古井 裕二 先生からの回答
恐らく神経にあたってしまったのでしょう。筋炎をおこしている可能性もあります。普通抗生物質の注射は皮下にしますから神経に当てることはまずないです。どんなに暴れるネコでも。筋肉に注射する場合は大腿骨前方の四頭筋群に注射するのでやはり神経に当てることはいままで一度もありません。しかし大腿骨後方の二頭筋群に筋肉注射するとまれに神経にあたります(この位置に日常的に注射をしている獣医もたくさんいます、あまり痛がらないんですこの場所は)。
後遺症は残るかもしれません。
注射時に大暴れしたのなら骨折や脱きゅうがないかレントゲン撮影もしたいです。
ネコのかぜは抗生物質だけではなおりが悪いです。ウイルス疾患なので抗生物質は原則効かないのです。ただ細菌感染も考慮するので通常、使用します。
参考にして下さい。
2006/05/19 01:58 参考になった! 3
投稿者 sheby さん からの返答
古井先生、ご回答ありがとうございます。
なるほど、神経にあたってしまったかもしれないのですね。今日で足がおかしくなった注射の日より9日目、少し良くはなりましたが、いまだ左後ろ足をうさぎのように床に付けて歩いています。ただ、幸いソファー、ベッドの高さには飛び乗る事ができます。
鼻の方は薬を5日間投与後、6日目あたりからまたくしゃみをしだし、少しぐずぐずいうようになってしまいました。一度は完全に治ったかのように見えましたが、また少しずつ元に戻ってしまってるように感じます。
再度獣医に連れて行きます。
本当にありがとうございました。
2006/05/26 01:58
抗生剤注射後、後ろ左足に歩行異常が見られます。
くしゃみ鼻水がしばらく続き獣医師より錠剤が出ましたが、食事に混ぜても食べず、気の強い子なので直接口から飲ませることが出来ず一日一回の注射による治療となりました。
一日目は診察台で暴れたもののバスタオルで覆われ先生と看護婦さんで押さえられ注射も終了、帰宅後もなんともありませんでした。それが2日目に自宅でケージから出たところおしりを上下左右に揺らすほどの歩行困難な状態で、よく見ると左後ろ足がウサギのように床にぺったりつくような歩き方をしていました。病院で押さえつけられた際に骨でもおかしくなっちゃったのか、薬の影響なのか、心配ですぐに電話をしたところ、注射をしたのは左側なので影響だと、しばらく様子を見て欲しいと、骨には異常はないはずだということでした。その日は食欲も元気もありませんでした。
次の日(3日目)もまだ足は治っていなかったので注射は避けてもらい口からの液体薬投与をお願いしました。4日目5日目も口からの薬投与で鼻の治療はとりあえず終了しました。
本日で足に異常が出た注射後6日目、その後少しづつは良くなってきたものの歩くときは未だ左後ろ足をウサギのようにゆかにぴたっとつけ正常な歩行に戻っていません。以前より歩く事が減ったように思います。走る事は全く見られなくなりました。
この子は注射は今まで何度も経験してますし、こんな事は初めてです。
このまま後遺症のように残ってしまうのか、とても心配です。
食欲はあり、以前よりもっと食事を欲しがるようになった気がします。排泄は問題なく今までと変わりありません。
注射の薬は『antibiotic』とだけ聞きました。透明の液体が2センチくらい入ってました。
今年海外に引越し、この獣医師さんに初めてかかりました。この土地では評判のいい病院ではありますが、日本のペット医療から比べたら知識も経験も少ないかと感じます。歩行が戻らなければ近日中に再度獣医さんに連れて行くつもりではいますが、日本語でないのでコミュニケーションも少し難しく、こちらにご相談させて頂いた次第です。
何卒宜しくお願い致します。