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|4ページ目
全2438件中 31 ~ 40 件目を表示
-
血液検査でPLT値が7.9万/ulという低い数値が出たのですが
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘアのミックス / 女の子 / 17歳 9ヵ月
今晩は。
誠に悩ましい状況です。
血小板減少症で血液凝固遅延で17歳以上ですと、脾摘はリスクが高いといえます。
猫の肥満細胞腫は悪性度がさほど高くないことが多いので、内科的な治療がよいような気がします。
ただ、実際のリスクは診察をしている獣医師にしかわかりません。
猫ちゃんの状態が悪いのであれば対症療法のみやステロイドのみによる治療だけも考えられます。
十分に話し合って検討してください。お大事にしてください。2024/03/28 23:19 -
フィラリアに感染しているのであればその症状が出ている可能性があります。そのほか僧帽弁閉鎖不全による心肥大で気管が圧迫されて咳が出ている可能性や肺水腫の可能性もあります。気管虚脱でもこのような症状が出ます。
動物病院に行きませんと自宅でできる対処はなかなか難しいと思います。
あとは、酸素テントのレンタルを受けるのも一法です。お大事にしてください。
どちらにせよ診察を受けることをお勧めしますので再検討してください。2024/03/26 00:35 -
何歳からでも可能です。思い立ったが吉日です。
ただし実際には診察した獣医師が接種できる状態か判断いたします。
今まで運よく伝染性の疾患にかからなくても、これから大丈夫とは言えません。また、急な入院が必要になった場合にワクチン歴がないと入院治療を受け付けられないこともございます。
ワクチン内容は何種がよいかは地域性がありますので、お近くの動物病院で相談しましょう。
お大事にしてください。2024/03/25 22:28 -
下痢を侮ってはいけません。環境が変わって下痢をすることもありますが、まずはほかに原因がないかどうか動物病院に行った方がよいでしょう。
必ず便を持って行ってください。便は紙に包まず、ビニールやラップに包むか密閉できる容器に入れて持っていきましょう。量は大豆くらいの大きさが必要です。獣医師の判断により寄生虫の浮遊法やウィルス検査や細菌の顕微鏡検査などをします。原因によって治療法は異なります。
水分ですが概ね体重の5%くらい体重1㎏あたり水50㎖位ですが季節や運動量や体質や湿度や温度で異なります。下痢で体液を喪失していれば必要量は増えます。
子犬は急変しやすいので早めの受診を強くお勧めいたします。お大事にしてください。2024/03/25 22:20 -
今晩は。
トイプードルはポメラニアンとともに非常に骨折しやすい犬種です。
この2種を合わせて当院で骨折手術をする8割程度になります。
大変でしょうが、手術しないことには歩行困難でしょうから手術は必要でしょう。
骨質が悪いのであれば主治医の先生と相談し食事内容を見直すことも検討しましょう。
また、骨量を増やすためには散歩による加重刺激が重要ですので骨癒合したら少しづつしっかり歩かせましょう。
お大事にしてください。2024/03/12 21:42 -
今晩は。
尾部は皮下組織がとても薄く血管も少ないので、術後に血行不良を起こしやすいものです。
骨折の手術のほか、腫瘍の摘出を行った場合にも術跡より心臓から遠い方が血行不良で壊死することがございます。
その場合には壊死した部位からの細菌感染を抑えることがとても大事です。
壊死脱落が抑えられそうにない場合にはその部位を再手術で断尾せざるを得ないかもしれません。
経過を観察しながら主治医の先生とよく話して、今後の治療方針を決めていきましょう。
お大事にしてください。2024/02/25 22:58 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 2歳 6ヵ月
人間の場合にはメラノーマの重要なサインになります。
しかし犬の場合には普通によくあることで、これでメラノーマであるとは通常は考えません。
爪に黒い線が入ったり一本だけ黒かったりすることは普通のことです。
ただし、中高年の犬で今まで白かった爪が突然メラニン色素が入ってきた場合には注意が必要です。
まだ若いので杞憂と思われますが、心配であれば生検という方法もございますので相談されるとよいでしょう。
お大事にしてください。2023/11/16 00:11 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 17歳 3ヵ月
点滴は尿毒症成分の上昇を抑える目的になります。
延命希望の場合には週に補液を行います。これにより同時に脱水の補正もできます。
尿毒症は苦痛ですのでそれが訪れる時期を遅くするということですので、和らげるとともに延命になります。
この二つの目的を明確に分けて治療をすることはとても難しいものです。
進行スピードは個々に異なります。毎月検査する子もいれば3か月に一回の子もいますし、飼い主の希望で診断に必要な時だけで以降は一切検査をしないケースもあります。2023/10/14 00:32 -
FIPにはまだ標準治療がございません。
ですので今私が答えているのも正解と決まっているわけではありません。
各動物病院がそれぞれに努力研鑽して、治癒率を上げている最中です。
どうか頑張って治療を続けてください。
我々も少しでも完治する子を増やすため、日夜励んでいきます。
お大事にしてください。2023/10/12 23:28 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 17歳 3ヵ月
今晩は。
積極的な治療をした場合としない場合では平均寿命に大きな差ができますが、たどる症状の変遷に大きな違いはないと思われます。最終的には対症療法が効かなくなり、食欲廃絶・嘔吐・痙攣や昏睡がおきてきます。見ていて辛い場合には安楽死を考えるケースもございます。ただ、検査結果を拝見しますとまだそれを考える時期ではございません。
動物は言葉を話せませんので、人間よりも検査に頼らざるを得ない部分が多いものです。
積極的な治療はしないにしても、悪心がある・実際に吐かずとも吐き気がある・尿毒症が悪化してそろそろ痙攣が起きそうである・・・など、検査結果によって対症療法の準備を考え始めます。
嘔吐やてんかん様痙攣を含めて受け入れて自然に任せるわけではないはずですから、結果によって症状の発現を止められるものは止めたいものです。
検査はした方がよいと思います。ただその頻度はお任せではなく、よく話し合っ...2023/10/12 23:20