増田 国充 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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「嘔吐」なのか「吐出」なのかによっても原因や対処方法が異なります。
「嘔吐」は比較的消化されたものを戻すことが多く、かつ食餌をとってから数時間程度経過した後に戻すものを一般的に言います。主に腸が原因で生じることが多いです。
「吐出」は食べてから数分という非常に短い時間で戻し、食べたものが原型をとどめていることがほとんどです。この場合、食道や胃の上部に問題があることがあります。
それを踏まえて戻した内容物、回数、それによる衰弱等があるか、食事内容、異物の飲み込みの有無などを再度チェックしてみてください。続くようであれば検査の対象となると思います。
2008/10/13 19:11 -
実際にどのような状態なのかを拝見していないので的確なお答えができませんが、皮膚に穴が開いているということでしょうか?
それが徐々に大きくなったのか、あるとき急にできたものなのか、色調や硬さなど、どのあたりから評価をしていくことになろうかと思います。
診察を受けてもらうのが最良だとは思いますが、私はこのような例はあまり経験がありません。
お答えになっておりませんことをご容赦下さい。2008/08/30 19:01 -
断脚のご決断は非常にお心苦しかったことと思います。
血管肉腫は非常に転移率の高い悪性腫瘍として知られており、発見時には他臓器への転移をしていることが多く見られます。抗がん治療などの化学療法にも劇的な変化に乏しく、転移の程度によっては急速に腫瘍が猛威を振るうこともあります。1~2ヶ月から半年くらいの予後であることが多いです。内臓転移であれば、主に肝臓や脾臓の破裂に伴う出血、皮下であればその部分の出血と疼痛を伴います。
プリンチャン様の文章を拝見しますと、転移による影響も少なからずあるのかもしれません。またそれによって生じる痛みもあると考えられます。
ワンちゃんの年齢から見当識障害(いわゆる痴呆)も考えられなくはありません。
いずれにしても主治医の先生と現症についてよくご相談をしていただくことが肝要かと思います。2008/08/30 18:55 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 猫 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
体力と免疫力が十分でない時期ですので、お気遣いはいかほどかと思います。
同居猫ちゃんがいるようでしたら、ある程度原虫の駆除がすんでからの方がよいでしょう。そのうえで、十分に食欲があれば一旦帰宅されてもよいかもしれません。そして十分に排便の状態が安定し、ご自宅での生活にも慣れてくればワクチン接種も可能になろうかと思います。
今お預かりされているところに獣医師の先生がいらっしゃるようであれば、先生のご指示を仰いでいただくのが最良かもしれません。2008/08/30 18:43 -
- 質問カテゴリ:
- 意識に障害がおこる / ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
私自身はカルバマゼピン(商品名:テグレトール)の使用経験がないので、犬に対する効果や副作用について詳細はわかりません。ヒトでは精神運動発作の第1選択薬とされているようです。副作用は肝臓障害、皮膚症状、骨髄抑制がヒトで報告されています。
ジアゼパム(商品名:ホリゾン)は犬の癲癇ではよく使用される薬剤ですが、それでも頻繁に発作を起こし、単剤での使用が困難な場合にはフェノバルビタール(商品名:フェノバール)や臭化カリウム、ゾニサミド(商品名:エクセグラン)などとの併用を行います。それらは有効血中濃度に達している中できちんとした薬理作用があるかどうかをきちんとチェックしていかなければなりません。そのため、主治医の先生と相談のうえ投薬量などを調整していくことが必要となります。
ちなみにホリゾンですが、長期投与によって耐性の発現が認められることがあります。2008/08/30 18:35 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
顔面神経麻痺などの症状は犬にもあります。
問題はその原因となるものは何かということです。
突発性のものもありますし、基礎疾患に付随しているものもあります。
例えば犬のジステンパーウイルスによって神経細胞が侵されている場合でもなります。
ワクチン接種などはいかがでしょうか?
他の異常な兆候や、改善がない場合は診察を受けていただくとよいと思います。2008/08/30 18:21 -
病院で興奮するワンちゃんですと飼い主様もご心配な点が多いことと心中お察しいたします。
まず、口腔内のできものについては診断を下すには組織検査が必要となります。組織のとり方によっては軽度の麻酔あるいは鎮静でも可能かもしれませんが、そのあたりは病院によってまちまちだと思います。その情報が最も確実であると考えます。2008/08/26 12:09 -
考えられることとしては、心因性脱毛(精神的な問題で自分で舐めて脱毛する)がまず疑われるのですが、その他の要因についても否定はできないので、診察を受けられるのがよろしいと思います。
皮膚が破けているとなりますと、やはり感染や病変の拡大などが懸念されます。
脱毛にいたる経緯なども診察の際にお話いただけるとよいかもしれません。2008/08/26 11:20 -
検便していただくのがよいと思います。
幼犬の場合ですと、消化管内寄生虫や原虫による下痢などは比較的よく見られます。また、下痢といえども長期にわたれば体力の消耗も無視できない問題となります。
補足ですが、おしりをこする行為は下痢などによる肛門部の違和感によるものと思いますが、肛門のうの腫脹により気にする場合もあります。2008/08/26 11:17 -
キャバリアという犬種は、心臓疾患が非常に多いです。
心臓に雑音が出てきている場合、多角的に心臓の機能の評価をしておくことをおすすめします。具体的には、胸部レントゲン、心電図、心エコー検査等です。
これらから、今現在心臓がどのような状態なのか、運動の可否や、投薬が必要かなどのより詳細が決まってきます。
今回の心雑音がキャバリアでよく見られる心臓弁膜症であれば、過度な運動は控えていったほうがよろしいかもしれません。
食餌に関しては、ナトリウム(塩分)の過剰摂取は控え、心疾患用のフードに変更するのも方法になります。
その時々の心臓の具合にあわせて適切な評価と、それに対する適切な治療を行うことで、心臓の機能の悪化を抑制し生活の質を維持することができると思います。そのため定期的な検診も必要と考えます。2008/08/26 11:01