栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|59ページ目
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膵炎のことで頭がいっぱいになってしまい、肺水腫の治療を最優先とすることができなかったのかもしれません。膵炎の際にはリパーゼ値を一番意識しますが、371では膵炎の治療を積極的に行う必要はありません。
ただ、一方で、CRP値が低かったというのも迷わせる要因ではあります。肺水腫のときにはCRPが高くなっていることが多いので。とはいえ、肺水腫の治療が確実に優先度は高くなります。
膵炎では点滴をそれなりに行うべきですが、肺水腫の場合はほとんどするべきではありません。そこが相反する治療となり迷わせてしまうこととなってしまったのかもしれません。
(あとは、想像でしかありませんが、診察の開始が遅くなってしまったことは、獣医師の判断が間違えやすい時間帯となっていた可能性もあります。診察する側も人間ですので。。)
肺水腫にソルアセトを使わない訳ではありませんが、使うのであれば、絶対に利尿剤が必要です。利尿剤無し...2021/09/10 23:43 -
獣医師の栗尾と申します。
若齢時の肝酵素値の上昇についてはまず門脈体循環シャントと呼ばれる病気を疑うことがあります。
門脈体循環シャントは「血管の走行が異常である」という病気です。
そしてそのシャントと呼ばれる異常な血管は肝臓の外側(肝外)または肝臓の内側(肝内)に大別されます。
肝内の場合は血管の走行がCTで判明できるものとそうでないものがあります。そうでない場合を特別に微小血管異形成と呼ぶようなことがあります。微小血管異形成については肉眼でも判定できないため、病理検査(肝生検)にて断定することが一般的です。(ただし、微小血管異形成については病理検査でも断定することは非常に困難であることと、根本的な治療法はありません)
他には
・食べ物の影響
・寄生虫やウイルスなどの感染症
・肝炎
などが鑑別診断となってきます。
寄生虫やウイルスなどの疾患についても肝生検が必要となることがあり...2021/09/10 14:11 -
ご連絡ありがとうございました。
安定してきているのであれば、内視鏡の検査は必須ではないかもしれませんね。
少しでも参考になりましたでしょうか。
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https://loco.yahoo.co.jp/place/g-zda9kPeBFwA/review/2021/09/10 09:01 -
獣医師の栗尾と申します。
病歴や症状の進行具合から察すると、やはり心臓病や肺水腫などの疑いが強そうです。膵炎の主症状は嘔吐や血下痢、腹痛なので、吐いたのが一度だけで命にかかわることはないように思えます。
ちなみに息を引き取る際に、鼻や口から、赤っぽい液体が出てきませんでしたでしょうか?出てきたのであれば肺水腫で間違いありません。
4月と5月の段階で判明することができたか、ということですが、まず難しいと思います。心臓病の主症状は咳や失神、痩せてきたなどです。そういった症状がなければ疑わずに除外されます。膵炎も嘔吐などが何回もあったわけでなければ検査することはあまりありません。やはり診断項目から外されます。あくまで食欲がなかったり、元気がなかったりということなので、点滴をうってなどの対症療法は問題ありません。実際にそれで元気になっていたということなので、なおさらです。そして、何カ月も前...2021/09/10 09:00 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / カニンヘンダックスフンド(ロング) / 男の子 / 5歳 2ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
湿疹のようになっていますね。
リンデロンVGローションは塗っても問題ないと思います。
それで改善するかどうかは断定できませんが、発赤がみられるときには有効だと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F3QPW...2021/09/10 08:41 -
ご連絡ありがとうございました。
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ご連絡ありがとうございました。
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ご連絡ありがとうございました。
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獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
病気というのは早期発見が肝心なのは間違いないので、放置するというのはいいことではありません。
ただ、写真の感じだと非常に小さなできものではあるので、急ぐ必要はなさそうです。
あと、5歳とまだ、お若いので、悪いものということも可能性は低いかと思います。
安心しきっていいわけではありませんが、経過をみておいても大丈夫かとは思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://pet.caloo.jp/hospital...2021/09/07 20:00 -
獣医師の栗尾と申します。
一般的に
下痢や嘔吐などの消化器症状があり、アルブミンなどのタンパク値が低い場合は、まずは蛋白喪失性腸症を疑います。
リンパ腫の可能性も否定はできませんが、蛋白喪失性腸症や、その悪化した病態ともいえるリンパ管拡張症という疑いはなかったでしょうか?
リンパ管拡張症であれば、超音波検査にて十分に診断が可能です。そういうことではなかったのでしょうか?
リンパ腫であるとすると少し話が合わない点が出てきます。
・リンパ腫では血漿タンパク値はそこまで下がらないことが多い
・嘔吐や下痢の回数が少ない
・ステロイドで食欲旺盛となっていたり、エコーなどの状態も良くなっている
・出来物がない
などです。
個人的にはリンパ管拡張症でいいのではないかなと思うのですが、超音波検査で判断がつかなかったのであれば、やはり内視鏡検査かなと思います。ただ、ステロイドの治療を開始して...2021/09/07 19:58