栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|94ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
食べ過ぎて嘔吐することは十分に考えられます。
体重が増えているのであれば、ダイエットと言わなくても増やさないように意識することはよいことかと思います。
ちなみに食欲のある猫が吐くこと自体はほとんど問題ありません。
健康な猫でも毎日のように吐く子もいます。
私自身も猫を飼っていますが、3日に1回は吐き続けています。それでも十分健康体です。
ダイエットさせたくなければ、しなくてもよいかと思いますが、吐くのは吐くんじゃないでしょうか。
もちろん、それでも大した問題ではありません。
パッケージの推奨量というのはあくまで目安であり、飼育環境や遺伝的要素、運動量や食事の時間にも、その影響は大きく左右されます。
ふつうにダイエットしてください
で良いように思えます。
どうぞよろしくお願いいたします。
******************************...2021/01/31 14:34 -
獣医師の栗尾と申します。
ビリルビン値と血糖値が高いとなると、やはりまっさきに糖尿病を疑います。
ただ、そうでないとなると、次に腫瘍性疾患を考えます。
猫は胆管癌の発症率が高く、レントゲンやエコー検査で発見することはかなり難しいときがあります。
点滴等で改善しない場合はそういった、いわゆる治らない病気というのを視野に入れておく必要があるかもしれません。
食事がとれない状態では点滴を続けるしかありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
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https://p...2021/01/31 14:28 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 19歳 8ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
僧帽弁での問題をかかえていること+ピンクの血が混じった液が口から出ていたこと+呼吸が荒くなっていたこと
=肺水腫の存在を強く疑わせます。
もちろん、レントゲンなどで確認をしないと確実な判断はできませんが、可能性は高いと思われます。
ただ、肺水腫の治療は必ずしも助かるわけではありません。
病院に連れて行ったとしても年齢的に相当厳しかったと判断できます。何より数日食べていなかったということなので、限界にきていたと思われます。
脳梗塞というのはもちろん否定できず、可能性はありますが、症状が異なるように思えます。
脳梗塞の場合は一般的に頭痛により悲鳴をあげたり、フラフラになり歩けなくなったり、手足が硬直するような神経症状が出るような気がします。
これもMRIなどの検査をしないと判断はできないので、今となっては考えても仕方ありません。
担当の先生から
・心臓病がある...2021/01/27 17:10 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 女の子 / 6歳 8ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
血尿の際には一般的に尿検査や超音波検査を行います。
そこであまり問題がなければ、正直、かすり傷程度の出血ということになります。
血尿というのは色が変わるので驚かれるかと思いますが、あくまで赤血球が少し混じった尿ということです。
気温が下がる冬の時期は膀胱炎も増え、血尿がみられることはしばしばあります。
元気で食欲があればなおさら焦る必要はありません。
そういうこともある程度にとらえていただく必要があるかもしれません。
抗菌薬等を続けて、定期的に尿検査などをしていくしかないかもしれません。
パニックになるような状態ではなさそうに感じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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可能であれば以下より評価や...2021/01/24 20:48 -
獣医師の栗尾と申します。
若齢時に肝数値が高いとなると、確かに遺伝的な問題か食事の影響が考えられます。
仮に食事の影響であれば、食事を変えれば済む話であるということと、内服で正常になることも十分ありえます。
1週間で完全には下がりきらないかもしれませんが、ある程度の傾向はみえてくるかと思います。
安価=粗悪というわけでは決してありません。我々人間が、スーパーのお肉を食べるのと、A5ランクの高級肉を食べるのと健康に違いがあるかというのと同じ話になります。
食事の影響であれば、食事が悪いというわけではなく、あくまでその食事が、その猫には合わないという判断となります。これも例えるなら、人間でもお酒が飲める人と、飲めない人がいるのと同じ話です。
一方で、もともと肝臓に疾患をかかえているケースもあります。代謝異常や血管の病気などが候補となります。ただ、2頭同時となれば可能性はやや低いかもし...2021/01/23 17:22 -
獣医師の栗尾と申します。
避妊手術後に元気がなくなるのはよくあることです。
一般的なことであり、およそ半分くらいの元気さが数日続きます。
4,5日すれば元通りになってくると思われますので、そのままにしておいてあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://www.youtube.com/channel/UCymyK5FjUmS6F...2021/01/23 17:10 -
獣医師の栗尾と申します。
若齢期にはカビによる皮膚症状が出てくることがよくあります。
猫カビは赤い出来物というよりは、脱毛がみられ、白っぽくなることが一般的です。
また耳や手足の先に好発するという特徴もあります。
猫カビであれば顕微鏡で確認ができます。
まだ結果が出ていないということであれば、培養検査などをされているかもしれませんが、微妙かもしれませんね。
何かはみてみないと判断できかねますが、カビではないのかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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https://search.google.com/local/writereview?placeid=ChIJA1BzT_-fWj...2021/01/21 09:38 -
獣医師の栗尾と申します。
朝に元気だった子が急死となると、心臓病と考えるのが妥当かと思います。
むせている感じ、ピンクの液体、肺からの出血、濃い血液など
そのあたりが心疾患を示唆しています。
よくあるパターンとしては、心臓内にある弁と乳頭筋とつなぐ腱索が切れることで、急性の肺水腫を引き起こし、呼吸ができなる現象です。
年齢的にも心臓が弱ってきていてもおかしくないので、もしかしたらそういうことではないかと思いました。
心臓病は突然のお別れとなるケースが多々あります。
担当の先生もさぞ驚かれたことと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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■評価をお...2021/01/19 12:12 -
獣医師の栗尾と申します。
肝臓に腫瘍があるとのことですが、手術での摘出は難しい状況ということでしょうか。
肝臓は大部分を切除しても問題ない臓器ですので、まずは摘出できるかどうかを検討する必要があります。
ただ、腹水がたまっているということなので、なかなか困難なステージなのかもしれません。
トセラニブについては副作用が極めて少ない分子標的薬という薬剤に分類されます。
正常な細胞にはほとんどダメージがありません。
なので比較的安心して使用が可能ではありますが、肝臓の腫瘍に対してどの程度の効果があるかは不透明なところです。
こればかりは試してみないと分からないかもしれません。
理想的には肝細胞癌なのか、肝膿瘍なのか、リンパ腫なのか、その他の腫瘍なのか、詳しい病理学的な診断名が欲しいところです。
どうぞよろしくお願いいたします。
****************************...2021/01/18 15:20 -
見た目には判断ができません。
触診でないとわかりにくいかと思います。
飼い主様自身で判断は難しいはずです。
われわれ獣医師は触ったときに、すぐに外れるか、戻りにくいか、そういった感触で判断します。
カクカクするということでグレード2~3という判断かもしれません。
グレードが3になるとカクカクしにくくなります。それは外れっぱなしの状態となるためです。
あくまで症状があまりなければ、手術のメリットは少ないかもしれません。
症状を改善させるための手術なので。
急速に悪化するものでもなく、命にかかわるものでもありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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■評価...2021/01/18 12:35