栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|97ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ブリティッシュショートヘア / 女の子 / 13歳 10ヵ月
獣医師の栗尾と申します。
後ろ足を引きずったり、尿漏れがあるということで介護が必要なのはそうなのかもしれません。
ただ、人間のように車椅子の補助をしたり、バリアフリーの有無を意識したりは必要ありません。
ちゃんと飲食ができているか、排せつについては大丈夫かをみてあげれば大丈夫です。
もし、移動が難しい場合は、食器を近づけてあげたり、おむつをつけてあげたりでよいかと思います。
移動ができるときは、また、下手に落ちたり、段差などに注意が必要となります。フラットな環境で、できれば狭い空間での飼育が良いかもしれません。
あとは、神経の圧迫ということであれば、飲み薬などで回復していく可能性もあるかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償...2021/01/04 14:50 -
獣医師の栗尾と申します。
黄疸というのは肝臓が原因でも起こりますし、貧血が原因でも可能性があります。
詳しく検査を受けたいけど、移動ができないとなるとどうしようもないのではないでしょうか。
そこはあまり深く考えても仕方ありません。
CT検査が必要かどうかもよくわかりません。
まだ1歳ということなので、腫瘍性疾患ではなさそうだなというのは感じます。
そうであればウイルスなどの感染症や中毒、血液や血管系の病気の可能性を考える必要あります。
いずれにしても病院で検査しないとわからないところですが、少なくともウイルスに関する検査は一通りしておく必要があります。
エイズ、猫白血病ウイルス、FIPウイルスなどです。
まずはそこではないでしょうか。
感染症であれば、場合によっては治療が難しくなります。
中毒であれば点滴等で対処するしかありません。
血液の病気であれば内服薬での対策となります。
血管...2021/01/04 10:51 -
獣医師の栗尾と申します。
抜けそうな歯が痛くて、口を震わせているのであれば、歯は抜いてあげるべきとなります。
グラついている度合いによりますが、触って動くくらいグラついてるのであれば、引っ張って簡単に抜くことはできるかと思います。
もちろん動物病院にて処置してもらうべきかと思いますが。
なお、無麻酔で抜歯するリスクというのは、動物側にはほとんどありません。
問題は抜く側、要は先生がかまれたりするリスクがあります。なので、無麻酔で抜歯をしたがる先生は少ないかと思います。
抜歯後のリスクというのもほとんどありません。もちろん出血は一時的にありますが、たいていすぐに止まります。
(血液疾患というのが気にはなりますが)
嫌がる場合は抜くことが難しいかもしれませんが、可能であれば抜いてあげるべきなのかもしれません。
麻酔無しで抜けなければ、、、それはあきらめるしかありません。
どうぞよろ...2020/12/27 21:05 -
獣医師の栗尾と申します。
神経症状を持病としてもつ子でも妊娠して出産まで至るケースは十分にあります。
リスクは少々上がるかもしれませんが、産めないということはないと思います。
遺伝については、前庭疾患そのものが遺伝する可能性は否定できません。
しかし、必ず遺伝するともいえないので、そこまで気にしなくてもよいのではないでしょうか。
奇形については前庭疾患や神経症状と関連することはないかと思います。
ただ、飲み薬は奇形に関係する可能性があるので、妊娠が発覚したら、飲み薬については可能な限り控える方がよいかもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見はすべて無償で行っています。
可能であれば以下より評価や感想・応援メッセージなどをお願いいたします。
■評...2020/12/27 20:46 -
胎仔がいたとしても避妊手術は可能です。もちろん費用やリスクは多少上がるかもしれませんが、胎仔がいる状態での手術はよくあります。特に野良猫の手術では当たり前のこととなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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■評価をお願いいたします
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https://pet.caloo.jp/hospitals/detail/340232
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■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
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■そのほか応援メッセージなどあれ...2020/12/26 16:34 -
獣医師の栗尾と申します。
順に回答してまいります。
1)こうなった際はもう手立ては無いのか?+利尿剤を打てばよかったのではないのか?
→ 手立てがないというのはよくわかりません。腎臓病に対する静脈点滴というのは一般的な治療になります。静脈点滴以外に何かないかということであれば飲み薬や食事管理ですが、そのあたりも、もう対策されていたのではないでしょうか。利尿剤については点滴量に対して尿の出具合が悪ければ投与をすることがあります。しかし、尿がしっかり出ていれば、必須のものではありません。
2)いつ嘔吐していたのか?気がついて頂いてた段階で点滴を止めていたら、この様な状態にならなかったのでは無いか?
→ いつ嘔吐していたのかはもちろん私には分かりませんが、点滴をしている間であることは間違いないでしょう。嘔吐をしていた時に点滴を止めていればということですが、それは真逆かと思います。通常、嘔...2020/12/25 19:21 -
獣医師の栗尾と申します。
以下に順番に回答いたします。
①避妊手術を前に妊娠してしまったら猫の場合は産ませるしかないのでしょうか?
→ 妊娠しても避妊手術は可能です。もちろん胎仔は助かりませんが。妊娠が発覚しているうえでの避妊手術は特に問題ありません。人権などがある訳ではないので。なんだか可哀想という理由であれば仕方ありませんが。
②猫の中絶手術とかはあるのでしょうか?
→ 中絶用の注射液は一応あります。ただ、海外製品であることと、母体のへのダメージが大きくなる可能性があるので推奨はしにくいものです。
③また人間のように猫の妊娠がわかるような検査薬等はありますか?
→ 残念ながら猫用の妊娠検査薬はありません。交配30日以降であれば超音波検査などで病院での検査は可能かと思います。
④雄猫の去勢手術は6ヶ月位では早過ぎなのですか?
→ 早すぎることはないと思います。体格がしっかりしていれば4...2020/12/25 18:24 -
獣医師の栗尾と申します。
1日6回程度の排尿は正常だと思います。
飲水量も問題ない量です。
(糖尿病であれば、体重5kgに対し、500ml以上水を飲みます。)
便については数日程度でもとにもどれば大丈夫ですが、どんどん状態が悪くなる場合は注意が必要かもしれません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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■公式動画のご視聴・評価をお願いいたします。
https://www....2020/12/24 02:05 -
獣医師の栗尾と申します。
17歳というとかなりの高齢となります。
個人的にはそこまで高齢になると食べなれたものでよいのではないかと思います。
一応ですが、
心臓病:塩分に注意
腎臓病:タンパク質に注意
となります。
なので、糖質がおすすめになります。
白米やパンなどでしょうか。
ご検討くださいませ。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
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...2020/12/22 19:36 -
獣医師の栗尾と申します。
意見は分かれるところかと思いますが、、
多くの場合、
①初期 経過観察 運動制限 塩分制限など
②中期 内服薬 低用量
③後期 内服薬 中用量
④末期 内服薬 高用量 手術も検討
というイメージかと思います。
現在のところ犬の僧帽弁閉鎖不全に対する手術は腱索の再建が最もよく用いられる手法ですが、腱索が悪くなる末期の状態でないと手術は効果が得られにくいかもしれません。あとは手術により完全に治るというよりは④末期→②中期にもどすというイメージが正しいかもしれません。なので、現在①初期であれば、それ以上おさえることは難しいと思います。
結論的には経過観察でよいかと思います。
飲み薬などを開始するのも悪くはないですが、まだ若いのでそんなにすぐに調子が悪くなるとは考えにくいかと思います。
今、2歳ということですが、飲み薬などで10歳以上まで生きることも十分に可能かと思...2020/12/22 15:30