増田 国充 先生の過去の回答履歴一覧|6ページ目
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私自身はそのような情報を持ち合わせていないのでなんともいえませんが、腎不全の治療として活性炭を使用することはあります。
ただ、初期腎不全の段階で早期から腎臓用の療法食を与えることによってその進行を抑えることが出来たという主旨の報告はいくつかあります。これらの食餌はナトリウムやたんぱく質の量を一般的なキャットフードより抑えてあるので、成長期などには不向きと思います。
普段ご家庭でできる腎不全の予防としては、人間用に味付けした食餌はかなりの塩分過多になりますので避けておいたほうがよい…ということでしょうか。あまり的を射た回答ではありませんがご容赦ください。2008/02/29 18:52 -
比較的若くに発症されてご苦労もいかほどかと思います。
猫のストルバイト尿石症では、やはり食事管理が重要な要素になります。今食餌を取られているHill'sのs/dですが、主にストルバイト溶解を期待して食べてもらう食事であることは間違いありません。チィちゃんの場合、7ヶ月齢からs/dを食べていることになりますが、大分成長も終了段階に入っていますのでそれに対して何か甚大な影響が出るということは考えにくいと思います。病気が病気ですのでどうしてもその食事でなければいけない場合は多少若くても与えざるを得ないことはあるかもしれません。
先生のお考えにも多々あると思いますが、ある程度尿の性状が改善してきていれば、いわゆる尿石の形成予防食(例えばHill'sのc/dや、ウォルサムのpHコントロールなど)への切り替えも可能になることがあります。尿の検査をしてあると一番評価がしやすいのですが結晶が検出されず、また尿の...2008/02/29 18:45 -
食べたそのままの形(未消化のもの)で、しかもたべてからすぐに戻す場合はいわゆる「吐出」といわれるもので、嘔吐とは異なります。この場合主に胃より上部に問題があることが多いといわれます。それ以外の場合は「嘔吐」といわれ、胃を含めそれより下部に問題がある場合が多いです。
たくさんの量を一度に口にする場合は与える食事の量を少しずつにするだけでもかなり戻す行為は改善されます。
「吐く」内容によって治療や対処の方法が異なってきますので、受診される際に、「いつ戻すのか」「どんなものを戻すのか」「食事の量と回数」「排泄は正常か」「他に異常だと思われる様子はないか」をチェックしておくと、診断の手助けになります。
どうぞ、おだいじになさってください。2008/02/29 18:30 -
皮膚の感染症や、アレルギーなどの要因が除外された場合、心因性(精神的)の問題があると考えられます。脱毛した部分の病変(かゆみがある…とか、発疹が出来ている…など)によっても治療対処の方法が変わってくることがあります。抗生物質はおそらく、二次感染の予防として処方されているものと思います。エリザベスカラーはワンちゃん自身が患部をなめたり噛んだりすることによって悪化するのを防ぐ目的があります。
実際に拝見していないので言及はしかねますが、急激な環境変化による心因的な問題だと断定できる場合には、安定剤を使用するなどの方法をとることがあります。
改善のない場合には主治医の先生に再度ご相談されるとよろしいかと思います。2008/02/29 18:05 -
まず、念のため腎臓のチェックをしてみていただくことをお勧めします。アビシニアンという種類は比較的若い時期でも腎不全を発症する場合があります。
もちろんおっしゃるように、飲水量は食事の内容や住環境などによく左右されます。尿検査で何回かにわたって低比重の尿が出ている場合には腎臓の機能に何らかの影響が出ている可能性があります。2008/02/29 17:58 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
かなり頻繁に膀胱炎の症状が出ているようですね。慢性の膀胱炎はなかなか治りにくいことが多いです。
おっしゃるとおり、犬の膀胱炎の場合(特にストルバイト尿石症の場合)は細菌感染が大きく関与しているといわれていますので、尿培養することがあります。尿の検査からも腎臓の機能の程度を推定することは出来ます。
もう既に実践してらっしゃいますが、排尿しやすい環境づくりも重要です。
皮膚のこともありますのでなかなか治療が大変なのは否めませんが、膀胱炎が長期続くと本来の膀胱としての機能が果たせなくなる恐れがあるので、引き続き注意が必要です。2008/02/27 17:45 -
- 質問カテゴリ:
- のどの異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
ワンちゃん、飼い主様ともども心よりお見舞い申し上げます。
さて、リンパ腫についてですが、リンパ腫にもいくつか種類が有るのですべてに対して同じ治療を行うというわけではありませんが、この病気の場合最も有効とされるのが抗がん剤による治療となります。さらに、その方法にいくつかありまして、最近の傾向として多剤併用という複数の抗がん剤を定期的に投与することによって、抗がん剤に対する耐性(薬が効かなくなること)を極力抑えるほか寛解(見かけ上腫瘍細胞が確認されなくなること)期間を延長することが可能となります。費用やお薬に対する副作用、体質などもありますので、薬剤の選択は非常に重要です。
もっとも一般的なのが抗がん剤治療ですが、他には免疫療法というものがあります。詳細については非常に長くなりますので検索サイトで「犬 リンパ腫 免疫療法」といれていただくとヒットすると思いますのでそちらをご参照ください...2008/02/27 17:29 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
出血している部位は肛門付近か大腸直腸付近であると考えられます。おそらく何らかの理由で出血したようです。重度になってきますと、それが出血性大腸炎であったり潰瘍性大腸炎に移行することがあります。
人間に比べますと、犬は比較的便に鮮血が出やすいのですが、すぐに改善しない場合はあらゆる疾患を考慮する必要がありそうです。つまり精密的な検査を要することもあります。
排便の時に一時的に出血しているのであればそれほど問題がないようにも感じますが、長期にわたって血液が混じる場合は受診して原因を探査する必要がありそうです。2008/02/27 17:09 -
急なことで非常に驚かれたことと思います。
ご使用になられた「メモA」について内容を調べてみましたら、グルコン酸クロルヘキシジン(殺菌消毒剤)、アラントイン(消炎剤)、塩酸ジブカイン(局所麻酔)が含まれているようです。したがって、軽い切り傷程度でしたら所期の対処は十分だと思います。傷の大きさや深さによっては縫合が必要になりますが、写真を拝見する限りですと縫合まではしなくてもよさそうにみえます。
あとは痛みや腫れ、化膿がある場合は診察を受けて適切な処置をしていただいたほうが良いです。
どうぞ、おだいじになさってください。2008/02/27 16:32 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
大変ご苦労されていることと心中お察しいたします。
リンパ管拡張症という診断が出ているようですので治療のメインになってくるのが、やはりステロイドかと思います。副作用が出やすい場合には他の「免疫抑制剤」を併用することもあります。利尿剤は(個人的意見ですが)ケースバイケースで使用しています。免疫に関係している消化器病ですので、それ以外にも食事管理も非常に重要となります。
内科治療が主となりますので、投薬はおそらく長期にわたって必要になることが考えられます。従いまして、信頼の置ける獣医師の指示に従って治療に望むのが良いかと思います。
ご参考になれば幸いです。2008/02/26 17:00