磯日出夫 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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お困りですね。黄疸がでていることから察すると肝臓機能の問題と考えるのが一般的です。しかし、この血液所見から言えることは、BUN,CREの高値です。腎臓機能が良くありません。診断名がPCV(たぶんパルボウイルス感染症)ということですが、腎機能回復の対症療法が必要と考えます。担当医に相談してください。
2010/12/29 11:38 -
御心配ですね。12歳高齢ということで、腰がガクンと抜けることから下半身の痛み・麻痺があり、そのことによる咳の可能性があります。脊椎症(背骨の椎体と椎体が骨融合してくっつき、脊椎神経を圧迫して痛み・麻痺を起こす。)もしくは椎間板ヘルニア(椎体と椎体との圧迫があり、突出物による脊椎神経圧迫による痛み麻痺)が考えられます。
よって、担当医でレントゲン検査を受けて、診断してもらえば良いでしょう。さらに、脊椎神経の圧迫を確定するには造影検査が必要となる場合があります。その場合は造影検査の経験のある先生が望ましいです。CT、MRIの検査では確実に診断できますが、そこまでしなくても容易にできます。
治療は内科的な治療で良化しますが、進行性の病気なので完治は難しいです。外科的手術はワンちゃんの年齢、状態を考えて、担当医に相談してください。
心臓弁膜症については担当医にご相談することが良いです。ワ...2010/12/27 11:35 -
御心配ですね。7歳ということで、老化現象とは思えません。下半身の麻痺があり、ペニス露出、排便・排尿障害があるとのことから、脊椎症(背骨の椎体と椎体が骨融合してくっつき、脊椎神経を圧迫して排尿障害を起こす。)もしくは椎間板ヘルニア(椎体と椎体との圧迫があり、突出物による脊椎神経圧迫による排尿障害)が考えられます。また、前立腺の肥大・腫瘍等でも排尿障害が起こります。
よって、担当医でレントゲン検査を受けて、診断してもらえば良いでしょう。さらに、脊椎神経の圧迫を確定するには造影検査が必要となる場合があります。その場合は造影検査の経験のある先生が望ましいです。CT、MRIの検査では確実に診断できますが、そこまでしなくても容易にできます。
治療は内科的な治療で良化しますが、進行性の病気なので完治は難しいです。外科的手術はワンちゃんの年齢、状態を考えて、担当医に相談してください。前立腺肥大の場...2010/12/27 11:27 -
御心配のことと思います。私もトイプードル4頭飼っています。
さて、ご質問の件ですが、お話の内容から察するに、高齢犬では歯と歯肉が赤く腫れ、歯肉炎が始まります。それはピンク色というよりも赤色です。それに食べ物が触ると痛みがあります。しかし、あまり異常なことはないようですので、別の病気を考えると、腫瘍かどうかの見極めなくてはなりません。よって、画像診断および病理診断が必要となります。正月明けにかかりつけの病院で診察を受け、専門医が必要ならば、紹介を受けることが大切です。大切なワンちゃんを一番よく診てくれるのが主治医です。ぜひ相談してください。2010/12/25 13:57 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
お困りのことと思います。文章から、膝蓋骨脱臼もしくは十字靭帯損傷であったと推察します。術後の経過は良く、その後に疼痛および水腫の症状があることは、再発または機能不全があるものと思います。また、ジャックラッセルテリアであれば運動量が多く膝関節にたいする負荷が大きいことも原因と考えられます。いずれにしても現在、疼痛および足を付くことがで出来ない状態であれば、早急に主治医に相談すべきです。再手術という選択肢が生まれる場合もあります。その場合は一度手術した先生が良いです。前回の手術の状況を理解したうえでの再手術がレノちゃんにとって一番良い方法だと考えらます。決して困難な手術ではないものと思います。
2010/12/22 13:20 -
ご心配は良くわかります。
でも、診察しなくては始まりません。歯石か腫瘍かの区別により麻酔するかどうか?体調はどうか?猫の既往症などを総合的に判断してから、さらに飼い主との相談の上、猫ちゃんにとって良い方法、飼い主にとっても良い方法をみいださなければなりません。よって、処置の方法を考えることより、今猫ちゃんの体に起こっていることを診断してから、考えることが重要です。もし病気になっていて、手遅れになったとしたら、飼い主にとって心残りとなってします。早急の診察をお勧めします。2010/12/18 10:48 -
大変な状況であることは推察できます。
今のワンちゃんの状態については担当医でないのでわかりませんが、食事をしないのであれば点滴による栄養補給を考えますが、その前に胃チューブで液状のものを少量、頻回投与することができます。しかし、嘔吐による気道閉塞を起こすと致命的になりますので、注意が必要です。2010/12/15 10:56 -
私もトイプードル4頭飼っています。
お答えします。
避妊手術は高齢になってもお勧めします。担当医の十分な体調確認後、麻酔のリスクは最小限となります。
さて、犬の発情期に手術をしない理由として、発情徴候は陰部からの出血で始まり、その時発情ホルモンであるエストロジェンの作用で子宮内膜の毛細血管の破じょうによるものです。よって、出血しやすい状態にあるので、手術には十分な注意が必要であり発情期を避ける理由となります。したがって、発情期間は7〜30日とばらついていますので、平均10〜14日ですので、参考にしてください。2010/12/14 10:52 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
飼い主の気持ちと病状内容はよくわかります。
お答えはいくつかにわかれます。担当獣医師はCTまで検査して椎間板ヘルニアの診断をしています。さらに前立腺肥大までわかったのとこですので、直腸検査(肛門より指を入れる)で容易に診断できます。
次に、手術の件ですが、雄犬の高齢期に前立腺肥大、前立腺腫瘍は少なくありません。去勢手術でその疾患にかかるリスクを除去することは、積極的に奨める先生、または自然派先生では、そのことによる血尿・排尿困難・排便障害などの症状が出てからの対応は困難なことがありますので、予防的なワクチン同様の考え方、選択となります。
一方、内科的療法でも効果は高いのですが、去勢してからの治療はより効果的です。
最後に、麻酔のリスクと手術のリスクは担当医から十分な説明、獣医学的に根拠に基づく説明により失敗率、死亡率などの確率を聞いてから、飼い主が判断するもので、第三者の獣医師に求め...2010/12/10 21:16 -
症例は高齢で、突然の歩様異常ということか推察すると、脊椎の老齢性の変化による脊椎症が疑われます。また、突然の麻痺には椎間板ヘルニアも考えられます。いずれにしても脊椎の変化による脊髄神経の圧迫によるものです。近隣の病院にてレントゲン検査で診断することができます。症状は進行しますので、早めの受診をお勧めします。また、内科療法などで、麻痺や痛みをコントロールしてQOL(生活の質)を向上させ、残り少ない生活をよりよいものにしてください。
2010/12/04 10:07