井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|75ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 男の子 / 0歳 5ヵ月
スコッティッシュフォールドという猫の品種は骨軟骨異形成という遺伝疾患を品種として繁殖させた系統です。
全てでの子に当てはまるとは限りませんが、骨や軟骨の異常は全身に認められます。
耳の軟骨だけでは無く手足の関節や鼻腔の形状も異形成になりやすいようです。
ただし、鼻は大部分軟骨で出来ておりますのでレントゲンでの確認は難しいでしょう。
鼻の穴は細く曲がっているために鼻出血が起こりやすくなります。上部気道感染を起こすと鼻閉になり、呼吸困難になることもございますので注意が必要です。
愛くるしく見える歩き方は手足の関節の可動域が狭く歩行困難や関節痛があるからです。
ですので、この系統の猫をお飼いになる場合には細心の注意が必要です。
常に体の節々に痛みが生じやすいので、できるだけ丁寧に触れ合うようにして下さい。
お大事にして下さい。2019/05/07 02:31 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 男の子 / 1歳 8ヵ月
塗布する場所は後頭部から頚背部でも肩甲骨の間でも問題ございません。むしろ頚背部の方が猫が舐めることが出来ないので良いかもしれません。
ただ、首をかゆがっているとのことですが、頚部に皮膚病がある場合にはそこに塗ることは避けた方が良かったかもしれません。
皮膚炎や瘡蓋あるいは傷は無かったのでしょうか。
何らかの異常がある場合には動物病院で診察を受けましょう。
お大事にして下さい。2019/05/05 00:49 -
残念ながら使用するのは無理です。
たとえ飲料水でも2年近く前に開封した物を冷蔵庫に入れていても絶対飲みませんよね。
インターフェロン点眼薬は病院内で作成した物です。
一般的にはその病気が発症したときに調合し、その一から二週間のうちに使い切る事を前提に処方しております。
ですので開封していないつもりでも、もう腐敗しているか失活しております。
お大事にして下さい。2019/05/05 00:36 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 首・肩を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ヨークシャテリアとポメラニアンのミックス / 男の子 / 14歳 0ヵ月
手を伸ばすことが出来ないのであればなおさらレントゲン撮影で判断する必要性が高いと思われます。
肩関節の脱臼などが無いかどうか、骨の腫瘍や骨髄炎が無いか心配です。
やむを得ず曲げたままで撮影するか、鎮静あるいは軽い麻酔下で撮影した方が良いでしょう。
相当に辛そうなので診断を急ぎましょう。お大事にして下さい。2019/04/25 23:20 -
今晩は。
この場所は中皮腫やリンパ腫が発症することのある部位です。
レントゲン写真では正確な位置も推定しにくいので仰るとおり肺の腫瘍が重なって見えているのかもしれません。
そのほか他に原発のある腫瘍の転移像である可能性もございます。
CTだけである程度腫瘍名が推定できることもございますが、針による吸引で細胞診をすることにより、さらに正確に診断できることが期待できます。
手術が適応になるのか、抗がん剤か、放射線療法かは腫瘍により異なりますので何とも言えません。
そもそも癌でも肉腫でも無いのかもしれません。
CTやMRIは一般的に全身麻酔が必要になります。これが一つのリスクになります。
安全に麻酔が出来る状態なのかどうか病態を評価することが重要です。慎重に判断していかねばなりません。
結果としてゴーサインが出ればCTを受けても良いのでは無いでしょうか。
愛犬が何と戦っているのかを見極...2019/04/24 01:49 -
血小板減少症はかかりつけの動物病院で治療できる病気ですので一般的には大学病院に行く必要はございません。
しかし、確かに10万は要注意な数値です。今月中か来月のゴールデンウィーク開けには再検査をしておいた方が良いでしょう。
さらに低くなれば紫斑や鼻出血や吐血や下血の危険性があります。ちょっとした怪我から大出血になることもございます。治療を開始した方が良いかもしれません。
トイプードルには比較的多い病気です。お大事にして下さい。2019/04/23 01:01 -
狼爪といは人間で言えば母指のことです。
生物学的に完全に切除してあれば再生することはあり得ません。
我々獣医師は通常は末節骨あるいは基節骨のところで切除いたします。この場合には絶対に再生しません。
しかし如何せん子犬は暴れてしまうところ無麻酔で手術しますので、失敗して爪の成長点が残ってしまうとしばらくたって爪が顔をのぞかせてしまうこともあり得ます。
麻酔下で完全に切除すれば再生することはもう無いでしょう。
お大事にして下さい。2019/04/23 00:46 -
今晩は。
記述の程度の物で胃痛が起こることは考えにくいです。
ほぼ時間の経過とともに便の中に出てくると考えられますが胃の中にずっと留まることもございます。
嘔吐や食欲廃絶などの閉塞症状が出なければ様子を見て良いでしょう。
もう少し大きい物であったり、小型犬であれば内視鏡で摘出するか手術も考えます。しかし、高齢ですし一般的な柴犬のサイズであれば、主治医の先生の指示にお従うことで問題ないと思います。
催吐薬で吐かせる方法もございますが、高齢ですとかえってリスクがございますので、薦めません。
お大事にして下さい。2019/04/15 00:25 -
気管や軟口蓋に問題があるかどうかはレントゲン画像からある程度推察できます。
はっきりしない場合には痲酔下で喉頭鏡や内視鏡で判断することもございます。
特に大きな病院に行く必要は無いと思いますが、それ以上のことはここでは言及しかねます。
申し訳ございません。2019/04/12 22:15 -
療養食等が必要な特定の病気や体質で無ければ大丈夫です。
ただし、雄猫は尿路閉塞症・尿路結石を起こしやすいのでマグネシウムの多い魚介類のトッピングは避けましょう。
猫は元々完全肉食動物ですので、毎日鶏肉を与えていても脂身や皮が多くなくカロリーが適切な量を超えていなければ中年期までは問題ございません。
あえて問題点を指摘しますと、舌が肥えすぎるとペットホテルや入院など手元を離れて人に預ける場合にハンガーストライキを起こしやすいので注意が必要な事と、将来慢性病にかかったときに処方食を食べてくれなくなる可能性があることです。
お大事にして下さい。2019/04/11 23:36