だいじょうぶ?マイペット

猫の皮膚型肥満細胞腫の切除について

質問カテゴリ:
食欲の異常

対象ペット:
/ ミックス / 女の子 / 13歳 2ヵ月

質問者:
千葉県 / ぶちさん

 
2022/09/18 02:04

はじめまして。この度はどうぞ宜しくお願いいたします。

5か月ほど前に飼い猫、13歳の額に3ミリ程の白い粒状のできものを見つけ、かかりつけの獣医に見ていただきましたが悪いものではなさそうとの事で経過観察しておりました。
先日、大きさはほとんど変わっておりませんでしたがやはり気になり、細胞診をしていただき肥満細胞腫と判明しました。病理検査にも出して、ほぼ良性の挙動を示すタイプとされました。
超音波検査でも内臓に腫瘍等は見つかりませんでしたので今月末に全身麻酔での切除手術を予定しております。本猫はいたって健康で食欲もあり腎臓等の数値も比較的、良好です。
しかしながらその後、猫の身体を調べていました所、左足の付け根あたりに似たような白いできものを見つけました。
幅2ミリほどで額にあるもののように粒にはなっておらずわずかに指に触れるくらいのシコリです。
これが肥満細胞腫であった場合には多発性と呼べるものでしょうか?他には無さそうですが、これから出てくるかと心配です。
内臓からの転移ではなく、皮膚型であった場合も複数できることは通常、あることですか?
また、隈なく調べたつもりではあるのですが他にもあるかもしれない皮膚腫瘍を見落としてる可能性のある手術に疑問を持っています。
見落としの可能性を残したまま予定通り、今月末に切除手術をする事は意義のあることでしょうか?
(画像は新しく見つけた左足のできものです。まだ肥満細胞腫と判明した訳ではありません。)

  • 補足画像

皮膚型は一カ所だけのことが多いのですが複数箇所の場合も御座います。
複数箇所の場合には、原発が内臓に無いかどうかエコーで調べる必要が御座います。
脾臓にあれば脾摘が必要です。消化管型の場合には特に分子標的薬の選択も考えなければいけません。
今回は脾臓などの臓器に腫瘤が無いとい言うことですから、先ずは手術で摘出して下さい。
もちろん両方とも摘出することをお奨めいたします。
細胞診とは異なる結果が出る場合がありますから念のために病理検査を受けましょう。
皮膚型は良性の転帰をとり、再発しないことが多いものです。病理検査の結果を踏まえて主治医の先生とよく相談しましょう。
お大事にして下さい。

投稿者 ぶち さん からの返答

井上先生、はじめまして。この度はお忙しい中ご回答をいただき心より感謝致します。
皮膚型の場合でも複数できるとの話を伺えまして、ひとつ安心いたしました。全身状態から言って内臓原発の可能性は低いのだろうと主治医もおっしゃっていたからです。

今、私にできる事はとにかく全身を良く調べて見落としの腫瘍がないようにすることでしょうか(毛剃りをしてでも?)

手術を受けることで多くの場合は再発せず良性の転機をとるとのお話、大変に心強く思いました。本当に有り難うございます!

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