だいじょうぶ?マイペット

栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|93ページ目

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  • 甲状腺機能低下症と膵炎について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 女の子 / 7歳 10ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    入院が必要だったかどうかはなんとも言いづらいところです。元気さなどの見た目も重要なので。いわゆる視診ですね。
    ただ、検査値(LIP 215)で膵炎というのはかなり厳しめの診断かと思います。
    本当の急性膵炎であればLIPが1000以上となり、頻回の嘔吐や真っ赤な血便が出てきます。
    慢性膵炎であってもLIPが300以上にはなるのかなと思います。
    一般的にLIPが200程度であれば胃腸炎という判断となるような気がします。
    胃腸炎であれば、腹痛が伴いますので、腰を丸くするようなしぐさがあらわれます。
    ヘルニアかどうかはレントゲン撮影も重要ですが、触診にて痛がるか反応をみることが最重要です。
    腰をさわって痛がっていたのでしょうか?
    そうでなければ、ヘルニアでもなく、膵炎でもなく、胃腸炎ということで良いような気もします。
    ただ、胃腸炎であれば嘔吐や下痢などのいわゆる消化器症状が確認できてもよいよ...

     2021/02/04 14:29

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  • 僧房弁閉鎖不全症と膵炎 肺水腫について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 女の子 / 14歳 6ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    お話の内容だと確かにおかしな点が何点かあります。

    ・「年齢相当の心雑音」というのはかなりおかしな表現です。高齢で足腰が弱ったり、視力や聴力が低下したりというのは人間を含めてすべての動物で起こりえますが、心雑音はそうではありません。高齢になって心雑音が聞こえる犬は10%もいないかと思います。足腰が弱るのはほぼ100%見受けられます。要は、心雑音を年齢のせいにしてはいけないということです。心雑音はあきらかな異常であり、それなりの処置が必要となります。

    ・BUN/CREは40を超えると腎前性腎不全という評価になります。BUN57.7、CRE0.39であればBUN/CRE=148となり、心機能がかなり弱っているはずです。つまりはピモベンダンなどを用いた心臓のケアが必要となるはずです。BUNが下がったわけでもないので、薬をやめるというのはよくわかりません。おそらくは内服による影響で膵炎になってしまったのでは...

     2021/02/04 14:13

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  • 口内のしこりについて

    質問カテゴリ:
    歯・舌・口の異常

    対象ペット:
    / ポメラニアンとマルチーズ / 女の子 / 6歳 0ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    口内炎の可能性もあるし、エプーリスというような良性腫瘍の可能性もあるし、メラノーマのような悪性腫瘍の可能性もあるといった状況かと思います。

    左右にあるということなので、悪性腫瘍ではないのかなとも思いますが、どうしても気になるようであれば、病理組織検査が必要です。
    ということで動物病院にて検査を受けるのが最善となります。

    いわゆる、できものというのは見た目では判断がつきにくいものです。ただ、認知しておかないといけないのは、犬は口腔内の悪性腫瘍の発生率が高いということ、年齢的には十分ありえるということです。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/02/04 13:50

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  • 肛門狭窄の猫

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / ラガマフィン / 男の子 / 0歳 4ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    記事の出どころはどこでしょうか?
    どういう手術かがいまいちよくわかりません。

    また、肛門括約筋を切除されてからそれなりに時間が経過していれば、なかなか肛門の再建は難しい気もします。

    あとは何より、肛門から(お尻から)便が出ているのであれば、あまり問題はないような気もします。
    下手に手を加えると、状況が悪化してしまう可能性もなくはないので。
    もちろん排便ができなければ、大問題ではあるのですが、トイレができているのであれば、再手術の必要性が低いように思えます。

    ただ、記事の出どころ次第ではなるほどと思えるような可能性もあります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/02/04 13:44

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  • 腎臓病 カルシウムが高い

    質問カテゴリ:
    眠れない / その他

    対象ペット:
    / 雑種 / 男の子 / 16歳 8ヵ月

    あくまでカルシウムを意識する場合ですが、

    ・乳酸リンゲルよりも生理食塩水の方が良いはずです。理にかなっています。ある程度、食事がとれていれば、電解質バランスを崩すということは意識する必要はありません。他の猫の話はたまたまか、他の要因が考えられます。

    ・利尿剤は腎臓に良くないというのは認識として正しくはありません。腎臓の治療に利尿剤を使用することは一般的です。「腎臓 治療薬」と調べていただけたら、利尿薬が必ずといっていいほど治療薬にあがっています。正しい使用をすれば問題ありません。トイレに何回も行っているということですが、腎機能低下による尿量の増加と、利尿剤による尿量の増加は作用機序が異なります。あくまでカルシウムを排せつさせることのためには利尿剤の使用は問題ありません。使いたくないということであれば仕方ありませんが。

    ・T4が0.85というのは低値という判断になってもおかしくありません...

     2021/02/03 22:08

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  • 腹部の脱毛、発疹について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / ミックスキジトラ / 女の子 / 3歳 7ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    脱毛部位がどんどん広がるようであれば、ダニなどの寄生虫疾患を疑いますが、正直、室内飼育の猫では稀なので、一般的にはストレスやクセではないかと判定されることが多いです。
    発疹はなめすぎてできているように思えます。
    かゆみ止めなどの成分が入った塗り薬をぬってあげたり、飲み薬をするのがまずは良いように思えます。
    もちろん服を着させるのもありだと思います。
    ただ、猫の多くは服を着させると動きが鈍くなります。
    服によるストレスはそこまで気にしなくても大丈夫かと思います。個人差があり、着させてみないと、はっきりとはわかりませんが。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/02/02 20:34

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  • 腎臓病 カルシウムが高い

    質問カテゴリ:
    眠れない / その他

    対象ペット:
    / 雑種 / 男の子 / 16歳 8ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    血液中のカルシウムイオン濃度が高い場合はまず、PTHというホルモンの測定が必要になります。
    問題が上皮小体にあるかどうかということです。甲状腺とは異なります。
    もし、異常があれば、上皮小体の摘出手術が適応となりますが、高齢ということもあり推奨しにくいかもしれません。
    反対にPTHが正常であれば、腫瘍性疾患の有無を探ることとなります。
    ガンがないかどうかということですね。
    ガンが見つかれば、抗癌剤や腫瘍の摘出手術などを検討しないといけません。
    ただ、これも腎機能が弱ってきている猫では推奨しにくいかもしれません。

    カルシウムが高いときは静脈点滴をしたり、利尿剤を投与することである程度改善させることは可能です。

    T4が0.85というのが本当かな?というのも若干思うところではあります。

    、、、とはいえ、まずはPTHの測定ではないでしょうか。そこは最低限必要な検査となります。
    ...

     2021/02/02 20:28

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  • 認知症?食べすぎの嘔吐

    質問カテゴリ:
    体重の異常 / 食欲の異常 / 食事、栄養について

    対象ペット:
    / ミックス / 男の子 / 6歳 0ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    食べ過ぎて嘔吐することは十分に考えられます。
    体重が増えているのであれば、ダイエットと言わなくても増やさないように意識することはよいことかと思います。

    ちなみに食欲のある猫が吐くこと自体はほとんど問題ありません。
    健康な猫でも毎日のように吐く子もいます。
    私自身も猫を飼っていますが、3日に1回は吐き続けています。それでも十分健康体です。

    ダイエットさせたくなければ、しなくてもよいかと思いますが、吐くのは吐くんじゃないでしょうか。
    もちろん、それでも大した問題ではありません。

    パッケージの推奨量というのはあくまで目安であり、飼育環境や遺伝的要素、運動量や食事の時間にも、その影響は大きく左右されます。

    ふつうにダイエットしてください
    で良いように思えます。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ******************************...

     2021/01/31 14:34

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  • ご飯を食べず治療中です

    質問カテゴリ:
    食欲の異常 / 尿の異常 / 吐き気

    対象ペット:
    / ミックス / 女の子 / 13歳 0ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    ビリルビン値と血糖値が高いとなると、やはりまっさきに糖尿病を疑います。
    ただ、そうでないとなると、次に腫瘍性疾患を考えます。
    猫は胆管癌の発症率が高く、レントゲンやエコー検査で発見することはかなり難しいときがあります。
    点滴等で改善しない場合はそういった、いわゆる治らない病気というのを視野に入れておく必要があるかもしれません。

    食事がとれない状態では点滴を続けるしかありません。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    ************************************

    konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三

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     2021/01/31 14:28

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  • 死因について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 19歳 8ヵ月

    獣医師の栗尾と申します。

    僧帽弁での問題をかかえていること+ピンクの血が混じった液が口から出ていたこと+呼吸が荒くなっていたこと
    =肺水腫の存在を強く疑わせます。
    もちろん、レントゲンなどで確認をしないと確実な判断はできませんが、可能性は高いと思われます。

    ただ、肺水腫の治療は必ずしも助かるわけではありません。
    病院に連れて行ったとしても年齢的に相当厳しかったと判断できます。何より数日食べていなかったということなので、限界にきていたと思われます。

    脳梗塞というのはもちろん否定できず、可能性はありますが、症状が異なるように思えます。
    脳梗塞の場合は一般的に頭痛により悲鳴をあげたり、フラフラになり歩けなくなったり、手足が硬直するような神経症状が出るような気がします。
    これもMRIなどの検査をしないと判断はできないので、今となっては考えても仕方ありません。

    担当の先生から
    ・心臓病がある...

     2021/01/27 17:10

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