井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|5ページ目
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エネアラは強く推奨されます。私は必要だと考えております。
FIPでは貧血も起こりやすく新陳代謝も悪化します。
エネアラに含まれる5ALA(アミノレブリン酸)は北里大学・長崎大学医学部の研究でコロナウィルスに対する効果が発表されておりますし、ミトコンドリアを刺激して貧血を改善することが確認されております。
どちらもまだ農林水産省は効果を動物薬として認めておりませんが期待できる薬です。現時点では法律上サプリメントとしか言えません。
当院では説明をした上で希望があればに処方しております。
プレドニゾロンは体重1キロあたり1㎎/日で処方します。ただ、肝酵素が上昇したり高血糖になる場合には適宜減らします。2023/10/09 23:23 -
他の病院のことはわかりませんが、この症状ですと当院では心臓の検査・血尿の原因を探るため尿検査と画像診断・食欲不振ですから血液検査も必要でしょう。ざっくりと3万円位になると思います。
初診料は病院によりかなり異なり1000円程度から1万円位のところもあります。
ただし必要な検査をすべて初診時に受けるべきかどうかは飼い主様の選択になります。獣医師の説明を受けて優先順位を考えてご検討すればよいでしょう。
もちろんすべての検査を希望せず、問診・視診・聴診・触診だけで対症療法を受けることも可能かもしれません。ただこれにはリスクがございます。
お大事にしてください。2023/10/05 01:14 -
FIPは非常に感染しにくいですが同腹の兄弟猫にはかなり高率に感染します。血のつながりがないと数年間一緒にいてもまずうつりません。仮説としては遺伝的にFIPにかかりやすい遺伝系統がある・幼少時にすでに同じ株に感染している等が考えられます。
当院では年間数十頭のFIPを治療しておりますがムチアン内服より圧倒的にGS441524注射の方が完治率が良いです。費用もリーズナブルです。12週間注射をしますとほぼ全ての猫でコロナPCRが陰性になります。ただし、20%弱の猫はそこまで行きつかずにドロップアウトか亡くなってしまいます。
GS441524の注射とステロイド(プレドニゾロン)は基本的に併用してください。GSでウィルスを退治しながらプレドニゾロンでサイトカインストームによる種種の症状を抑え込むイメージです。84日間は長いですが完治を期待して頑張りましょう。
お大事にしてください。2023/10/04 18:12 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(スムース) / 男の子 / 6歳 2ヵ月
耳管で鼻腔に繋がっておりますが耳管はとても細いので圧力をかけなければ流れ込みません。
ただし、中耳にはダイレクトに流れ込みますので、飼い主の方が洗浄するのはお勧めできません。
動物病院で施術していただきましょう。2023/10/01 21:37 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 5歳 4ヵ月
フィラリアの検査はミクロフィラリア検査ではなく抗原抗体反応による検査であれば、1年を通じて何時でも可能です。
2023/09/29 22:38 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(スムース) / 男の子 / 6歳 2ヵ月
鼓膜は皮膚と同じで破れても時間が経てば再生します。安心して下さい。
ただし、耳道に接する部分まで完全に溶けて消失してしまうと再生しない場合もあります。
その場合には難聴になる事がありますが、完全に聞こえなくなるわけではありません。この様な場合には外耳道の洗浄は慎重に行わなければ行けません。
お大事にして下さい。2023/09/29 22:36 -
年齢が高くなるほど暗視能力が低下しますので、高齢になるほど沢山光を取り込むために瞳孔は大きくなります。1才未満ですと暗いところでもさほど瞳孔を広げなくても暗視能力が高く良く見えるので、若いうちは写真のような感じでも不思議ではありません。どちらかと言うと瞳孔が広い子の方が心配な病気が多い印象です。
ただ、これは一般論ですので視力や瞳孔反射のテストは動物病院で診てもらいましょう。心配であれば眼底の確認もしてもらいましょう。
お大事にして下さい。2023/09/25 23:28 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 女の子 / 2歳 11ヵ月
デルクリアーとビオイムバスターは成分が同じです。どちらもゲンノショウコとベルベリンが主成分です。
動物病院で処方を受けながら市販の薬を服用すると重複して治療量を大幅に上回ってしまうリスクがありますので注意して下さい。
それよりも下痢の原因を精査して必要に応じて治療方針を切り替えて頂いたが良いかもしれません。下痢の改善がなければ治療薬の種類を変える・鎮痛剤を変える・食事を変える・IBD等の免疫介在性をを疑う・繊維反応性を疑う・腸内細菌のバランスの異常や原虫疾患を疑う・・・など検討の余地があると思われます。
なお、スコッティッシュフォールドは軟骨の形成が変形しているのが特徴で、そうなるように遺伝病を品種として固定した猫です。人間の好奇心の被害者と言えます。出るかどうか判らない副作用よりも今痛みに苦しんでいるのであれば鎮痛剤の投与を続けて良いと思います。今は鎮痛剤も沢山の種類があります。比較的胃...2023/09/20 23:40 -
手術をするべきかどうかは、グレードつまり症状の強さで考えるべきです。グレードが判りませんと他の飼主の意見は決定打にはなりません。
お話を伺うと普段の生活で支障が出ているのですから手術を受けた方が良いと思われます。
グレードが高い場合には放置しますと膝関節がねじれてきて高齢になってから歩行困難になる場合がございます。
手術を受ければ正常な歩様が期待できます。
術後一定の時間が経てば、散歩だけでなくボール遊びやアジリティーも楽しめるかもしれません。
デメリットは手術のリスクです。
どのような術式なのか経験や期待できる結果の率を良く聞いて、理解かつ信頼できるのであれば受けると良いでしょう。心配であればセカンドオピニオンを受けて下さい。
拝見していませんと個々に状況は異なりますので、いい加減に答えは出せません。
お大事にして下さい。2023/09/14 23:20 -
抜糸し残した糸は次回の機会に抜糸すれば良いだけですので心配しないで大丈夫です。
あまり大げさに考える必要はありません。2023/09/14 23:07