栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|96ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
まず室内飼育であればSFTSの可能性は極めて低いかと思います。
SFTSはマダニが媒介するため、屋外に出ないと感染の可能性はほとんどありません。季節的にも冬はかなり少なくなるはずです。
また、SFTS罹患猫は、ほとんど場合で黄疸が認められます。
今回ビリルビン値が0.6と微妙な数値ですが、明らかな黄疸ではないので疑いにくい状態に思えます。
あとは国立感染症研究所に依頼することでSFTSは検査することができます。検査結果が陰性であれば確実な否定をすることができるので、検査するのもよいかと思います。
※SFTSは人にうつる可能性があり、致死率が約30%にもおよぶ疾患です。注意は必要となります。
流涎で食欲が無くなってくれば、中枢神経系の問題があるのかもしれません。
脳のトラブルですね。脳の腫瘍なのか、てんかん発作なのか、脳炎なのかなど、細かい分類までは分かりませんが、脳のトラブルの可能...2021/01/10 11:00 -
70cmの切除は珍しいと思います。もちろん状況によりますので、必要な手術だったのだとは思います。
2021/01/10 10:05 -
獣医師の栗尾と申します。
腸の切除を行っているので、栄養が吸収されにくくなっているということは十分に考えられます。
これは当然のことと思います。
ただ、食事ができていて、排便もしっかりしていれば寿命への影響はそこまでないはずです。
病気のリスクもまずないかと思います。
問題があるとすれば単純に痩せ気味のままで、体重がなかなか増えないということだけではないでしょうか。
保護されるにあたって、そこまで気にすることはないかと思います。
(あと、70cm切除とありますが、70mmの間違いではないでしょうか。さすがに70cm切除はサイズとしてあり得ない気がします。)
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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可能であれば以下より評価や感想・応援メッセー...2021/01/08 18:22 -
連絡ありがとうございます。
他に猫が2匹いるということであれば、風邪をうつしあったりがあるのかもしれません。
薬も悪くないのですが、粘液性の鼻水やひどい咳き込みでなければ、飲み薬よりも環境の改善の方が状況は良くなりやすいかもしれません。
どうしても冬になると猫は病気がちになります。こればっかりは仕方ないことですが、イメージ的には少しでも夏っぽくしてあげてください。
それで、結構変わる可能性があるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https...2021/01/07 19:50 -
獣医師の栗尾と申します。
ワクチン接種はされており、丈夫な猫であるということですが、屋外に出たり、他のペットや動物との触れ合いはございますでしょうか?
もしそういうのがなければ、環境による影響が強いかもしれません。環境というのはやはり季節的な部分です。
猫はとにかく寒さに弱いので、しっかり暖めてあげる必要があります。
室温を今より2~3度高くすることを意識してみるのはどうでしょうか。
あとは湿度です。乾燥すると、ウイルスなどの病原体は活動しやすくなる傾向があります。
湿度をがんばって40%以上にするなど、しっかりした加湿対策も非常に効果的ではないかなと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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可能であれば以下より評価や感...2021/01/07 18:10 -
獣医師の栗尾と申します。
腫瘍の種類にもよりますが、一般的に悪性腫瘍の場合は手術で完全切除が困難な場合は、腫瘍の拡大を防ぐ方法はほとんどありません。
抗炎症薬は痛み等をおさえたりするのには良いかと思います。
あとは抗癌剤の治療をしたり、部分的にレーザー蒸散などをしたりでしょうか。
ただ、かなりの高齢でもあるので、なかなか効果は見込めないかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
https://loco.ya...2021/01/07 18:04 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミックス・その他の猫種 / 男の子 / 13歳 0ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
・CT検査の目的は手術できるかどうかの判定となるかと思いますが、そもそも膵臓は手術の適応となることがほとんどありません。ましてや腎臓が悪い状態ではなおさら手術は困難かと思います。CT検査のメリットはほとんどないといってよいかもしれません。もちろん膵臓以外に問題がないか確認はしやすいかもしれませんが、麻酔をかけることすら厳しいのではないでしょうか。
・ガンであれば基本的に治るものではないので、延命になるかといえば間違いなく延命治療になるかと思います。ガンの治療というのはそういうものです。それでも少しでも長く生きて欲しいという期待がある場合は治療をしてあげるべきかと思います。獣医師はそういう飼い主様に寄り添うのが仕事となります。一方で、延命治療を希望しないときは、弱っていくのを受け入れて、ただ見守るというのも選択肢のひとつです。
・呼吸が苦しい場合は酸素室は...2021/01/05 13:15 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミックス・その他の猫種 / 男の子 / 13歳 0ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
病歴に関することは伝わってきたのですが、結局、質問というのは何でしょうか?
聞きたいことがはっきりしないと、回答が難しいかもしれません。
今のところ、腎臓病や膵臓の病気、胸水を病気としてもっている猫の報告になっています。
どうぞよろしくお願いいたします。2021/01/05 10:44 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 女の子 / 6歳 8ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
結論から申し上げますと、まず問題ないと思います。
真空パックのものでなければ、乾燥剤入りの薬品でもありません。
ほとんどの薬剤は空気に触れても劣化することはありません。
多量の水分に触れなければカビがはえたりすることも、ほぼありえません。
(中には光に弱い薬剤や、温度に注意しないといけないものがありますが、そのようなものは特別に注意書きなどされています)
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://pet.caloo.jp/hospitals/...2021/01/04 19:31 -
獣医師の栗尾と申します。
率直に申し上げ、担当の先生はかなり頑張られたなと感じました。
気管チューブを装着しはじめてから丸一日以上維持させることは、犬では極めて大変な労力や体力が必要となります。
このような早さとありますが、誤嚥性肺炎や抗がん剤治療中とあれば半日と持たないことが多くあります。
その中で非常に長く頑張られたとは思います。
麻酔も入れられているというのは相当な本気度がうかがえます。
想像以上に早く重篤な状態になってしまったのは当然というわけではありませんが、十分起こりえることです。何もおかしなことはありません。
何より、それだけのことをして助からなかったのであれば、どうしようもなかったかと思います。
咳の症状がみられるまでは元気だったとありますが、あくまで持病があったということです。
完全な健康体ではなかったのは明白ですので、そういう意味でも急変したとかいう話はありえる...2021/01/04 18:21