増田 国充 先生の過去の回答履歴一覧
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他の検査はされていますでしょうか?重篤なフィラリア症の場合は、心不全や呼吸不全(運動したがらない、咳が出る)のほかに急性フィラリア症でみられるチョコレート色の尿が出たりなどの症状が目に付くことがあります。
お示しいただいた検査結果のみでは原因の特定がなかなか難しいです。それ以外の疾患についても探ってみると、診断に結びつくように思います。
2009/05/12 10:14 -
根本治療(完全に原因を除去する)を考えると手術が最も確実な手段となると思います。
内容物の吸引によって一時症状が改善することは多々あります。ただし、再発することも考えておかなくてはなりません。
ですので、やはり現状の治療方法と手術とで天秤にかけてみる事になるのではないかと思います。
短頭種ですので、当然麻酔には注意を払うことが前提となります。それほど高齢でもありませんし、血液検査上で異常所見がないのであれば過度に麻酔に対して危険性を持たなくてもよいかもしれません。他のリスク要因としては肥満の有無ですね。
他にご心配なことがありましたら、セカンドオピニオンを受けてみるのもよい方法かもしれません。2009/05/12 10:09 -
今判断できる事柄から考えますと
・肛門嚢の腫脹(炎症や、内容物の貯留)
・肛門そのものの腫脹(炎症や感染など?)
・宿便
日常的な生活でなんら異常がないようであれば肛門嚢の腫脹が可能性として高いかとは思います。とはいえ拝見しておりませんので推察の域を出ませんが、他にも異常な兆候が見られるようでしたら早めに診察をされるとよろしいと思います。2008/12/05 19:15 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 性別不明 / 年齢不明
私も猫ちゃんに皮膚の二重縫合を行うことはないのですが、考えられる目的としては
・手術後間もない時期に猫ちゃん自身が縫合糸を取ってしまうことへの対策として
・より確実な縫合のため
と思います。
また、縫合糸も獣医師によって好みがあります
・ステンレスワイヤー(いわゆる金属糸)
・ナイロン糸
どちらも皮膚縫合には良く使用されるものです。
抜糸の時期の考え方はこれも獣医師によってまちまちなのが現状です。先生が適正と判断された時期に行うのがよいでしょうね。
ちなみに私はウサギさんのような皮膚の非常に脆弱で、かつ気にしやすい性格の例では二重縫合を行うことがあります。2008/12/05 19:02 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
咳とワクチンの関係ですが、ワクチン接種後に咳が出ているのであれば、その影響はあるかもしれません。
ただ、必ずしもそれだけが原因ではない可能性もあります。いろんなものを口にしてしまう習性があるようですので、なにか刺激性のものを口にしたとか、興奮によって気道を刺激したとか…いろいろ候補はあるかもしれません。
症状に改善が内場合は早めに治療を受けられたほうがよろしいと思います。呼吸器の疾患は改善に時間がかかることがありますので、主治医の先生とよくご相談下さい。2008/12/05 18:55 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
ご心配のこととお察しいたします。
頻繁な嘔吐があるようですので、あらゆる消化器疾患について可能性を考慮していかなくてはいけないと思います。
その中で、嘔吐の内容物、いつ嘔吐が見られるのか(規則性の有無、水を飲むと吐くとか…)、お腹を痛がる仕草があるか、排便の有無(ある場合、排便の量やその他異常があるかどうか)などが判断できますと診断の上で有用です。
可能性の域を出ませんが、膵炎の可能性も疑われます。ですので、膵炎の診断に必要な検査(腹部エコー、腹部レントゲン、SPEC-cPLなど)が追加検査としてあげることができます。
現在のご様子はいかがでしょうか。
お見舞い申し上げます。2008/10/28 18:59 -
考えられることが2点あります。
ひとつは神経疾患、もうひとつは循環器疾患です。
特に高齢で興奮した時や運動開始と同時に失神する場合には後者を疑うことが多いです。
他に気になる症状はありませんでしょうか(喉に何かつかえたような咳など)?
今後同じようなことが再現される可能性がありますので、原因を調べておくことをおすすめします。2008/10/28 18:26 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
お見舞い申し上げます。
かなり重度な消化器症状が出ているようですが、IBDの場合は免疫抑制剤を使用した治療がよく行われます。但し、現在膵炎があるようですのでまずそちらの治療が何より第一優先になります。
何度か内視鏡検査を行って(おそらくその都度消化管の組織検査も行っているかと思いますが)経過を見ていただいていると思いますが、他の原因を考えますと消化器腫瘍(ダックスの場合消化器型リンパ腫)の可能性もあるかもしれません。
IBDそのものも免疫介在性の疾患と考えることができますので、根本治療はなかなか大変なものです。それに使用する免疫抑制剤の効果や副作用も考慮しなければならず、我々獣医師も苦慮することがあります。
物理的な閉塞がなければ内科治療を継続することになります。
大変ですがどうぞお大事になさってください。2008/10/28 18:20 -
ステロイドについてですが、現在服用しているステロイド(おそらくプレドニゾロンという薬剤だと思いますが…)の含有量がいかほどか判断しかねますので今の量でOKかどうかについては回等しかねます。
よく使用するのが5mg/錠や1mg/錠などですが、これだけでも5倍の開きがあります。
仮に5mg錠を飲ませていることと仮定してチワワちゃんの体重(これも体重がはっきりしないので仮に2.5kgとします)から考慮しますと0.5mg/kg/dayになりますので、よっぽど長期投与(数ヶ月とか)でない限りは糖尿を即座に引き起こすほどの量ではない可能性があります。
ただし、ステロイドの他の作用として食欲増進、多飲多尿、易感染化などはありますので、きちんとした用途で使用することが必要です。
他の診断方法を挙げるとしますと、患部の病理検査があります。病変のある部分の一部を細胞学的に検査し、原因を探査する方法です。難治性の皮膚疾患の場合には使用...2008/10/28 17:51 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
一時的な痛みである可能性はあります。が、本当に異常がないという保障はありません。
さらにまだ若いこともありますので、頭部などへのダメージも懸念されます。
詳しい落下の際の状況が判断しかねますので、これ以上のことは申し訳ありませんが断定することはできません。2008/10/13 19:14