腎不全は、老齢の猫では多い病気の1つです。
初期には、点滴で症状が改善することも多いですが、やがて効果が少なくなってきます。
数値が高いようですが、現在の腎機能はどの程度なのか、診断はついているのでしょうか。
残っている腎機能と症状により、治療法も異なりますが、残念ですが、腎不全の末期には、可能は治療法はなくなります。
人では血液透析が選択されますが、猫では処置に麻酔が必要となり、有効な治療法にはなりません。
2006/05/11 00:06 参考になった! 0
井上 平太 先生からの回答
ほとんどの動物の場合には老化するとその個体により真っ先に機能低下を起こす臓器は異なるのが通例です。たとえば犬の場合には脳の機能が低下して認知症になったり脊椎が悪くなり下半身が麻痺してきたり肝不全になったり心不全になったり・・・老化の過程は色々でも全ての動物に平等に老衰は訪れます。
しかし猫の場合にはかなりそれが偏っておりほとんどの猫が腎不全を起こします。言葉を変えれば腎臓が猫の寿命のネックになっていると言う事です。
まことに残念な事ですが動物病院を変えても腎不全を治す事は出来ません。できる事はそれによる尿毒症の悪化のスピードを緩めてあげる事だけです。
今受けていらっしゃる点滴療法は動物にも飼主にも一番負担の少ない最良の方法の一つです。点滴の時間以外はチョビちゃんは家に居られるのですから。
少しでも長く一緒に居られるように、そして苦しみが抑えられるように治療を続けてあげてください。
ただし本当に最後の時が来たときには、医学的な出来るだけの事をするのか、じっと抱きしめてあげて家で過ごすのかは家族の中で話し合っておかないといけないでしょう。
チョビちゃんにとって何が一番幸せかを決められるのは17年間一緒に居た家族だけです。獣医師ではございません。
どうかお大事にしてください。
2006/05/11 00:19 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早速のご回答本当感謝しております、ありがとうございました。やはり長く一緒にいたもので最後までは一緒に元気にいてほしいて思っています。点滴という今考えられる方法でちょびが少しでも元気になれれば・・・。だけど先生のおっしゃるとおり、それは私達の人間からの立場の考え方でちょびにとってはそれがはたして幸せなのか、という葛藤に駆られます。家族で話し合ってちょびにとって一番の最良の方法を考えたいと思います。本当参考になりました。ありがとうございました。
2006/05/18 12:19
腎不全と言われました
こんにちは。1ヶ月前から猫の体調がおかしくなり、尿を異常にしたり、食欲がなくなったり、便が中々でなかったりという症状が続いていたので病院に連れていきましたところ、腎不全と言われました。年も年なのでかなりの重症と言われました。毎日点滴に通いはじめ、最初は元気になったかと思えば、又弱まったりと一喜一憂する状態でした。
そしてここ最近になり、体調の悪さがひどくなってしまいました。獣医さんに相談したら、食欲がつく、ちょっと元気になるような注射を打ってもらったのですがその日に急に歩けなくなってしまいました。獣医さんも、もう数値が高いから年もあってそのせいだといってるのですが、やはり点滴はうっているものの日に日に元気がなくなっていく愛猫をみてられません。家族みんなで助けたい、力になりたいって思ってるのですが、こういうのが初めての経験なのでどうしていいかわかりません。
ネットとかで病気を調べてはいるのですが、知識が甘く本当なやんでしまいます。病院をかえたほうがいいのですか?少しでも元気になってくれるなら努力もおしみません。よきアドバイスよろしくお願いいたします。