井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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確かに血液検査データに異常あありません。
麻酔薬の量は柴犬の一般的な体重を考えて問題ありません。
アチパメという覚醒促進剤を注射していれば、体調に問題なければその二時間後の退院は通常は可能と考えられます。
可能であることと、そこで退院させるかどうかは獣医師の判断(裁量)になります。
14:38の記述はあくまでも五感の印象ですので拝見していない者には推察できません。
術前検査の判断・麻酔法・麻酔薬量において、記載の中に獣医療上の過誤は無いものと思われます。
私はアンチセダンというアチパメと同じ成分の注射で過度の流延と痙攣をおこさせてしまった経験がございますが、一過性でした。
アトロピンの注射で流延は抑えられますがドルベネの麻酔前投薬としてアトロピンは推奨されておりません。
農水省の副作用情報では数例の死亡例がございますが他の薬剤と比べて特に多い印象ではございません。2024/07/01 23:44 -
こればかりは診察をしている獣医師にしかわかりません。
尿検査を受けて尿の状態や尿沈渣を顕微鏡で確認し画像診断で結石の形状をみて判断します。
療養食は治療の一環として主治医から購入して使用法を説明されるものです。
どの食事で治療するかは今かかっている獣医師つまり療養食を処方した獣医師に相談しましょう。
お大事にしてください。2024/06/30 22:23 -
私の説明はあくまでも一般論というより当院での方法と感想です。事実関係を知らない獣医師には確定的なことは申せません。
今後とても重要なことは、麻酔方法・麻酔薬の話になります。
麻酔の方法により麻酔からの覚醒のスピードは異なってきます。起こりえる副作用も異なります。
ただここで言えるのは最新の麻酔薬を使用した方法が必ずしも良いとは言えないことです。その獣医師が使い慣れていて副作用を熟知していればむしろ従来の方法の方がその動物病院にとって安全性が高いといえます。どちらにせよ麻酔方法・麻酔薬の種類・麻酔前投薬・抗生物質も記録を保持しておいた方が良いでしょう。
次にもともと何か疾患を持っていなかったかどうかも重要になります。
術前検査を実施しているのかしないのか、術前検査の説明のプリントがあり読んだ上で飼い主が希望しなかったのか。麻酔の承諾書も読み返し、紛失しないようにしましょう
例えば肝門脈シ...2024/06/30 22:11 -
一般的には麻酔が覚める前に飼い主のもとにお返しすることはないと思われます。
麻酔が覚醒するまでは気道確保あるいはチューブを抜去してあればマスクで酸素を吸入するか酸素テントで覚醒を待ちます。
覚醒が遅ければ血管は留置針などで確保していつでも薬剤を静脈注射できるように準備しておきます。
当院は当日は点滴で様子をみて翌日に元気や食欲があることを確認して退院の運びとなります。
たとえ即日退院の約束をした場合でも覚醒状態に不安があれば退院を延期します。
ただし麻酔には予測不能の事態は稀ではありますがございます。全く問題がないと確認されて退院しても急変することはあり得ます。35年間に全ての手術の中で2例ではありますが食欲があることが確認されたうえで退院し自宅で突然死を起こした例がございます。2例とも死因の検証のための剖検は望まれませんでした。
術前検査をしても全てを予測できるわけではないのが実情で...2024/06/29 00:06 -
ナメクジには広東住血線虫が感染している可能性があります。
ただ、日本ではさほど感染例はなく、重症化する危険性も少ないと考えられます。
しかし、オーストラリアでナメクジを食べてしまった少年が死亡した例がありますから今後気をつけましょう。
なお、特効薬(虫下し)はありません。脳神経症状が出た場合にステロイドなどの対症療法をするくらいです。
症状はかなりゆっくりと数か月かけて進行するものなので咳は関係無いと思われます。
主な症状は、ほとんど無症状ですが稀に中枢神経の麻痺や失明などです。今はあまり考えすぎないことです。
おそらく我々人間も知らぬ間に生野菜を食べるときに小さなナメクジを口にしているはずですが発症者はほぼ皆無のはずです。
では、お大事にしてください。2024/06/23 23:16 -
栄養不良は食欲不振の結果であって、食欲不振には原因があったはずです。
不適切な食事の給与で栄養不良に陥ったのあれば飼主の過失であって補償されないのでしょうが、病気や先天性疾患で食欲不振になったのであれば交渉の余地があるかもしれません。
診療をした獣医師に聞いてみるしかないでしょう。これに関しては拝見した獣医師にしか判断できません。特定には剖検が必要になるかもしれません。
ただ、獣医師には法的な交渉は行えませんので、実際の請求は弁護士に相談するのも一案です。2024/06/21 23:09 -
通常は頚部の切開もなく口腔からアプローチします。
短時間で終わる出血も少ない手術です。なれた獣医師にとっては簡単ですが、術後のケアは侮れません。
具体的に言いますと、手術後に咽頭が腫脹して気道が細くなる時間帯が多少ございますので酸素テント等で様子を見ます。
軟口蓋過長で過ごした年数が長いと気道が陰圧にさらされ、徐々につぶれたストローのように細くなります。
そのため高齢になってから手術をしても気管虚脱が残り、思ったような劇的改善が得られないことが多いものです。
手術を希望する場合は主治医の先生とよく相談されたうえでご検討ください。2024/06/14 23:50 -
今晩は。もしも海苔だとすると海苔は水溶性ですから時間がたてば溶けて食道に下がっていくでしょうから暫く経つと解決するでしょう。
ただし、ポメラニアンは気管虚脱や軟口蓋過長が起こりやすい犬種ですので太ってしまい悪化した可能性があります。
再度レントゲンで確認してもらうか直接喉頭鏡などで診てもらうと良いでしょう。
お大事にしてください。2024/06/14 00:09 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミックス・その他の猫種 / 男の子 / 4歳 3ヵ月
齧っただけであれば多少唇がかぶれる可能性はありますが大丈夫でしょう。
しかし飲み込んでしまうと最悪では死亡する危険性があります。
ペットのいるご家庭でスズランを飾るのは絶対に辞めてください。
また夏になりますとニチニチソウやサンパラソルなど夾竹桃の仲間の花が花屋さんの店先に並びます。
誤食は命にかかわりますのでこれらの鉢花はペットの手の届くところに置かないでください。
命にはかかわりませんがユーフォルビアの仲間も乳液でかなり強い皮膚病を起こすので気をつけましょう。2024/06/10 00:10 -
今晩は。
皮膚のごく一部の炎症ではSAAなどの炎症マーカーではモニターできません。アルブミン/グロブリン比も局所の炎症では変動しません。
しかし、慢性炎症が続くと将来的にそこに腫瘍が発生するリスクがまれにございます。例えそうでなくても常に指先に痛みがある状態が残っているはずです。
爪の生長点が残っているの事が悪さをしているので、そこを摘出してみてはいかがでしょうか。ただしその場合にまた生長点を取り切れない場合があるので先端の関節までを摘出することを提案されたのでしょう。
炭酸泉がどこまで効果的かは正直判りません。慌てずにご検討ください。お大事にしてください。2024/05/31 01:23